山梨県笛吹市にある山梨県立博物館では、3月15日から5月6日まで特別展「武田勝頼・日本に隠れなき弓取」が開催中です。
武田勝頼
武田氏第17代当主、甲斐武田氏第20代当主。
武田信玄の四男。
母は諏訪頼重の娘・諏訪御料人(湖衣姫)
諏訪氏の名跡を継ぎ諏訪四郎勝頼を名乗り高遠城主になる。
異母兄の武田義信が、信玄暗殺未遂の容疑で処刑。
勝頼が家督を相続(信勝が元服して継承するまで後見)
武田信玄の西上作戦に参加。
長篠の戦いで、織田・徳川連合軍に大敗。
織田・徳川の反撃により東美濃岩村城、遠江二俣城、高天神城が落城。
越後の上杉家の家督争い御館の乱で景勝に加勢。
後北条氏からの養子景虎が敗れ、後北条氏との同盟か破綻。
躑躅ヶ崎館から新府城へ本拠地を移す。
信玄の娘婿木曽義昌が織田に寝返る。
駿河江尻の穴山信君が徳川に内通。
織田の東美濃から木曽へ侵攻開始(甲州征伐)
徳川の駿河から穴山信君の先導により侵攻開始。
後北条の上野・伊豆からの侵攻開始。
武田軍は大混乱になり逃げ出す兵士が続出。
天目山で自害。享年37。
山梨県立博物館ホームページ
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名門甲斐源氏武田家を滅亡させた勝頼は、暗君や愚将と言われているけど近年の研究では文武に優れていたと評価する意見もあります。