歴史探訪(11)天台宗 釈尊寺 牛に引かれて善光寺参り | 梓慕情の眼仁奈釣り日記、お散歩日記

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上田市真田の郷、東御市海野宿と歴史探訪をしたあと最後の目的地へ。
小諸市にある布引観音へ行きました。
9年ぶりに来ました。

天台宗 布引山 釈尊寺

布引観音とも呼ばれています。
奈良時代に行基により開基。



駐車場から険しい参道を歩いた先に、観音堂宮殿が断崖絶壁に立っています。
参道は、泥濘んでいる所があるので要注意です。
善光寺穴と呼ばれる洞穴があり、善光寺に繋がっていると言われています。


牛に引かれて善光寺参り
昔、強欲で信仰心が無い老婆が小県辺りの里に住んでいました。
川で布を洗濯していると牛が現れ、角に布を引っ掛けて去って行きます。
慌てた老婆は布を取り返したい一心で、牛を追いかけます。
辿り着いたのは善光寺。
牛は善光寺の観音様の化身だったとも言われています。
老婆は改心して信仰心が厚くなります。






一番最初に来たのは、幼稚園に入る前なので記憶が無いのです。

険しい道を歩いて行くんだと、良く話題になっていました。

前回の9年前は両親と自分が来ました。
今回は前回来れなかった兄妹が、自分と母親と来ました。
高齢となった母親が、もう一度行きたいと言ったので計画したのです。
お堂の見える場所で、亡き父の遺影を持ち母と兄妹で撮影しました。
この布引観音は、家族の思い出の場所なのです。
これが、ある目的の事なのです。
上田真田の郷や海野宿は、布引観音に行くために行ったのです。



9年前の記事です



観音堂宮殿



観音堂から真下を覗きました。


御朱印

御守り
思い出の場所なので、お揃いで購入しました。



千曲川



続く