異様にスムーズなフラットぴょんぴょんの動画を見つけました。

グラハム・ペインという人らしいのですが、ボードをわずかにバウンドさせるだけで

エスカレーターにでも乗ってるかのようにスイスイと浮いていきます。

何度繰り返して見てもまるでボードの方から勝手に浮き上がってるようにしか

見えない不思議。

もちろんフォイルドライブみたいなものを付けてるわけではなく完全に人力です。

 

 

ドローンで追いかけながら撮っているので艇速がどれくらい出ているか

よく分からないのですが、かなり速くないとこんなにスムーズには浮かない

気がします。

体格がガッチリした外人さんなので漕ぎ力も十分ということでしょうか。

 

使ってる道具はyoutube動画の概要欄に出ているように、

ボードが7フィートのダウンウインドボードということなのでバラクーダより少し短い。

フォイルはAxis FoilsというブランドのPNG 1150で、メーカーサイトの表によれば

面積は1778平方センチで決して大きいほうではない。

 

しかもマストが82cmということなので、私のF-ONEのマスト85cmに近い長さです。

フラットウォーターでは短いマストのほうが有利と言われてますが、

以下の動画のように長いマストでも問題無くスムーズに浮けているのは勇気づけられます。

 

 

 

 

 

 

 

グラハムさんはドックスタートの動画もたくさんアップしています。

究極のフォイリングですね。

 

 

 

私もパドルでのフラットぴょんぴょんが出来るようになったらドックスタートの練習も

視野に入ってます(笑)

これが出来るようになったらビーチでの注目を一身に集めますね。

 

ドックスタートの練習についてはmj-foilさんのブログ記事に大きなヒントが

あると思います。

 

 

この記事の中の動画で、

矢作川で手製のドックで練習している場面ですが、ボードに正座の姿勢で飛び乗って

両手でボードをつかんでポンピングすることでちゃんと浮いて走っています。

 

youtubeに公開されているドックスタートの練習動画はいずれもいきなり立った姿勢で

飛び乗って何回も何回も転倒しながら上達していくというものばかりですし怪我の怖れも

大きいです。

その点、mj-foilさんの正座で飛び乗るやり方は恐怖感も少なく、安全に練習できる

逆転の発想だと思います。

正座でポンプして艇速がついてから立ち上がってさらに足でポンピングという練習につなげていけば

ドックスタート成功に近づきそうです。

 

 

お次はクレイジーな外人さんのドックスタート動画。

何と、凍り付いた川の氷を割ってドックスタートしてます。

いや~、ここまでして徹底的に遊ぶクレイジーさ、いいですねえ、尊敬します。