PSA推移の更新 | 前立腺がん闘病封じ込め記

前立腺がん闘病封じ込め記

前立腺がんの診断を2020年1月に受けた。PSA値640超、Gスコア8、多発的骨転移ありだった。手術・放射線は適応にならない。それでもあわてない、あせらない、あきらめない日々を送る。

最近のPSA推移のグラフを、昨日の診察結果を受けて更新した。



今年に入って、0.058、0.055、0.057と続いてきて、今回0.047、ということで、グラフに落としてみると、


上昇傾向を打ち消してくれたように見えなくもない。


ただ、主治医がいつも言うことだが、「誤差の範囲」かもしれない。傾向なのか誤差なのか、継続的に見ないと何とも言えないというところだろう。


主治医は、クールに、7月のCT検査、8月のMRIの検査予約を入れている。決して楽観的に見ていないのがわかる。


私も同様だ。


PSA、画像、症状、の各観点から注意深く見ていく必要があるだろう。私の場合、症状があり、楽観視できない。


私は4年前からザイティガという新規のホルモン薬を服用してきているが、ある同病ブロガーの方の情報で、そのアビラテロンの使用が次のドセタキセルの効果を減衰させる、との議論があることを知った。アビラテロン使用による、ドセタキセルのPSA奏功性という議論だ。


治療ガイドラインに詳しい文献の紹介があったが、反対論もあるようで、必ずしも減衰するという定まった見解という訳ではなさそうだ。


私の場合、アビラテロンによって一応低値を保っているが、勝負はこれからという気がしている。


ホルモン療法が奏功し続けるのか、別の二次的な療法へ行くのか、化学療法に進むとすればどういう点に注意するべきか、今のうちに、ガイドラインを読み直しつつ素人なりに理解していければと思う。