今日は、朝から一日中寒い日だった。太陽は分厚い雲の彼方にあって、地に陽がさすことはなかった。
いつもは陽が燦々とさす部屋にいて、散歩に出る時も日のあたる道を選んで歩いている。今日のような寒くてどんより曇った日に外出するのは滅多にない。暖かい部屋でぬくぬくと、我が身はなんて恵まれた境遇なのだろう。
能登半島で被災され、筆舌に尽くし難い労苦を強いられている人々のことを思うと、あまりに心苦しい。家族親戚の安否の心配、家屋の倒壊のショック、上下水道、暖かい食べ物と寝床の欠乏の不安など、限りない欠乏と将来の不安とにおののいているに違いない。救援の手がなかなか行き渡らない現状を憂う。被災は他人事ではなく、自分の明日の姿なのだ。どうか窮状を和らげてください、と祈る。
さて、その寒い外から病院に入り、いつものように、採血採尿後に泌尿器科の受付へ。
呼ばれて入室すると、主治医は、ちょっと上がったね、0.058です、と告げた。(前回は0.040)
さらに、11月下旬に行った骨シンチの結果報告があった。それによると、腰椎にホットスポットと呼ばれる病変がややくっきりとある、とのことだった。
主治医は、この程度ではなんとも言えないので、来月、新しいMRIと、外部クリニックの全身DWIBS、の画像情報を集めて、よく診てみよう、とのことだった。
PSAは、0.035(前々回)、0.04(前回)、0.058(今回)、と上がっているが、大きな上昇ではなく、詳しくデータを採りながら、総合的に診ていく、ということだろう。
私としては、横ばい範囲として、冷静に見ていきたい。