根津神社参拝と祖父母コレクション | 前立腺がん闘病封じ込め記

前立腺がん闘病封じ込め記

前立腺がんの診断を2020年1月に受けた。PSA値640超、Gスコア8、多発的骨転移ありだった。手術・放射線は適応にならない。それでもあわてない、あせらない、あきらめない日々を送る。

根津神社入り口


地下鉄千代田線根津駅から徒歩5分、今日は文京区の根津神社を散策した。



この神社には、前々から参拝したかった。



なぜなら、この神社境内にある石の鳥居は、母方の祖父が自宅の庭にあった鳥居を、昭和60年にこの神社に寄進したからだ。その鳥居をこの目で見ておきたかった。



その石の鳥居は、赤鳥居が連なってお稲荷様の本堂に導かれた最終のところに位置していた。



祖父がかつて奉納した石の鳥居


やっと確認できた!



お稲荷様の本堂




祖父母が亡くなり敷地を分割する際に、やむを得ず寄進する形で手放したのであろう。私も幼い頃、祖父母の庭でこの鳥居の周りでチャンバラ棒を振り回して遊んだ記憶がある。懐かしさがよみがえった。


祖父母の思い出って、不思議なもので、自分が祖父母の年齢になってみて、今更ながら強く湧いてくるものなんだなぁ。


祖父母に関連するセピア色の古い写真を、祖父母コレクションと称してデジタル化してスマホにいつでも見れるようにしたりしている。


今あるのは祖父母のおかげ、という思いが強い。



つつじが咲き誇る根津神社境内


今日はつつじ祭りの開催期間にあたっていて、美しい景観を見れて超ラッキーだった。



根津神社本堂


参拝者の多くは海外からの観光客だ。彼らは半袖でタトゥーありというのが多いが、もう見慣れてしまった。ありがたいお客様なのだ。今後外国人観光客が日本にどんどん訪れて来て、日本の良さを世界に広めてくれたら素晴らしい。



そんなことで、今日は懐かしい石の鳥居をみて、祖父母との思い出にしばし浸った日だった。