ドキドキ!土地の買付
いつもお伝えしているゼロ円マイホーム(賃貸併用住宅)ですが、ありがたいことに日々読者さんが増えてきているので、初めて見るよ、という方はまずはこちらをご覧ください。
賃貸併用住宅はどのようなものか、ざっくりわかっていただけると思います。
私の過去2年分くらいの通帳も公開しているので(恥ずかしいですが)興味があれば見てみてください。
賃貸併用住宅とは、自宅と賃貸が合体したような住宅です。
賃貸部分の収入(22.5万円)で、土地、建物(自宅+賃貸)を合わせた全額のローンの支払い(21.8万円)が可能なので、私は「ゼロ円マイホーム」と呼んでいます。
前置きはこのくらいにして、さて、今日は土地を購入したときの話です。
「土地の買い付けはスピード勝負」 という話。
土地を購入しようとおもおったらまず買付をします。
土地をSUMOなんかで探したら、販売を仲介している不動産業者さんに連絡して「買いたいんですけど」と要望を伝えますよね。
でも、自分がいくら「買いたい」って言葉だけで言っても、「本当に買う気があるのかな」、「どのくらい本気なのかな?」なんて売主さんも、仲介している不動産屋さんも不安になるわけです。
そこで、正式に買いたいを表明するために「買付証明書」という書面を交わします。
その時には、本気度の証明のして「手付金」というのを支払うのが普通です。
実際に提出した買付証明書がこちら↓
(「不動産購入申込書」というタイトルですね)
3470万円の土地に対し、50万円の手付金を支払っています。
ここで重要なのは、3.銀行融資の有無、と4.購入条件、です。
4.で記載している「融資特約付き」が大事です。
融資承認が希望の金額や金利で下りなかった場合、この手付金を返金してもらい白紙撤回ができる、という条件をこちらから提示するんです。
この記載をしていないと、融資承認が下りなかった場合50万円の手付金が戻ってこないという状況に陥りますので、注意してください。
もちろん、売り主さんにとってみれば「融資特約無し」で買い付けを入れてくれた方がうれしいに決まっていますし、買主として優先される可能性は上がりますが、通常ローンを組まずに現金購入する人はそう滅多にいないので「融資特約付き」で買い付け証明書を提出して問題ないです。
この買付証明書(ここでは不動産購入申込書)は、土地購入を仲介している不動産業者さんに提出し、売り主さんに連絡が行く流れとなっています。
(私の場合、土地を所有しているのが不動産業者さんだったので直接不動産業者さんから買ったというケースです)
この買付を出すまでにやらないといけないこととしては、以下の6つです。
- 決意表明
- 戦略マップ作成
- 融資額把握
- 土地選定
- ボリュームチェック
- 詳細設計
この順番を間違えると大変なことになりますので注意が必要です。
購入したけど、賃貸需要のない場所に建築してしまった!なんてことにならないように計画的に進める必要があります。
それは上記の「ロードマップ」に詳しく記載していますので参考にしてみてください。
土地の買い付けをするにも、事前の準備が必要なんですよね。
なので、土地を探し始めた頃は、行ったり来たりすると思います。
自分がゼロ円マイホーム(賃貸併用住宅)に何を求めるのか、自問自答することになると思います。
その過程で、
- 決意表明 (本当にやりたいのか?)
- 戦略マップ作成 (何を目指すのか?)
が明確になってきます。
最初から完璧なものを作って次に進もう、というよりは少し大雑把であやふやな状態でも前に少し進んでみる!というのが正解ですね。
前に進むと、景色が少し違って見えて、これまでにやってきたことを見直す気づきが得られることが多いです。
順番は大事なのですが、ひとつひとつ完璧を目指さない事。
契約などのコミット(約束)するものでない限り、とりあえずやってみる、の精神で少しずつ知見を広げていく、そんな進め方をお勧めします。
賃貸併用住宅は、周囲にオーナーさんもほとんどの場合いないでしょうし、
業者に丸投げして高額な支払いをしている人も居て混乱するし、
不動産業者さん自体があまり理解していないこともあるし、
あなたがどれだけ真剣に取り組もうと思っていても、ガイドしてくれる人がいないと、今自分が何をやろうとしてどこに行こうとしていて、今何をやればいいのかがわからない!という状況になってしまいます。
正しいやり方で、正しい順番で、納得感を得ながら進めてほしいと思います。
私自身が試行錯誤の中で辿り着いたゼロ円マイホームの作り方について、少しでもお役に立てればうれしい限りです。
今日も応援しています。