東京事変 その2 | れぽれろのブログ

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東京事変の好きな曲、続きです。
個人的な感想や想いを、あれこれぐにゃぐにゃと書きます。

・OSCA
自分は比較的大人しめの(?)曲を好きになることが多いですが、
この曲は激しめですが好きです。
冒頭のベースがいいです。歌ってしまいますね。
そして、林檎さんのクセのある歌い方、
ソロ時代にはあまりなかった感じですが、これがまた面白い。
歌詞のメロディへののせ方、これもクセがありますが好きです。
口ずさむのが気持ちいい。
間奏で各パートのちょこっとした見せ場があるとか、こういうのも好きです。
一旦曲が静まった後、テンポアップして出てくるベース。
加速感が気持ちいいですね。
ライブでは拡声器を持った悦楽編バージョン。
昔の「幸福論」や「あおぞら」を思い出します。

・ランプ
さらっとした小品(?)の中から、どうしても1曲選びたかったのでこの曲を。
自分は運転しながら車内で音楽をかけることが多いですが、
この曲は運転しながら鼻歌するのにぴったり。
自分は職場の行き帰りでランプを通ります。
そのときにこの曲が流れると嬉しい。
メロディは全部で4つ、リズムが2種類、交互に入れ替わります。
前奏と後奏のキーボードのメロディもいいですね。
交差点があって信号があって高速乗って工事現場すりぬけて・・・。
最後の方の歌詞も好きです。
単に車の運転のことを歌っているようですが、人生のようにも。
前を向いてちょうど良い速度で走り続けよう・・・!
あと、"ウインカーは最小限"は問題です。事故のもと!
真似してはいけません(笑)。ウインカーは早めに!

・私生活
すごく好きな曲。
以前にいろいろと書いたので省略します。

・某都民
ちょっとクセのある曲。
ボーカルが林檎さんメインではないので嫌いな方も
多いように思いますが、自分は妙に好きです。
3人のボーカルの声色を楽しめます。3者3様。
やや高めのテノールな浮雲さんと、渋めバリトンの伊澤さんのギャップ。
チャカチャカとメロディに絡むギターが妙に好き。
あと、3番のあとの間奏のベースが素敵ですね。
歌詞は、大人の男の子が女の子と遊ぶお店の歌に聴こえます。
どうでもいいことですが、最近たまたまこの曲を
カラオケでデュエットする機会がありました。
男性パートは、浮雲さん・伊澤さん両パートを歌うことになりますが、
この声の切り替えが意外に難しい・・・。
浮雲パートで朗々と歌ってたら、伊澤パートで声が出なくなりました。
ちょっと練習が必要ですね。

・生きる
この曲はとにかくメロディがいい!
ちょっと捻り気味のメロディ、良いですね。
微妙な半音階あり跳躍あり転調あり。
どんどん音が上がって行くのも気持ちいい。
1番は合唱、2番はバンドサウンド、この対比も好きです。
2番の最高音で微妙にテンポが揺れるところとか、気持ちいい!
いきなり合唱から始まるインパクト。
「スポーツ」の1曲目、「このアルバムはすごい!」と思わせるのに十分な曲です。
(実際このアルバム「スポーツ」は一番好きなアルバムです。)
同じようなことばかり書いてますが、とにかくメロディを声に出して歌うことが
楽しくて仕方がないような、そんな曲。
歌詞の意味は何だかよく分りませんが、というか意味なんか
どうでもよくなるくらい感覚的・身体的にすごく気持ちいい曲。
生きる喜びの根本は、意味より身体的強度!

・電気のない都市
シンプルなサビのメロディが感動的、歌詞も比較的シンプルでいいです。
当たり前のように享受している電気がなくなった瞬間。
ああ君は生きてるよ確かに。
人は何かの欠乏を感じたときに、生きていることをより実感するとうこと・・・。
自分は関西在住なので、震災&原発事故直後の関東の様子は分かりませんが、
きっとこの歌詞のような感じだったのかなと想像します。


一番好きなアルバムは「スポーツ」で、このアルバムは
全曲好きで1曲も捨て曲がない感じですが、
個々の曲になるとちょっと他のアルバムから多く選んでしまうことになりました。
(というか、「娯楽」が多い・・・。)
機会があれば「スポーツ」のコメントも書いてみようかななんて考えてます。