いつもごらんいただきまして、ありがとうございます。

 近くのハードオフでジャンクコーナーにて330円で売られていた、PS1用のメモリーカードを買ってきました。
 PS2のメモリーカードの改造のはずなのにPS1のメモリーカードを買ってくるなんて、と思われる方がいると思うのですけど、PS1のメモリーカードもPS2のスロットで普通に読み込めますし、ピン数は同じなので安いPS1のカードにしました。
 使う材料は、PS1かPS2のメモリーカードと、MicroSDカードアダプター、47Ωの抵抗と、細めのリード線です。
 リード線には大した電流は流れないので、エナメル線使う人もいるみたいですね。
 まずはメモリーカードを分解してキレイにしておきましょう。
 そして、ICチップをはじめとした高さのある部品を外せる限り外したほうが後の作業がやりやすいと思います。
 そして、使いたいのはPS1もしくはPS2のメモリーカードの端子部分なので、それらの部分を傷めないように、基板側と端子部分をパターンカットしてしまいます。
 これで、元の回路に残っている抵抗などは無視して作業が続けられますね。
 次にSDカードアダプターがメモリーカードの外にはみ出すが部分のサイズを確認しながらメモリーカードのケース部分を加工していきます。
 わたしはニッパーでカットして、簡単にパキパキっと折り曲げてから、仕上げのヤスリがけとしました。
 反対側のフタ部分のツメもMicroSDカードアダプターの差し込み深さに合わせて加工しました。
 ツメを完全に折るのもありだとは思うのですけど、少しだけツメを残したほうが、元の基盤がグラつくのを押さえるのとともに、SDカードアダプターの固定も兼ねていて、いい感じに思えたので、わたしはそうしました。

 あと、基盤からパターンカットした部分の根元側のソルダーレジストを削って、しっかりハンダがのるように加工するといいかもですね。
 あとは先にこの作業をなさった方の配線図を見ながらハンダ付けして完成ですね。
 ケースの加工と、ハンダ付けの作業の割合は、わたしはハンダ付けの方が短時間で終わったので、楽だったとおもいその部分の画像は撮りっぱぐれました。
 とりあえず組み上げて撮影したのがこちらですね。
 その後、1度目の起動確認で実は認識しなかったので、1度分解してハンダ付けの不良や導通不良が無いかチェックしたのですけど、どこにも異常がありませんでした。
 そして、1度目の動作確認のとき感じたのは「差し込みが甘い感じがした」ので、もう一度組み上げてよくみてみると、若干メモリーカードが膨らんで反ってしまっていて、端子が接触不良を起こしたらしく、修正して組み上げたところ、無事に起動確認がとれました。
 なので、いつものことですけど、テプラにて「MX4SIOもどき」というラベル作成して貼り付けました。

  時間と手間を惜しむけど、メモリーカードブートをしてみたい人のためにAmazonのリンクも貼っておきますね。

 以前に貼ったリンクはFMCBと抱き合わせだったので少し高めでしたけど、単品だとメルカリで買ったものと同じくらいの価格ですね。


 わたしのようにDVDブートできない方は、メルカリでFMCB1.966で検索してみると、お安く出品されていると思うので

そちらで買うとお安くお手軽にはじめられると思われます。

  あとはメモリーカードとMicroSDカードアダプターは、手持ちの要らないものを使ったり、カードアダプターについては100均で買い求めると、お安くお手軽に準備できるかと思います。

 

 それでは、また!