いつもごらんいただきまして、ありがとうございます。

 遠出した記事や、Amazonから届いたもので「電子パーツ」を買い漁っていたので気付いている方はいるとは思いますけど、水面下でコツコツと回路作成していました。

 こちらは「回路図の見間違い」で出来上がった「失敗作1号」です。
 回路図がところどころ単結線では無いのを見落として、いくつかの重要部分が短絡された不正回路になってました。
 当然、入力の電圧側がとGrand側が同電圧なので動作しませんでした。
 なので見難かったその回路を捨てて、別の方が作った回路図をみて作成したのが「失敗作2号」です。
 こちらは回路としては成立していたのですけど、増幅回路が何故か上手く働かなくて、入力より、出力が小さくなる、増幅回路がうまく動作しないヘッポコ回路になりました。
 当然、出力が弱いためか画像も音声もミヨシのセレクターの入力に弾かれました。
 なので、増幅回路を載せない(トランジスタを利用しない回路)に方向転換して、初代ファミコンの後期型は基盤をプラスチックケースに収めて、絶縁と端子台を兼ねたケースに収めてセパレート化してみました。
 一方初代ファミコン前期型は小さく刻んだ基盤を内蔵してAVケーブルで直接外に引き出す、内蔵型に改造しました。
 こちらの方が遥かに簡単で精度の高い工作が誰にでも出来る感じですね。

  かなり前に簡単な改造でファミコンのAV化をするキットが売られていてAmazonでは未だに扱っていますけど、値段が尋常ではないですよね。

 今回使ったのは後期型は抵抗2つと、コンデンサー2つ、ユニバーサル基盤を小さくカットしたもの。の5点のパーツとリード線、RCA端子と5個入り110円で買った絶縁ケースですので、合計500円以下です。

 前期型のパーツは抵抗3つと、コンデンサー2つ、ユニバーサル基盤の切れ端とハードオフで買った3色のRCAケーブル110円を真っ二つにぶった切ったものと、ちょっとだけ余ったリード線なので300円弱の出費ですね。

  メルカリとかにもありましたけど、AV化済みの初代ファミコンを売っている方がいますけど、とてもお高いですよね。

 なのでハードオフのジャンクコーナーから、なるべく見た目のキレイな初代ファミコンを買ってきて、300〜500円くらいのパーツ購入して自身でAV化されるのが一番確実な、安くAVファミコンを手にする方法でしょうね。


 直せるようになって、改造も可能になったら、次はホワイトニング等の新たなこだわりに突き進む段階に入るのでしょうね。


追記

 ちなみにこちらが初代ファミコン前期型を改造した方の画像ですね。
 使用した抵抗は100Ω+10Ωの110Ω、1kΩの抵抗、コンデンサーは47μFと470μFで耐圧は16Vと25Vの物にしましたけど、5Vの回路なので10Vとか16Vのもので問題はないと思います。
 こちらは初代ファミコン後期型の方の画像ですね。
 使用した抵抗は前期型と同じく(直列合成で110Ωの抵抗と1kΩの抵抗と180Ωの抵抗、コンデンサーは47μFと470μFで上記のものとの経年劣化の差を見るべく耐圧は10Vと16Vの低いものにしました。

 それでは、また!