好きというのは
その人が発する全てが特別ということだ。
手を動かしても、きれいな手だなと思い
振り向いた横顔を素敵だと思う。
おはようという声に心が落ち着き
どんな淵にいても目がいく。
それが好きということだろう。



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私が押さないと動かないリモコン。
彼が回さないと動かないネジ。
ふたりだと助かるね、君も私も。



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春はどうして嵐のあとにしかこないのだろう。
ああ、春だねって来てもいいのに。




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私がついた嘘を、君は覚えていた。
私は忘れていたけど。
君のなかにだけ存在した嘘の私はどんなだったかな。


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子どものころと、大人になった今では、性格が違う気がする。
もっと明るかったよね? もっと毎日愉しかったよね?
ちがうのかな。もう思い出せない。
それがきっと、大人になったということ。
私はきっと、君ともう一度付き合いたいのではなく
君ともう一度付き合って、ちゃんと別れたいのだと思う。



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ここにいます。
誰も見てないと安心して文字を書くけれど
ここにいます。
でも誰かが、誰もがみれる場所に書いてることも知っている。
ここにいます。
私は、私なのだ。
永遠に。
だったから上手に付き合っていくしかないじゃない。
わかってて出来ないなら、理由はきっと別の場所にある。
自分を許すことでしか、えられないものがある。
自分を律することでしか、見れない世界もある。
どうしたい? どうしよう。
「好き?」
「好きだよ」
「一緒にいたい?」
「もちろん」

そんな会話、なんて無駄だったのだろう。
もっと一緒にいろいろ行動すればよかった。
たくさん一緒の思い出をつくればよかった。