5月18日、東の空の様子です。

 

NOAAGOSE 

5月16日から18日はコロナホールの影響で宇宙天気が乱れました。

X-ray

 

●5/16 宇宙天気と地震と空の様子

太陽面A:◆◆5月16日、宇宙天気ニュースの情報◆◆

2018/ 5/16 12:23 更新

太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。太陽は無黒点です。

太陽風の速度は、340km/秒に下がり、低速の状態が続いています。

磁場強度も、4nT付近を推移しています。

コロナホールの影響はまだ到来していません。

磁気圏も穏やかで、AE指数は、300nTの小規模の変化が起きている程度で、静かな状態が続いています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、コロナホールは西半球を半分程度進み、影響の始まる目安の位置に近付いています。

27日前と比べると、コロナホールの広がりが小さくなっているので、太陽風の変化も、あまり大きくはならないでしょう。

太陽は、昨日見えていた小さい黒点は、その後すぐに見えなくなり、無黒点になっています。

その他の活動もなく、太陽は穏やかです。

 

【2018年5月16日 20時17分頃、青森県三八上北地方、M2.5、最大震度1】

【2018年5月16日 19時26分頃、長野県北部、M2.5、最大震度3】

【2018年5月16日 14時43分頃、熊本県熊本地方、M3.3、最大震度2】

【2018年5月16日 10時14分頃、長野県北部、M1.6、最大震度1】

【2018年5月16日 8時55分頃、長野県北部、M2.7、最大震度3】

【2018年5月16日 3時47分頃、青森県東方沖、北緯 40.7度/東経 142.7度を震源とするM4.3、最大震度1の地震発生。深さ約10km】

【2018年5月16日 0時18分頃、岐阜県美濃東部、M2.6、最大震度2】

 (地震情報より)

 

5月15日23時45分から16日23時45分までにHi-netが検出した地震です。

 

Hi-net自動処理震源マップ

 

5月16日の月齢(21時):1.0

 

5月16日の空の様子。

朝は目立った雲は見られませんでした。

午前中の空の写真は消えてしまいましたので、午後からの写真です。

午後辺りから、地震カラスが頻繁に鳴き始めました。

関東地方に地震がありそうです。

 

夕方5時前の西の空の様子です。筋雲が出ていました。

太陽の左側の筋雲は南の方へ向かっているようでした。

上の写真の右側(北側)です。太陽の後ろに筋雲が見られます。
太陽の右の雲は北の方へ向かっていました。
こちらは天頂の様子です。左が東、右が西です。
南西から出ていた雲は北東へ向かっているようです。
夕方6時前の北東の様子です。空が色づき始めてきました。
筋雲が北東へ集中します。
南西の空です。
上の写真の右側の様子です。筋雲が北東の方へ流れています。
真上、天頂の写真です。
夕方6時半ごろの西の空の様子です。雲が多くなってきました。
南の空の様子です。
見づらいですが、南西の空にうっすら、南へ向かう小さな筋雲がありました。
午後6時半ごろ、南西から西、北北東に向かて、大きな雲、南西~南へ小さな筋雲が見られました。
カラスは北東~東を気にしていました。
もう少し空が色づくかと思いましたが、これ以上、きれいな焼けにはなりませんでした。
最近、きれいな夕焼けや朝焼けに巡りあわず残念です
 
次の日、5月17日には千葉県東方沖でM5.3、最大震度4の地震がありましたから、カラスはそれに反応していたのかもしれません。

【2018年5月17日 12時12分頃、千葉県東方沖、北緯 35.7度/東経 140.8度、M5.3、最大震度4、深さ約50km】東京震度2

 

16日の地震を調べてみれば、東京からみて東~北東で地震があったようです()。

雲が出やすかったのかもしれません。

 

太陽面A:

この太陽面は日本では北海道や東北地方が揺れやすいように思います。

2010年に択捉島沖でM6.3の地震がありました。

コロナホールの影響が出始める太陽面です。

太陽活動によっては揺れを感じる地震があるかもしれません。体調にも注意してください。

北海道、青森県、岩手県沖、宮城県沖、関東地方など太平洋プレートの西側が揺れやすいように思います。

日本海側の地域も揺れやすいようです。

 

太陽面Aの過去の様子はこちらを見てください。

 

次回この太陽面がめぐってくるのは6月12日です。

 

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●5/17 宇宙天気と地震と空の様子

太陽面B:◆◆5月17日、宇宙天気ニュースの情報◆◆

2018/ 5/17 12:31 更新

コロナホールの影響で、太陽風が少し高まっています。

昨夜遅くから、太陽風の磁場強度が少しずつ強まり、現在、7~8nTとやや強まった状態になっています。

今朝くらいから、速度にも変化が始まり、320km/秒の低速風から、現在は、380km/秒と平均的な速度近くまで高まっています。

コロナホールの影響が始まった様に思われますが、今回はこの程度の高まりで止まるのか、もう少し変化が強まるのか、引き続き注目してください。

太陽風磁場の南北成分は、南に偏る傾向が見えています。

このため、AE指数もやや高まり、グラフの後半にかけて、300~500nTの小規模の変化が続く様になっています。

今後も太陽風が強まって行く場合、磁場の南寄りの傾向が続くかどうかにも注目してください。

太陽は、無黒点で穏やかです。

 

【2018年5月17日 18時34分頃、栃木県南部、M2.7、最大震度2】

【2018年5月17日 16時34分頃、島根県西部、M3.4、最大震度1】

【2018年5月17日 14時50分頃、有明海、M2.4、最大震度1】

【2018年5月17日 14時28分頃、沖縄本島近海、M2.9、最大震度1】

【2018年5月17日 12時12分頃、千葉県東方沖、北緯 35.7度/東経 140.8度を震源とするM5.3、最大震度4の地震発生。深さ約50km】東京震度2

【2018年5月17日 10時47分頃、宮城県沖、M3.8、最大震度1】

【2018年5月17日 7時27分頃、有明海、M2.0最大震度、1】

【2018年5月17日 7時0分頃、奄美大島北西沖、最大震度1、北緯 28.3度/東経 128.2度を震源とするM4.1、最大震度1の地震発生。深さ約130km】

 (地震情報より)

 

5月17日午前0時から18日午前0時までにHi-netが検出した地震です。

Hi-net自動処理震源マップ

 

5月17日の月齢(21時):2.0

 

5月17日の空の様子。

今朝は曇っていました。朝4時台の南の空の様子です。

筋雲っぽい雲が見られましたので、注意していました。

朝6時台、南や南西に怪しい雲が出ていました。南の空です。

南西の空です。地面が動ているようです。

もう少し、上の方(天頂)の様子ですが、やっぱり空の雲の様子が少しへんに感じます。

拡大したところです。この真下辺りの地面が動いているのかもしれません。

東の空の様子です。雲が厚くてよくわかりません。

30分後の南東の様子です。地震カラスが鳴き始めました。

南東から東へ向かて筋雲がかかっているようです。地面が動いているかな?

北側の空も薄い雲がかかっていました。

上の写真に続く、右側(北東)の様子です。

曇っているので、写真ではよくわかりませんが、地面が動いているような雲が出ています。

南の空の様子です。南の空はやっぱり、おかしいです。

この日の空は全体的に低いところに筋雲がかかっていて、普通ではなさそうでした。

晴れてきます。午後2時過ぎの天頂の様子です。細かいうろこ雲が目立ちます。

午後4時40分頃、北の空にこんな雲を見つけました!

空、低いところの雲が筋っぽくなっています。

午後6時半過ぎです。南東の空です。乱れ髪状の雲を見つけました。

地面は活発化しているようです。

西の様子です。雲が色づき始めてきました。

南の空の様子です。今日はきれいな夕焼け見られるでしょうか。

ワクワクしたのですが、

西の空が色づてきましたが、きれいな夕焼けにはなりませんでした。

 

お昼頃、千葉県東方沖でM5、最大震度4の地震がありました。

東京から見ると東、千葉県の銚子あたりに大きながあります。

南西の海底、神津島あたりでしょうか、でも地震があったようです()。

この日は関東地方では地震が多かったようです。

 

Hi-net自動処理震源マップ

 

太陽面B:

磁気圏の乱れやすい太陽面です。強い揺れに注意です。

この太陽面は2013年に択捉島でM6.2の地震が起きています。

磁気圏の乱れが起きやすい太陽面ですので、それに伴う、大きな地震も発生しやすいようです。

北海道、東北地方、岩手県沖、長野県、関東地方、熊本県あたりは強い揺れに注意してください。

磁気嵐による体調の変化にも気をつけてください。

 

太陽面Bの過去の様子はこちらを見てください。

 

次回この太陽面がめぐってくるのは6月13日です。

 

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●5/18 宇宙天気と地震と空の様子

太陽面C:◆◆5月18日、宇宙天気ニュースの情報◆◆

2018/ 5/18 13:00 更新

太陽風がやや高速になっています。磁気圏の活動も高まりました。

昨日、400km/秒近くに上がっていた太陽風の速度は、夜になるともう一段上昇して、450km/秒とやや高速になりました。

磁場強度は、昨夜にかけて10nTに強まり、速度が高まった後は、ゆっくりと低下して、現在は5nTと平均的な値に戻っています。

磁場の南北成分は、昨日のニュースの直後は北向きに振れましたが、夜になると再び南向きに振れ、-5~ -8nTの南向きが8時間続きました。

この影響で磁気圏の活動が強まり、AE指数は、700~1000nTの中規模の変化が発生しています。

その後、磁場の南向きは弱くなり、AE指数の変化も小規模になっていきます。

今回のコロナホールの影響は、この辺りがピークの様です。

今後、太陽風は次第に弱まって行くでしょう。

太陽は、無黒点で穏やかな状態が続いています。

 

【2018年5月18日 10時33分頃、福島県沖、M3.7最大震度1】

【2018年5月18日 6時36分頃、青森県西方沖、北緯 40.7度/東経 139.2度を震源とするM4.1、最大震度1の地震発生。深さ約10km】

【2018年5月18日 6時29分頃、宮城県沖、M3.4、最大震度1】

【2018年5月18日 3時42分頃、釧路沖、北緯 42.7度/東経 145.5度を震源とするM5.8、最大震度4の地震発生。深さ約50km】

【2018年5月18日 2時56分頃、千葉県北東部、M3.0、最大震度2】

【2018年5月18日 0時10分頃、紀伊水道、M2.8、最大震度1】

【2018年05月18日 10時45分、South of the Kermadec Islandsニュージーランド、南緯34.551度/西経178.416度M6.2、深さ約10.62km】

 地震情報より)

アメリカ地質調査所(USGS)より)

 

5月18日から5月19日にHi-netが検出した地震です。 

Hi-net自動処理震源マップ

 

 

5月18日の月齢(21時):3.0

 

5月18日の空の様子。

今朝5時20分頃です。

晴れていて、久しぶりに小鳥の囀りを聞きました。東の空の様子です。

雲がピンクできれいでした。

北の空です。薄い雲がかかっています。
東の太陽の後ろと、南東に凍った雲が見られました。

南東の空です。

東から天頂付近にかけても凍った雲がありました。

午前6時半ごろ、地震カラスが再び鳴き始めました。また近くで地震がありそうです。

 

前日にGOSE衛星の高エネルギー電子が急激に下がりましたから、地震があるなぁ~と思っていましたら、

釧路沖でM5.8最大震度4の地震があったようです。

 

GOSE

 

この日は、東京の周りでは、地震が多かったようです。

 

太陽面C:

日本だけでなく、世界中で地殻が活発化する太陽面のようですので、大きな揺れに注意が必要です。

3月25日、新燃岳が噴火します。

 

地震との関係はわかりませんが、3月25日ミクロネシア近海で台風3号が発生しました。

パプアニューギニア付近でも熱帯サイクロンが発生していたようです。

東シナ海から赤道付近の海面水温が高かったようです。

       

過去には、2010年スマトラ島沖でM7.2の地震が起きています。

2月26日に、福島沖でM5.7最大震度4、パプアニューギでM7.6、

3月25日に八丈島東方沖でM6.1最大震度3、フランス、インド洋でM6.3、

4月21日に千葉県東方沖でM5.1最大震度3、

5月18日に釧路沖でM5.8、最大震度4、ニュージーランドでM6.2

と27日ごとにM5以上の地震が起きている太陽面です。

 

さらに、現地の日にちかもしれませんが、2月26日あたりにサウジアラビアの大地溝帯で亀裂の報道があったようです。

アフリカも活性化しているかもしれません。

 

コロナホールの影響により、磁気圏の乱れが生じやすい太陽面ですので、日本全国的に地震も多くなりがちのようです。

北海道太平洋側、東北地方沖、関東地方沖、伊豆・小笠原諸島、西の地方は太平洋プレートやフィリピン海プレートが活性化しそうです。

太陽活動によっては大きな揺れに注意が必要です。

 

太陽面Cの過去の様子はこちらを見てください。

 

次回この太陽面がめぐってくるのは6月14日です。

 

おしまい