5月5日、朝5時半ごろの東の空の様子です。

 

●5/4宇宙天気と地震と空の様子(5月31日地震予測)

                                      

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5月4日の磁気圏は平穏でしたが、5日に変化が出てきました。

 

X-ray

 

太陽面P:◆◆5月4日、宇宙天気ニュースの情報◆◆

太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。

太陽風は、350km/秒と低速の状態が続いています。

磁場強度も、3~4nTとやや弱くなっています。

磁場の南北成分は、北寄りの傾向が続いています。

時々南向きに振れる変化もありますが、太陽風の速度が遅くなっていることもあり、磁気圏は穏やかで、AE指数はほとんど変化がありません。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、コロナホールが太陽の中心部に大きく広がっています。

地球の方向に速度の高い太陽風が吹き出しているところです。

明後日、6日頃に変化が始まりそうです。

太陽は無黒点で、穏やかです。

東端(左端)から活動的な領域が近付いている様です。

SDO衛星AIA193の写真で、明るくなっている部分です。

黒点が現れるでしょうか。

 

【2018年5月4日 21時57分頃、日向灘、M2.5、最大震度2】

【2018年5月4日 20時40分頃、茨城県沖、北緯 36.5度/東経 141.1度を震源とするM4.4、最大震度2の地震発生。深さ約20km】

【2018年5月4日 7時33分頃、西表島付近、M3.5、最大震度1】

【2018年5月4日 2時17分頃、千葉県北西部、北緯 35.6度/東経 140.2度を震源とするM4.1、最大震度2の地震発生。深さ約80km】東京震度1

【2018年5月4日 2時7分頃、千葉県北西部、北緯 35.6度/東経 140.2度を震源とする、M4.2、最大震度2の地震発生。深さ約80km】東京震度2

【2018年5月4日 0時2分頃、岩手県沖、M3.8、最大震度1】

 地震情報より)

 
 

5月4日午前0時から5日午前0時までのHi-netが検出した地震です。

 

Hi-net自動処理震源マップ

 

5月4日の月齢(21時):18.4

 

5月4日の空の様子。

 朝5時半過ぎの北の空の様子です。雲が湧きだしていました。

拡大してみました。
上の写真の左側(西側)の様子です。
上の写真の左側下(南西)にある雲のかたまりの様子です。
地面が動いているようにも感じます。
こちらは南東の写真です。雲の状態が異常です。
こちらは上の写真に続く、左側、東の写真です。明らかに地面の動きが感じられました。
午前2時ごろ、千葉県北西部でM4クラスの地震が2回地震がありましたから、その影響かもしれません。
こちらは東北東の空の様子です。薄~くですが、筋雲が見られました。
再び、北の空です。低いところにも筋雲のような薄い雲が見られました。
午前8時前頃の東の空の様子です。
まだ、薄くですが、筋雲が見られました。
上の写真に続く、右側(南東)の空にも薄く筋雲が出ていました。
ここから夕方5時過ぎの東の空の様子です。
普通に見かける雲が出ていました。最近、筋雲が多かったので、安心します。
西の空の様子です。写真ではうまく表現できませんでしたが、
太陽の光で雲が光っていてきれいでした。
南西の空の低いところに少し、怪しげな雲を見つけてしまいました。
南の空の様子です。午後6時20分過ぎ、雲が色づき始めました。
その時の南東の空です。まだ筋雲が出ていました。
こちらは東の空です。まだ地面が動いている様子です。
西の空に渦巻きになりたい雲を見つけました。クルクルっと…。
午後6時40分過ぎの南の空です。雲が色づいてました。
 
地震を調べてみると、東京から見て、左、東京湾を挟んで東に大きながあります。
千葉県北西部の地震です。
東京の北側、茨城県西部でしょうか、そこにもが見られました。
南西の怪しげな雲は神奈川県相模湾の地震の影響だったでしょうか。

Hi-net自動処理震源マップ

 

 

太陽面P:

巨大地震が起きやすい太陽面です。

過去にあった巨大地震は、    2005年 スマトラ島沖 M8.6、2009年 スマトラ島沖 M7.5、2007年 ソロモン諸島でM8.1です。

日本では、2004年 新潟中越 M6.8、1963年 択捉島沖 M8.1が起きています。

 

日本において、直近ではM6以上の大きな地震は起きていませんが、今年、起きた有感地震の震源地をみても、北日本、東日本、西日本と全国的に揺れそうな太陽面です。

九州地方、東南海地方、東・北日本太平洋側で揺れやすそうです。

地殻が活発化する太陽面なのかもしれません。

 

太陽面Pの過去の様子はこちらを見てください。

  

次回この太陽面がめぐってくるのは5月31日です。

 

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●5/5 宇宙天気と地震と空の様子(6月1日地震予測)

 

太陽面Q:◆◆5月5日、宇宙天気ニュースの情報◆◆

2018/ 5/ 5 10:41 更新

太陽風は低速です。今後、コロナホールの影響が始まりそうです。

太陽の東側の赤道近くに新しい黒点が現れ、2708群と番号が付けられています。

X線グラフに変化はなく、2708群は特に活動は起こしていません。

一方、太陽の東端から活動的な領域が近付いています。

ちょうど見え始めたくらいで、黒点の有無はまだ分かりません。

注目してください。

太陽風は、速度が350km/秒から330km/秒へ下がり、更に低速になっています。

磁場強度も3~4nTを推移していて、やや弱い状態です。

磁気圏は静穏で、AE指数は特に変化は起きていません。

太陽風磁場の南北成分を見ると、グラフの後半から南寄りの傾向になっています。

27日周期の図を見ると、太陽風磁場の大まかな方向が、「A」から「T」に切り替わっていて、この変化の影響かもしれません。

今後も磁場の南寄りの傾向が続くと、磁気圏の活動は高まりやすくなります。

 

【2018年5月5日 23時46分頃、茨城県南部、M3.7、最大震度2】深さ約70km

【2018年5月5日 21時47分頃、内浦湾、M3.0、最大震度3】

【2018年5月5日 15時43分頃、福島県沖、M4.2、最大震度3】

【2018年5月5日 12時59分頃、九州地方南東沖、北緯 30.7度/東経 131.6度を震源とするM4.3、最大震度1の地震発生。深さ約30km】

【2018年5月5日 7時32分頃、北東太平洋 (ハワイ諸島) 、北緯 19.4度/西経 155.0度、M6.9】

【2018年5月5日 7時27分頃、奄美大島近海、M3.3、最大震度1】

【2018年5月5日 0時42分頃、宮城県沖、M3.4、最大震度1】

地震情報より)

【2018年05月05日 15時19分、Philippines、北緯14.497度/東経123.931度を震源とするM6.1の地震発生。深さ約17.87km】

アメリカ地質調査所(USGS)より)

 

5月4日23時45分から5月5日5時23時45分までのHi-netが検出した地震です。 

 

Hi-net自動処理震源マップ

 

  5月5日の月齢(21時):19.4

 

 

5月5日の空の様子。

この日は快晴でした。五月晴れ。

朝5時半ごろの南東の空です。筋雲?が見られました。
雲を拡大したところです。筋っぽくなっていました。
南の空の様子もなんとなく怪しいです。
夕方6時過ぎ南西の空に筋雲が出てきました。右側に雲の塊がありそうです。
この一本筋を拡大したところです。
南西の雲の塊です。地面が動いているのでしょうか。やっぱり、筋っぽくなっていました。
カラスも南の筋雲が気になるようでした。
北東の空も怪しげでした。
 
地震を調べてみると、東京から見て、南の房総半島の突端で地震があったようで(印)。
北東の空は茨城県南部で地震が起きたせいだったかもしれません(印)。
【2018年5月5日 23時46分頃、茨城県南部、M3.7、最大震度2】

 

 

Hi-net自動処理震源マップ

 

 

太陽面Q:

比較的穏やかな太陽面です。

直近ではM6以上の地震は起きていない太陽面ですが、フィリピン海プレートが活発化するようで、西日本は特に揺れやすいように思います。

過去には、1944年には東南海でM7.9、2007年スマトラ沖でM8.6の地震が起きています。

直近では比較的穏やかな太陽面ですが、フィリピン海プレートや太平洋プレートが動きやすく、長野県など内陸部も揺れやすいかもしれません。

 

太陽面Qの過去の様子はこちらをご覧ください。

 

次回この太陽面がめぐってくるのは6月1日です。

 

おしまい