闇の傀儡師(上) | ねこに股旅

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鶴見源次郎は無眼流の剣の達人だが、御家人の身分を捨て、いまは内職で生計を立てる長屋住まい。ある日、ひょんなことから瀕死の公儀隠密に密書を託される。そこには「八は田に会す ご用心」とあった。田とは今をときめく老中の田沼意次。八は“八嶽党”。徳川将軍家が代がわりする度に、暗躍してきた正体不明の徒党である。「老中、まつだいら、さまに」と託された密書だが、しかし、松平姓の老中は三人いる。藤沢周平が愛読した立川文庫に想を得た、伝奇時代小説の傑作。




再読です。
ドラマ「大奥」を見ていて、…そういえば十代将軍家治の世継ぎ争いの小説ってなにかあったな…と思い出して読みたくなりました。

ドラマとは全然違うストーリーですが、脳内で田沼意次は安田顕さんに、松平定信は舘様に変換されてしまいますね。
ちなみに大奥の女性たちはこの小説には出てきません。

再読とはいえ何年ぶりかもわからないくらい前なので、内容が全く記憶にないです。
おかげで新鮮な気持ちで読み進めております。
感想は下巻を読了後にまた書きます。




骨折してしまいました。
痛いよお(泣)
牛乳を飲めば早く治るという都市伝説を信じてごくごく飲んでます。