星組新人公演「スカーレット・ピンパーネル」の模様をスカステのタカニュで見た。本公演も新人公演も同番組で見ただけだけど、なかなかレベルの高い新人公演だったようで、歌に関しては主演コンビはサクッと本役超えかな、という気も。


しかし星はトップコンビの技術レベルが高くないだけに、これから毎回新人公演でこういう事態が起こりうるわけで、あまりうまい生徒にやらせると本役としてのメンツが…みたいになっていく予感…。


ま、トップより7年も下級生の2番手の方が舞台技術すべてが上、という時点でいかがなものかと思うけど。


本公演で紅ゆずる演じる主役のパーシーは2度目の主演の98期・ぴーすけ(天華えま)。本公演では、初演の紅と同じベン役というのも注目か。登場シーンからの「ひとかけらの勇気」はさすがに緊張してたけど、歌はどんどん聴きやすくなっていった印象。前回主演の「桜華に舞え」の本役が、学ぶところが多すぎるみちこ(北翔海莉)で「一体どこから手を付ければ…!?」みたいな状態だったとも推察できるけど、今回は(ry…。本番当日「ドーンとやったらええねん」と送り出されたようだけど、これもアドバイスになっているのかどうかwww。ま、細かいことをあーだこーだ言われて自信が揺らぐよりは、ひとかけらの勇気を振り絞れるかな。


個人的には新公世代で最も注目している生徒の1人。芝居心もあるし、実力に破綻もないし、すくすく育ってほしい。屈託のないキャラも好感。スカステの番組で母校を訪問し対談してた副校長(おっさん)の「ぴーすけLOVE」っぷりに引いたけどww、なんかそれはそれで分かるんですよねー。彼女の人間力なんだろーなーと。表情の付け方とかメイクはまだまだ改善の余地があるかなー。うまく表現できないけど、たまに表情筋がのぺーっと下がったように見えることがあって気になる。


ヒロインのマルグリットは雪組から組替え直後の98期・くらっち(有沙瞳)。同期の真彩希帆とトレードで、あげく真彩は娘1決定と、くらっちには実に気の毒だったけど、どっこいまだまだ娘1の有力候補であることを印象付ける好演だったのでは??やはりかなり歌えますね。課題だったメークもかなり改善し、マルグリットが持つ華やかさ、強さ、一途さ…を多面的に表現できていたのではないかと思われる。


ショーヴランは99期・遥斗勇帆。「こうもり」新公でマギー(星条海斗)の役をやっていて認識したけど、芸名が「はるとゆうほ」なのか「ゆうとはるほ」なのか「はるほゆうと」なのかいつも混乱するwww。何より立派な体躯ですごい圧!!彼女も歌えるし、迫力ある堂々たる役作りで芝居心をうかがわせた。たまに表情が悪役をしているときのタータン(香寿たつき)を思わせ、ハッとさせられた。もうちょっとシュッとしてら真ん中でも見てみたい…。彼女も楽しみな生徒。


…と、ごくごく一部ですが、新公の印象を記してみました。「舞台見ないでエラソーなこと言うな」というコメントは受け付けませんのであしからず(__)。


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