塚マダムの「きもちセレブに!阪急沿線つれづれ図録」

遂に本日、千秋楽。
月組の皆様、千秋楽おめでとうございますラブラブ!ドキドキ

ダメもとで朝並びに行ったら、あれよあれよと立見で観劇出来ることになり。
千秋楽、観劇して参りましたので早速レポさせて頂きます。
号泣。号泣。泣き疲れて忘れない内にまとめておこう!
霧矢大夢さん!きりやん!本当に感動をありがとう!

うーん。2012年は特に引きが強い。。これだけ運のよさが固まると、
後々不運続きなんじゃないかしら?と不安になりますが、逆に今迄の
苦労や逆境などのご褒美なのかもしれない、と思いたい塚で御座居ます。
くじ運、最強すぎる件・・・・・。幼少の頃もそういう時、あったんですけども
特に2012年は自分で自分にビビるくらい当たります・・・・。コワい・・・。
でもでも、ありがたや~。霧矢さんファンに悔いなし!

きりやんは朝の入りでフィンチと共にアフロ&足袋の組子たちに
だんじり祭っぽく、かつがれて劇団に入ったそうですね。
何故か「フィンチ!フィンチ!」という掛け声もあったそうで(爆)!
めっちゃシュール!楽しそう!!

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朝、8時20分頃に大劇場に到着しました。ギリギリです。私で591番
既に白服の人も多くいらっしゃいました。お疲れさまです。。
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本日は60枚の残席+100枚の立見席、
それにバウホール鑑賞券500枚の計660枚が当たり(?)。
立見が少ないのは報道関係のスペースが後方に必要なので減っています。
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実は千秋楽は塚母も並びに参戦。
母は486番(バウホール生中継チケットが買える番号)!

私は127番。やっぱり神がかっとるで・・・・今年の運勢。
というワケで2人とも当選(って言うんかな)。
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私の番号は立見でも生で見れるので、母に「譲ろうか?」と、伝えた
ところ
「座って見たいから、いいわ」と、あっさり言われた。 だよね~。だよね~。
昨日の立見の2列目はもたれるところがないので、お芝居の中盤、
倒れるかと思いました。うううう。今日も立見か。。。
正直、体力的なことだけで言えば昨日で足と腰に激痛が・・・・。
でも生で見れるのは嬉しいことだしな。
結局選ぶことが出来ましたが、立見券を選ぶ塚なのでありました。

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塚母のちょっと面白い話。
並び中に近くのおばさんに話しかけられたんだとか。
「霧矢さんは真矢みきさん時代からのファンで~。元々真矢さんのファンで。
 その頃から霧矢さん、真矢さんの下で活躍してたでしょ~」
・・・・・塚母も、私も全く同じ流れですけども(ぷっ
      ↑私も塚母も真矢みきさんの公演を観劇してハマり、見事塚ファンに。
こういう人、多いんかな。
真矢さんも豊中出身やし、きりやん岸和田やし関西人特有の親近感?
みたいな感じで。「これからは明日海さんを応援したい」とも仰っていたそう。

整理番号39合格
サンキュー。ありがとう。きりやん、ありがとう。

偶然にしても泣けるから!
これだけで泣けるって涙腺ぶっこわれてる証拠。

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昨日はメモリアルフォトブックを購入し、今日はシングルコレクション購入。
塚母はシングルコレクションを購入しようと思っていたそうですが
私が昨日買ったメモリアルフォトブックを買ったら、内容が
すんごい良かったもんで激しく推したら、買う!ってことになってキャトルへ。
・・・・完売してたんですが!
昨日はあったのにー。売場でおばちゃんに
「私もお友達の分、買おうと思っていたのに売切で。あれいいよね!」
と、声を掛けられたけん。。。
「お母さんとお嬢ちゃんで1冊あれば一緒に見れるからいいじゃない!」
いや、あの私一応結婚して家出てるんですわ。。。(やっぱり生活感ないのか)

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用事を済ませ、塚母とワシントンホテルへランチしにナイフとフォーク
春の限定ランチが美味しかったです。予想よりもお腹いっぱい!
白服の遠征組の方が多く見られ、FCとは何のカンケイもない白いダウンを
着用した塚母・・・・。歩けば白服の方々に仲間と思われる始末・・・・。
「恥ずかしいわ・・・・」だって。退団にはFCの皆さんの会服+私服=白服って
いうんは知っていたけれど、これだけムラに白服の人が増えるとは!!!
塚マダムの「きもちセレブに!阪急沿線つれづれ図録」 塚マダムの「きもちセレブに!阪急沿線つれづれ図録」

塚母はバウへ。私は大劇場へ整列。
39番って立見の1列に立てるかビミョーだったんですが、なんとか1列目。
なんという見晴らしのよさ。
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大劇場改札でFCの方々がペンライトを配布されていました。
ありがとうございます!オリジナルのデザインで・・・・いよいよ!という
空気を感じました。デザインも凄くオシャレでステキでした。
あーーー!!さよなら公演の大楽ってこんな感じなんだ・・・・。
感極まります。これ、宝物にしよ。電力節約しながら、たまに家でふろ。
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ミュージカル『エドワード8世』-王冠を賭けた恋-
ブリリアントステージ『Misty Station』-霧の終着駅-


どちらの公演でもきりやんは決して泣きませんでした。。ずーっと笑顔。
私的にはお芝居のラストのピンでも歌と、その後の
「後悔はしているに決まってる。けれど、たとえ時計の針を戻せても
 私はこの道を行くだろう」
そしてショーの「心の決めたまーまに」(だよね)~マイウェイの流れが
もうダメです。号泣してしまいます。

それとショーのクレイジーケンバンド的場面がめちゃくちゃツボです。
上海マフィア的シーン。グレーッシュなトーンのスーツにハット。
あの曲調はともすれば野暮ったいですが、イイ!すごくイイ!
近未来の人たちまでもいたりしてカオスですが・・・・!
サイトーくん、ばんざい。

きりやんは昨日の前楽も千秋楽も、笑顔なんだよな~。
ずーっと。目の奥がキラキラ輝いていて。
きりやんがシャイなことは昔からなんとなくスカステなどで見ていても
知っていますが、もはやきりやんは「泣くまい!」と気合いを入れて
いるんじゃないかと思うくらい、笑顔です。
またそれが自然だからいいんだよなあ。

ショーもさよならショーも王道のお涙頂戴路線ではないのですが
その笑顔に泣かされます。逆にね・・・・。

辛いこと、寂しいこと、悲しいこと。
それに対して泣くこと・嘆くことは、たやすいですが
そんな時でも満面の笑顔を絶やさずでいることって
・・・・・すごく難しいこと。
でもね、不思議。笑顔の人がそこにいれば、
不思議と「自分も笑顔でいなきゃ!」って思ってしまうんです。
だから、難しいことだけれど「何時でも笑顔」ってすごく大切だなって。
色々なことを経験して今がある、きりやんを見ていると心底そう思います。
笑顔には沢山のパワーがある!

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もうダメ。と、休憩時間、空いていた壁にもたれました。
昨日も立見だったのでクタクタ。あ、福本豊さんを目視しました(爆)。
安蘭さんファンだったと思うけど、バラの国の王子でも初日いらしたし
霧矢さんファンでもあるのかしら??
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昨日とほぼ内容は同じですが(一部修正)、さよならショーレポクラッカー
もうダメ!シナーマンで号泣だわ。
しつこいけれど、きりやん、これだけ歌えるんやもんなあ。

ロングインタビューで病気になるまではどれも全力投球でパワー全開
で舞台にあがっていたけれど、病気になられてからはセーブすることも
覚えた、と仰っていて。舞台人として大切なことですよね。
でも今回さよならショーでは、とにかくパワー全開。
とにかくパワフルです。私がハマりにハマった月組ウエストサイド。
役所そのまま、ベイビージョンっぽかったきりやんをふと思い起こして
シナーマン中に目から大量の水が・・・・・・。

お月様霧矢大夢さん&蒼乃夕妃さん/「ジプシー男爵」より 6分間デュエットダンス 
お月様退団者(青樹泉さん以外)/
霧矢さんトップ時代のレビュー主題歌メドレー
お月様青樹泉さん/「紫子」より 吹雪役の時の歌 
お月様霧矢さん/「紫子」より 花吹雪 
お月様霧矢さん/霧矢さんトップ時代のお芝居の主題歌メドレー
お月様龍真咲さん /「ダンスロマネスク」より 
お月様蒼乃さん/「ダンスロマネスク」 部分休演していた娘役群舞を踊る
お月様霧矢さん/「新人公演 ノバボサノバ」より シナーマン  
お月様彩星りおんさん/「STUDIO54」 より 
お月様霧矢さん&蒼乃さん&龍さん&組子
              /スカーレットピンパーネルメドレー
  「あなたは我が家 
※まりもちゃんと結婚式」
  「目の前の君 
※ピンで熱唱するやつ」
  「栄光の日々 
※ミュージカルちっくに組子と」 
お月様明日海りおさん/「STUDIO54」 より
           /ここから STUDIO54メドレー
お月様霧矢大夢さん(&組子たち)/「STUDIO54」 より 人混みの中の孤独
お月様霧矢大夢さん(&組子たち)/ 「ダンスロマネスク」より 
   大階段黒エンビ すみれの花咲く頃
お月様霧矢大夢さん(&組子たち)/「Misty Station」 より


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退団者挨拶レポドキドキ

霧矢大夢さんをはじめ、一色瑠加さん、青樹泉さん、沢希理寿さん、
蒼乃夕妃さん、彩星りおんさん、篁祐希さん、華那みかりさん。
退団者の皆さん、揃って御挨拶がお上手でした。
中でも印象に残っているのは自分の言葉で綴られた蒼乃夕妃さん。

蒼乃さんの「今迄沢山の舞台に出てきましたが、自分の言葉で喋るのは
これが初めてです。緊張しています」と、か細い声で仰られていました。
「自分の言葉で喋るのが初めて」という台詞に、
なんだかグッときて涙がこぼれました。

「男前の娘役がいたな」と、笑って思い出してくれたらしあわせ
そして大きな心を持った霧矢さんでないと、私は輝くことが出来なかった、と
蒼乃さんが涙をポロポロとこぼした時、会場からすすり泣きが聞こえました。
確かに大王四神記のカクダン役なんて男前そのものでしたが、
そこにいらしたのはまぎれもなく可憐でかわいらしい娘役さんでした。
蒼乃夕妃さん、ありがとう!お疲れ様でした。
蒼乃さんの涙で一樹さんも泣かれていらっしゃいましたね。
まさおもみりおちゃんも泣くのを何とか堪えている感じ。

会場全体も「いよいよ!」という雰囲気で包まれました。

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組長の「キリコー!!」という男っぽい声で呼び出された霧矢さん。
BGMがすみれの花咲く頃でなく、初舞台の火の鳥の曲なのも曲調相まり
せつない・・・・。エンビかな、と思いきや袴姿でした。美しい・・・・。
そしてやっぱり笑顔。お姿を見ることに集中し内容が頭にあまり入って
いないんですが、登場するだけですすり泣きの声が劇場内に聞こえだし。
勿論私も号泣。
「大夢という名前はぶらりと立ち寄った本屋さんで赤ちゃんの名付け親
 の本を見て決めました。タカラヅカらしいなあ、と思って。
 その時、私に大きな夢はなかったように思います。
 でもあきらめず、くじけず小さな夢を沢山叶えていって。
 今、こんなにもしあわせです」

みたいなことを仰っていたはず!

小さな夢をひとつひとつ叶えていって。
それがやがて大きな夢となり、
そしてそれがしあわせとなっていったんですね。
なんだかとってもリアル!

でも人って根本そこですよね。
大きな夢や大志を持っている人ってそんないなくって、
でも真面目に愚直なまでに目の前にあることに対して信念を持って
取り組み、壁や苦境を乗り越えていく・・・・願いを叶えながら。
その過程で人は強くなり、そしておぼろげな夢を見つけてゆく・・・・。

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若くして抜擢され、実力以上に華やかさでも人を魅了していたきりやん。
膠原病って実際難しい病気だし、休演自体にも色々葛藤があっただろう。
だんじり!だんじり!岸和田!って弟キャラもなんとなく復帰後くらいから
封印?あまりお目にかかれなくなってきて。
すっかり「オジさま」だって似合う、風格ある男役に変貌。

きりやんって言ったら私の中で「弟キャラ」的な印象もあるんですけども
今ではしっかりした上級生。
組長も言ってましたよ。
「キリコは学年関係なく尊敬出来る大切な友人である」と。

今も昔も変わらないことは、きりやんはいつでも笑顔であるということ。
色々なことに傷つき、悩むこともあっただろうになあ。
逆境は人を強くさせます。
時に人の気を強くさせてしまったり、ギスギスしたものにもなりがちですが
舞台上できりやんはいつも満面の笑顔。
色々なものを乗り越え、踏ん張った人ってコトバにも態度にも重みがある。
最近もこのコトバをスカステで聞いて、色々感じるところがあります。

「与えられたからには、
         それをやり遂げる責任がある。 」

     by私が敬愛する、月組トップスター霧矢大夢さん
            (新人公演主
演・珠城りょうさん新公挨拶より抜粋)

なんかねー正直千秋楽は泣かせてよ!って思っていたんですけど
ここまで笑顔だと、もう笑うしかないでしょ!という感じで。
すごい。本当にすごいな、この人。
益々好きになりました(告白か!)。

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っていうか。
なーんにも考えていない浅ーい中学生時代に、
タカラヅカに出会って、きりやんに出会って。
私が今クリエイティブなことでお金を稼げている、ということも
そんな出会いがカンケイしていると思っているのです。
沢山の勇気を貰い、そして自分の生き方を考えさせてくれました。
私も大きな夢なんて・・・・・無かったもんな。
でも真面目に生きていれば、きっといいこともあるはずやん!って。

中学生~大学生の頃。絵を描いたり、パソコンで作業したりして、
そういう黙々とした作業が好きだった私。
元々人見知りで幼稚園の頃なんて、人と喋ることが出来なかった私。

社会に出て撮影現場で自分の感性や感覚、その場の判断などの
絵を描くとかでない感性の仕事・・・・。
「その場の瞬間瞬間、自分次第の無形のものづくり」に進化してきて。
道具を使わずに勝負する仕事のむずかしさや、責任感も増してきていた時
自分の感性に自信がいまひとつなく、そんな時、舞台のタカラジェンヌたち
を見ていると勇気づけられたものでした。
そして今があります。

瞬間勝負の仕事って、すんごいプレッシャーだよな、って。
タカラジェンヌたちの底力を実感したのは大人になってからでした。

あれこれ言うのは容易い。
でも、いざやってみると凄く難しく苦しいことばかり。
華やかだ、ともてはやされる仕事ほど裏を返せばツライことが多い。
トイレで泣いたり・・・・ね。
あ、そっか。私も泣くのを我慢していたな、私もじゃん!とか。
だめだ、泣ける。ダブルで泣ける。


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ちなみに!
青樹さんのお花渡しは星組に異動したばかりの、まちゃここと
十輝いりすさん。きりやんは誰かなーと思いきや、なるみんこと
鳴海じゅんさん。ノバボサの新公はきりやんとなるみんの同期ペアが
素晴らしかったもんな~。なんだか感動。同期愛。

本当は出も見ようと思っていたのですが、お腹が痛くなってきたので
素直に帰宅することにしました。「セーブすること」もきりやんに教わったな。
私もどのことに対しても全力以上に頑張り過ぎてしまう方だったので・・・・。

千秋楽の涙雨。それこそがきりやんの本心なのかな。
きっと涙を堪えているんだよね。それが強さ、というものなのです。
最後の袴姿の時はきりやんの目の奥がうるんでいた気がするもん!

塚マダムの「きもちセレブに!阪急沿線つれづれ図録」

人は自分でどうにか乗り越えられる壁は、人にもよりますが
なんとか苦労しながら乗り越えようと努力することが出来ます。
しかし何とも歯痒いのが自分がどう気を付けようが、
回避出来ないハプニング。

それは病気だったり、対人との関係だったり、さまざま。
どう気を付けようとも何ともならないことほど、悔しいことはありません。
けれどいかにそれらの逆境や苦境を乗り越え、プラスへと転じていくか。
だって、泣いても笑っても、目の前の問題は何も変わらないですもんね。
だったら、笑顔で乗り切るしかないじゃない!

きりやんのジェンヌとしての姿勢も素晴らしい!と思うところがありますが
その器に色々と考えさせられることも多く、勇気づけられることもありました。
これこそ夢を売るフェアリーなんだな、と痛感。

霧矢さん、月組の皆さん、お疲れ様ですラブラブ
東京公演も頑張って下さいラブラブ!!観に行きます。うん。

それが私のMY楽。4月、桜がキレイだろうな・・・・。

塚マダムの「きもちセレブに!阪急沿線つれづれ図録」

って言ってたら、公式UPパソコン !!
フィンチ、思いっきり写ってるw


今からシングルコレクションを聴こう!と思っていたけれど、
また号泣しそうなのでやめときます。