体調を崩してから、水槽の奥にある、水草の陰で身を潜めていることが
ほとんどだったごまですが。
だんだん、水槽の上の方でボーっと浮遊しながら泳いでいる時間が増えました。
最初は『ちょっと元気になって前面に出てくる気になったのかな?!』
なんて期待をしてみたものの、明らかに元気のない表情に、
これは良くない変化だな・・・と悟りました。
エサは変わらず食べないまま、そんな様子が2日程続いた翌朝。
体色が黒くなり、
いつもより呼吸が荒いごまの姿。
もう、その姿を見た瞬間
『水槽で様子をみよう』なんて言っていられる余裕はありませんでした。
急いでごまを隔離部屋へ。
部屋が暗くなるように黒いタオルを被せ、
水温を少し高めに設定、エアレーションをする形で応急処置をしました。
↑一番体調が悪かった時のごま。
治る!治る!と信じて、自分に言い聞かせていた私でしたが
この時ばかりは覚悟をしなければいけないかも・・・と思いました。
泳ぐこともほとんどせずに、底でじっとするごま。
でも、応急処置が良かったようで
次第にごまの呼吸は落ち着き、暗いお部屋でゆっくりと休めているようでした。
経験上、アベニー稚魚が亡くなってしまうときは
体色が黒くなり、目も全く動かなくなり、次第に力尽きる・・・という状態でしたが、
ごまの場合、目はいつもに比べれば動きが悪いものの、
私が覗くと目をキョロキョロと動かしていたので、
まだ回復の余地はある・・・と信じれました。
これが取材があった前日の出来事でした。
取材前にはごまが元気になって、ふぐぱん5匹全員で写真を撮ってもらいたいな~
なんて夢みていたけれど・・・
それどころか翌日までごまがもってくれるか・・・
不安で仕方なかったです。
でも、ごまは頑張ってくれました。
あまり泳ぎ回らない状態で、1日の大半を眠って過ごし
エサももちろん食べようとしないまま3日経過・・・
でも、確実にごまの呼吸、表情は回復しているのがわかりました
独りぼっちになって、誰にも邪魔されず
ゆっくり出来たのが良かったようです
私に覗かれるのも落ち着かないようなので、
出来るだけ遠くから見守るようにしました。
観察しやすいように明るい場所に小部屋を置きたいところですが
ごまのことを考えて、暗いところへ置いてます。
小部屋にはレッドラムズホーンを一緒に入れて
食べる気になったら、いつでもつつけるように・・・と思ったのと
ごまが食べなかった残りエサの処理をしてもらっていました。
昨日、
ごまが底面を気にしながら泳いでいる姿を目撃。
そう・・・アベニーが大好きなパトロールです
しかも、遠目でなにかは見えませんが、恐らく微生物かブラインシュリンプの残りを
ちゅんっと、つついて食べる姿を目撃。
そして、ラムズのこともじーーーーっと見てちゅんっ!
食べようという気持ちを取り戻し始めてくれたんです。
その瞬間嬉しくて嬉しくて 泣きそうになったのは言うまでもありません。。。(iДi)
それから濾過無しの状態だと水替えが大変なので、
昨日小さなスポンジフィルターを買ってきました
ごまの小部屋を上から見た図。
ブラインシュリンプを沸かすための水温調節プラケースに
小部屋を浮かべてます。
そして、今日は
なんと赤虫を食べてくれました~~~~~
入れてすぐに反応してくれて、数本食べられました。
やばい。嬉しくてハゲそう。
(結局ハゲるんかい)
赤虫が歯にひっかかったまま泳いでます(笑)
表情もすっかり元気を取り戻してきて、ずいぶん泳ぎ回る時間が増えました。
そうするとちょっと狭そうで可哀想だけど、このまま様子を見たいと思います。
まだたくさんは食べれないけど
少しずつでいいから頑張って回復してほしいです。
今日は、少し うんちも出たようで、お腹は凹んでしまいましたが・・・
またプリプリのごまに戻って、元気いっぱいエサくれダンスをしてくれる日を
夢見て・・・・私も頑張ります。
少し前までは 食べ物を見ることも 一切、拒絶していたごま。
これが拒食症の怖いところだなぁと身をもって感じました。
拒食症の原因を調べると
強い子から、いじめにあってエサを食べられずに
弱い子が拒食に陥る。といったことなどを多く目にしますが
今回のごまに関して、私はそうだとは思えません。
ごまは気弱な性格ではないし、
もちやとらに比べて非モテ女子なので(ごめんねw)
オスから追い回されてのストレスとも考えがたいです。
みんなが、まだ夜起きていても、
大体1番最初に水草等の陰に入って寝ていたし
赤虫も食べるのは上手ではないけれど、ちゃんといっぱい食べて
ブランシュリンプは誰より一生懸命追いかけて食べていました。
もともと、1番体が小さく子供っぽかったかったごまでしたが
すっかり大人っぽく、最近立派になったね~!と話していたところでした。
ここ最近で変わったストレスがあったとは思えません。。。
やはり、
どの家庭でどの子に起こるかわからない
恐ろしい拒食症ですね。。。
原因はわからないのだと思います。
まだ、これからぶり返す可能性もありますし、
1度回復して元気になっても また期間があいて拒食になるかもしれません。
ずっと油断はできませんが信じて頑張りたいと思います。
それから・・・話は変わりますが
先日とある大型の熱帯魚ショップで
アベニー水槽がひどい状態でとてもショックを受けました。
100匹程いるのではないかという
ぎゅうぎゅう詰めのアベニー水槽の中を、よく見るとほぼ全員が
かなり進行している白点病にかかっていました・・・
アベニーの白点病は初めて見ました。しかもあんなに大量に・・・・
そして、その中には
2,3日放置されていそうな アベニーの亡骸が・・・・
膨張してしまっている上に、水カビにおおわれてプカプカと浮かぶ悲しい姿。。。
それにも関わらず、一生懸命おねだりをする可愛いアベニー。
この水槽の全員が、きっと放置されたまま助からないんだな・・・・と
考えると悲しくてたまりません。
もう一か所アベニー水槽がありましたが、
そちらは病気の子は見当たらず。。
ここの店員、わかってて病気水槽の方を放置してるんじゃないかと思って
腹が立った。
私がお金と時間に余裕のありあまる人だったら
全員助けてあげたいとどれだけ思うことか・・・・・(>_<)
無力です。
このショップに限らずですが、ガリガリの子を見たりすると
そう思いますね。。。健康に太らせてあげて大切にしてくれる方に引き取ってもらう活動とかしたいなぁ・・・。
1匹でも多くのアベニーが
人に愛されて、幸せであって欲しいと
願います(ノω・、)
(アベニーに限らずですね)