ご自愛ライフスタイルアドバイザー、
小原綾子さんの著書「ズルいくらいに愛されるたった1つの方法」
読み終えました。
社会人として、妻として、母として、頑張って尽くしていたのに
うまくいかず、「愛されたい」という気持ちをこじらせていた綾子さんが
自分自身を最大限に愛する=「ご自愛」することで
恋愛も家庭も仕事も金運も、
どんどんいい方向に転がっていったその軌跡、
そしてどのように「ご自愛」をしていけばよいのか、
具体的な実践方法も書かれています。
こういった本って、今までのわたしならば、
読みやすくてするすると読めて
「なんとなくわかった気」になりがち。
でもこの本は読みやすいながらも
ポイントポイントで、うぐっ…とくる。
美しいバラを愛でていたら、棘が刺さったみたいに。
それだけ今の自分に、「ご自愛」が必要だったんだと感じました。
*
本の中ではいくつかワークが紹介されており、その中で
「(自分に)絶対的な味方をしてくれる人を思い浮かべる」
というのがあるのですが
そこで自分は、パッと思い浮かばなかった。
家族…夫や子ども、親ですら、
「いや、なんか文句とか注文とか言ってくるんじゃないか?」
と思ってしまった。
さ、さみしい…
ひとりでいるのはラクだし好きだけど
波長の合う人や心許せる人と一緒に過ごしたい時もあって
心友と呼ばれたい、とか思っているのに…
いや、自分は人との距離の取り方が下手で
どうせ「ぼっち」なんだ…とどこかで思っているからこそ
人の好意を受け取れていないのかも。
逆の立場だとして、
自分が助けたいと思っている人に遠慮されるのも
悲しいよな。
これぞ「愛されたい」の気持ちを
こじらせにこじらせているのではなかろうか。
そして読み進めていくうちに
職場で疲弊して、全然「平気」「大丈夫」じゃなかった自分を自覚して
ああ、やばい、だめだ今の自分。
「ご自愛」って、自分を愛するって、
案外、難しい。
周りに合わせることに慣れきっていたり
嫌な人になりたくないって気持ちが出てきちゃったりして
つい戻りそうになるけれど、
I Love You,but I Love ME more.
ご自愛、トライアンドトライ、です。