今のわたしに必要だった、小原綾子さんのご自愛本の巻 | カフェときどき読書

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ご自愛ライフスタイルアドバイザー、

小原綾子さんの著書「ズルいくらいに愛されるたった1つの方法」

読み終えました。


 

社会人として、妻として、母として、頑張って尽くしていたのに

うまくいかず、「愛されたい」という気持ちをこじらせていた綾子さんが

自分自身を最大限に愛する=「ご自愛」することで

恋愛も家庭も仕事も金運も、

どんどんいい方向に転がっていったその軌跡、

そしてどのように「ご自愛」をしていけばよいのか、

具体的な実践方法も書かれています。

 

 

こういった本って、今までのわたしならば、

読みやすくてするすると読めて

「なんとなくわかった気」になりがち。

でもこの本は読みやすいながらも

ポイントポイントで、うぐっ…とくる。

美しいバラを愛でていたら、棘が刺さったみたいに。

それだけ今の自分に、「ご自愛」が必要だったんだと感じました。

 

 

本の中ではいくつかワークが紹介されており、その中で

「(自分に)絶対的な味方をしてくれる人を思い浮かべる」

というのがあるのですが

そこで自分は、パッと思い浮かばなかった。

家族…夫や子ども、親ですら、

「いや、なんか文句とか注文とか言ってくるんじゃないか?」

と思ってしまった。

 

さ、さみしい…

 

ひとりでいるのはラクだし好きだけど

波長の合う人や心許せる人と一緒に過ごしたい時もあって

心友と呼ばれたい、とか思っているのに…

 

いや、自分は人との距離の取り方が下手で

どうせ「ぼっち」なんだ…とどこかで思っているからこそ

人の好意を受け取れていないのかも。

 

逆の立場だとして、

自分が助けたいと思っている人に遠慮されるのも

悲しいよな。

 

これぞ「愛されたい」の気持ちを

こじらせにこじらせているのではなかろうか。

 

 

そして読み進めていくうちに

職場で疲弊して、全然「平気」「大丈夫」じゃなかった自分を自覚して

ああ、やばい、だめだ今の自分。

 

 

「ご自愛」って、自分を愛するって、

案外、難しい。

周りに合わせることに慣れきっていたり

嫌な人になりたくないって気持ちが出てきちゃったりして

つい戻りそうになるけれど、

 

I Love You,but I Love ME more.

 

ご自愛、トライアンドトライ、です。

 

 

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