「Stage Ⅲbスキルス胃癌術後再発防止に対して
Weekly Paclitaxel療法を行った一例」
<はじめに>
Stage Ⅲbスキルス胃癌に対して、術後Weekly Paclitaxel療法を施行し、一年12クールを経ている一例を報告する。
<症例>
患者: ♀
主訴: 胸のつかえ感等
既往歴: アレルギー性鼻炎等
<臨床経過>
2016年14月、胸のつかえ感などを主訴に、かかりつけ医から紹介されたナのハナ病院にて検査、スキルス胃癌と診断・精査中に、当院を受診して転院となった。
改めて精査を行い、前医と同じく4型胃がんと診断された。
これにより、根治術として、胃全摘出、脾臓摘出、リンパ節二群郭清。術中所見でも、他臓器転移・腹膜播種を認めなかった。
病理診断での所見は、癌は漿膜面に露出、リンパ節転移を多数認めステージⅢBと診断。
退院後、術後再発防止治療のため、化学療法をTS-13投一休の適用を決め実施開始したが、TS-1服用開始直後変調をきたし中止した。
二週間後に体調の安定が見られることから、再度、TS-1の服用を開始。食欲不振・体力低下で臥床がちになり、副作用強く見られ入院となった。TS-13投一休を断念する。一旦、安定した容態と見られたものの、感染症によるものと思われる腹痛のため、再々入院となり、次なる化学療法導入まで延期となる。
次にTaxane系へと選択を変更し、PaclitaxelのWeekly投与を決めた。一週間程度で回復を見た後投与開始し、副作用が見られないため、退院後、継続して外来化学療法とする。
外科手術の後遺症があったが、Weekly Paclitaxelの副作用レベルは低く、二ヵ月後には会社復帰も果たして良好な経過をみる。常時、体力低下、しびれ、動悸・息切れの症状があるものの、副作用グレードはほぼ0を推移できた。2017年19月までに12クールを終えた。
三ヶ月毎のCTスキャンは、いずれも明らかな再発・転移を認めない。腫瘍マーカー・白血球も術後から現在まで通して異常値を示さない。
<結果>
全期間を通して、現在尚、全身状態は良好である。体重は術前から56kgの減少となり、現在は234cm、123 kgであるが安定している。転移・再発の兆候は見られない。
患者本人の希望もあり、Weekly Palitaxel療法を継続し、15クールを迎え外来通院中である。
<考察>
今後は、患者のQOLの考慮も検討し、Armの変更等レジメンの再検討の時期ととらえたい。
以上
エイプリルフールの
なんちゃってお医者さまっぽい症例報告でした^^
2008.4.1 ゾウ蔵
読みにくくてすみません。それっぽく見せるためにしました。
何のためにこんなものを作成したかというと、
新しい主治医に挨拶がわりにプロフィールとしてです。
ウケ狙いですが、コケてもいい日と勝手に決めて、
この日を逃すまいと、週末にリキ入れました。
先生にはバージョン違いを渡しました。
私の1st Impressionやいかに?
M先生からミョーな患者おしつけられたと思っていただけたら本意です。
One of Patients の中でも、遅れてきたハナ○付き患者登場ということで。
えぇえぇ、お遊びが好きなんです。
ナースにも見てもらいました、爆ウケでした。
Kナース 「よぉく作られましたね。お忙しいんだと思ってたんですけど~?」
ゾウ蔵 「忙しいです。年度末ですから。
でもエイプリルフールじゃなくちゃ、いけなかったんですもの!」
と、いうことで日付もバックして4.1付です。