styling lab石川です。
LABにくるお客様のお悩みNO.1がパンツに関してのお悩み。
では、いっちょ記事にしてみようということで前回は「サイジング」についての記事をアップしました。
今回は「パンツ選びのススメ」その弐「シルエットのススメ」の巻。
※前回の記事
パンツ選びのススメ ①サイジングのススメ
パンツにもいろいろな種類があるのです
はい。
パンツにもいろいろ種類があります。
種類といってもどんなことよ?という感じですよね。
まずはボトムス(bottoms)のデザイン
・ジーンズ
・チノパンツ
・カーゴパンツ
・オーバーオール
・ハーフパンツ
などなどなどなど。
要するにデザイン(形)や素材の違いによって、一言でボトムス(パンツ。要するに「ずぼん」のこと)といってもいろいろな種類があります。
(これを細かく説明するとキリがないので、また別の機会に。)
今回はそんな多種多様なボトムスのシルエットについてのお話。
デザインもさることながら、シルエットは体型によって「似合う/似合わない」がはっきりでます。
それはもうあからさまに。
どんなシルエットがどんな体型にあうの?
では、実際にシルエットの特徴と似合う体型をあげていきます。
[スキニー/スリム]
大半のスキニーやスリムのシルエットものは、体のラインにぴったりと沿うものなので、ストレッチが効くような素材を使用しています。
体のラインにぴったりとするシルエットなので、当然「ヒップ」「太もも」「ひざ」「ふくらはぎ」までぴたっと張り付きます。
それゆえに、細いところは細く見せてくれる。
ただし薄手のものだと、それぞれの部位の肉を拾ってしまうことも。
[似合う体型]
・ヒップ~ふくらはぎにかけてあまり凹凸がない
[似合わない体型]
・下半身にボリュームがある(おしり・太ももが気になる場合)
太もものふくらみが始まるあたりにボリュームがでてしまうため、ヒップの位置が下に見えることがあります。
太ももまでのチュニックとあわせるとスッキリはいていただけます。
・ふくらはぎにボリュームがある
ふくらはぎが張ってみえやすいため、ぼてっとした印象になりがちです。
ロールアップして足首を出し、ヒールとあわせるとスッキリとした印象ではいていただけます。
[ストレート]
ストレートパンツはその名のとおり、ヒップから足首まで「まっすぐ」なシルエットをしたパンツのことを指します。
もちろん、細身・太めなど太さはまちまちです。
リーバイスの501などが代表的な形ではないでしょうか。
[似合う体型]
・ヒップ~ふくらはぎにかけてあまり凹凸がない
[似合わない体型]
・下半身にボリュームがある(おしり・太ももが気になる場合)
・腰がはっている
そのため、標準的な日本人女性はこの形があまり似合わないのです。
今までパンツを買っても失敗ばかりしているから、パンツはほとんどはかないことにした!という方はもしかしたら、ストレートをはかれてそう感じていたのかもしれません。
[テーパード]
テーパードパンツとは、裾にむかってスリムになっていくシルエットのパンツのことです。
腰周りや太ももにかけてはゆったりなシルエットのものが多く、ひざから下がしぼられていくシルエットなので、スッキリときれいにはけるシルエットです。
・下半身にボリュームがある(おしり・太ももが気になる場合)
・腰がはっている
[似合わない体型]
・ヒップ~ふくらはぎにかけてあまり凹凸がない
ヒップから足首の中でもボリュームがあるゾーンがゆったりと、絞られていく部分をしぼってほっそりと。
女性の体型にあったパンツのシルエットです。
パンツが似合わないという方は一度テーパードを試してみるといいかもしれません。
自分の体型にあったシルエットをみつけよう!
ズボン・パンツといえども、とっても多くの種類や形状があります。
自分にあった種類や形状を見つけるためには、いろいろな種類や形状のパンツを試着するのが一番の近道。
とはいえ、お店でそんなにいっぱい試着するのは気が引ける。
是非参考していただき、「自分に似合う」をみつけてください。
では。