街の高級すぎではないフランス料理店のランチに望むこと | 男子中高生向け弁当アイディア集

街の高級すぎではないフランス料理店のランチに望むこと

最近不況などの影響からか

 フランス料理店の経営が苦しいということをきく。

家の近所にも 小さなフランス料理店があるが

そこそこの腕前なので 時々 ランチをいただいている。

ランチしかたべていないので

夜の様子は わからないが、 どうも色々夜の経営に腐心しているようである。

前回 ランチを食べたときは ワンコインプレートの宣伝があった。

ワンコイン(500円)で タパスのように 食べてねという趣旨のようだった。

しばらくして先日行くと 飲み放題に変わっていた。

3500円 飲み放題
4500円 飲み放題
5500円 飲み放題  とある。

フランス料理で飲み放題とはスーツでサンダルのようだ。

飲み放題以外のフランス料理を楽しみにきた客にとっては
 飲み放題の客が隣にいるのはちょっと つらいのではないだろうか。

大丈夫か この店 と思ってしまった。




一方イタ飯ブームはまだ続いているようで 家の近所にも

イタリア料理店ばかりできる。

数にして 近所では フランス2に イタリア15 位の割合だ。

どちらも好きだが、フランスと行っても ランチはパスタだったりする。

フランスのレストランでもランチにパスタは珍しくなかったと思う。

そういえばニースに行ったときも いくつかレストランをみて

値段が安いからと パスタを食べた 記憶がある。

ちょっと個性があるところだと

そば粉のガレットやキッシュをランチに出しているところもあるが、

どうも 色物 という感じは否めない。

たまにはガレットやキッシュもいいが

週に何度も食べる気がどうもしない。

これがパスタだと 3日くらい 続いてもどうってことない。

炭水化物をがっつり いきたい 腸の長い国民だからなのであろうか。



私としては フランス料理店では少々高くてもよいから

真面目に料理しました という 一皿を だしてもらいたい。

1500円以上 の価格設定でもかまわない。

そのかわり ちゃんとしたものを出してほしい。

フランス料理の矜持を見せて欲しい。

そうすれば 競合しているかもしれないイタリア料理店だって 半分は そんなに美味しくないのだから

フランス料理店だって 十分やっていけると思う。

ただし これは それだけのポテンシャルを街がもっている場合だ。

(1500円だしてもいいという 潜在的顧客が 十分にいるかどうかが重要だ)


もし いない 場合は別の戦略が必要だ。
 750円の弁当とか ランチを1種類にして

じゃんじゃん つくって 回転を良くするとか

いくらでも工夫の余地はあると思う。


そうすると 夜の客層と 昼の客層が 変わってしまうが

仕方がない。

私のみるところ 最近 日本人は背伸びをしなくなった。

フランス料理なんて背伸びして

おしゃれして 背筋を正して 食べるところというイメージだ。

国全体が いけいけどんどんのときは フランス料理でもちょっと。


なんて機会もあったのだが、今はフランス料理なんて食べなくてもという向きが

多そうである。


だからこそ。 安くしてでもいいから 食べてもらおうではないか。

こんな調理もあるんですよ 

こういうの 食べたら 肉じゃがなんか とんかつなんか ○○でしょ。

という料理をつくれるじゃないですか。


そうして 料理でも頑張っているところを 見せてくれると

日本人が 背伸びをすることを再び思いだすんじゃないかと思うのです。

フランス料理のランチが景気を回復する。

そういう気概でやってほしい。

今は そこそこでいいやという風潮がはびこりすぎている。

牛丼とかカウンターカレーとか 美味しいかもしれないけど


でもしか 料理です しょせん。

ちゃんとやれば ちゃんとできる。 そこを追求してほしい。

(別の 料理の飲食店の方もがんばってください。)

それは そうと 家の近所の フランス料理は はやっていない原因は

いまひとつ おいしくないのです。

それが 原因って どのように伝えたらいいのだろうか。

直接えらそうな こと言えないし。