皆さまこんにちは
暖かい日が多くなって来て、外で「まちねこ」を見る機会が増えてきましたね
今回は「まちねこ」を観察する知識の一つとして「耳カット」について書いてみます
「まちねこ」は、家なし猫、通称「ノラ猫」が大多数を占めています。
猫は生後半年~8ヶ月くらいで出産が出来ると言われており、
1回の出産で産まれる仔猫の数は約5~7匹。
親猫は、また1年以内に再び出産ができ、その産まれた子達も時期が来れば出産・・・と、
とんでもない猫の数にふくれあがります。
絵文字で書くと、最初一匹だった猫が、1~2年後には・・・
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・・・・・・
となるわけです。。。
それでも、世の中に猫が大量発生しないのは、
ほとんどの猫たちが、私たちの知らない場所で亡くなっているから。
▼街の片隅で、隠れて暮らす親子
・・・ということで、不幸な猫を増やさないためにされている活動が、「耳カット」です。
簡単に説明すると・・・
ノラ猫を捕獲し、病院に連れて行き、避妊(メス)去勢(オス)の手術を施すというもの。
手術をしたあとは、成功したかどうかを見届けつつ、元いた場所に離します。
この手術の最中に麻酔がきいた状態で、耳の一部をカットすることを「耳カット」といいます。
「耳カット」をしておけば、この子が繁殖行動を起こすことがない事、
すでに手術が済んでいることを、見た目で知らせることが出来るのです。
ここで、「耳カット」されている猫たちを写真でご紹介します。
耳カットの活動は、ボランティアの皆さんにより、各地で行われていますが、
猫一匹の手術にかかる費用は数万円。。。。。
捕獲するだけでも大変な作業なので、なかなか数はこなせないですよね・・・・・
多くの方からの援助が必要なのだそうです。
実は、この活動は日本だけでなく、世界共通のことなんです
ということで、次回は、日本以外の耳カットをご紹介します