いつまで続く!キム・ヨンギョンの苦痛 | バレー・テニス中心のスポーツブログ

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明日10/13から開幕する世界クラブバレー選手権。そのヨーロッパ代表としてフェネルバフチェから参戦する予定だった、世界のエース「キム・ヨンギョン」。日本のファンにも非常に愛されている選手ですね。自分もそのファンの1人です。


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なぜ、こういうことになるんだろうか???


キム・ヨンギョンは、非常に残念なことに世界クラブバレー選手権には出場できないとか。これは世界クラブバレー選手権がFIVB管轄であることが大きく影響し、FIVBへの規律違反であるということで、ルール上参加できないらしいです。


前にも紹介しましたが、キムヨンギョンは高校卒業と共にアジア初のプロバレーリーグ・韓国のKリーグの強豪「興国生命ピンクスパイダース」と契約し、4シーズンを過ごしました。そう世界バレーの前年にJTに移籍し、2年間在籍。その後トルコリーグに渡り、昨年の欧州チャンピオンズリーグでMVPに輝いたのは皆さんのご記憶の通り。

http://ameblo.jp/zooblog/entry-11304285961.html


・2005~2009年 興国生命ピンクスパイダース

・2009~2011年 JTマーヴェラス

・2011~2013年 フェネルバフチェ(トルコ)


しかし韓国は、日本のプロ野球のようにフリーエージェント制を採用しており、高卒の選手達も自由に好きなチームには行けないドラフト制度となっている。これはキム・ヨンギョンも異論を唱え、好きなチームに行けないのはおかしい!と言っているようです。


Kリーグのフリーエージェント制は、在籍6年後に他国への移籍を可能としており、興国生命ピンクスパイダーズにはまだ4年しか在籍しておらず、あと2年在籍する必要があるようです。


特例のJT移籍(2年)後は、Kリーグの興国生命ピンクスパイダーズに戻らなければならなかったのですが、それをせずにトルコのフェネルバフチェに移籍してしまったため、自国リーグとの契約問題に発展していました。


上記は違ったら、教えてください。あくまで記事を運用しただけなので、間違いがあるかもしれません。


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よって、そういう契約問題を世界クラブバレー選手権の管轄であるFIVBが大きく受け止め、今回のヨンギョンの欠場という結果になったようです。結局、KVA(韓国バレー連盟)の証明書なしに、トルコのフェネルバフチェと勝手に色んな大会に出ているということらしいんです。


まあヨンギョンがある意味個性的で少し強引な性格というのはありますけど、マネージメント会社との話で契約問題は決まったことで、第3者的な被害者なのかもしれません。本当は、井野亜希子所属のアゼルバイジャンリーグのアゼルレイルに移籍の話も合ったようですが、この契約問題で破棄になってしまいました。


結構、規律を重んじる韓国での問題は大きく、ヨンギョンは自国で悪人扱いを受けているように見えます。今季のトルコリーグは契約違反のまま、出場するでしょうが、このまま自国のリーグに戻らなければ、韓国バレー界から追放ということも考えられます。


100年に1度と言われている韓国バレー界のスターなだけに、慎重に扱っていますが、この問題が解決しない限り、ヨンギョンに春は訪れない気がします。


今のままでは、全てのバレーの試合に来年1年間は出場できない可能性もあるとか。。。


今回の件、日本で言えば、木村沙織が東レと衝突し、更に日本バレー協会が移籍を認可しないという形になっているような状態なだけに、それを考えると非常に残念に感じますね。未だに東レの会社関係者の方から、色んなサポートがあると聞いてますので、スポーツ選手にありがちな個性の強調。それが自我主義と捉えられるのか?スポーツでの勝負強さ?になるのか、国によって微妙な部分です。


あくまでスポーツ選手はスポンサーあってのプロ。スポンサーがなくなれば、プロ選手として成立しません。スポンサーには感謝の意と敬意を払い、木村選手のように全員が笑顔になるような移籍をしなければならないとは思いますね。


日本にも色々ありますね。所属チームの移籍証明書が下りないまま、退社し、次の移籍チームで、その年の出場資格を得られないまま、過ごしてしまうという状況。チームを移籍したいと申し出るにしても、申し出方、相手の考え方などもありますので、どうやれば説得できるのか?そういう面も含めて、互いが納得できるような形に持っていければ最高だと思います。


まあ、この問題は永遠の課題でしょう。どれが正解でも不正解でもないと思います。ただ互いが納得できる話し合いの場がもてればと思うだけです。でも世界的な大スターがこういう契約問題に悩まされて、試合にも出れない環境になってしまうというのは、本当に悲しいことですね。



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