潮騒のメモリーズの衣装の作り方、今回で最終回です。
ウエストリボン、今まで3種類作りました。
第1号は、下の画像のアキちゃん。第2号が、ユイちゃん。
第3号が、下の画像のアキちゃんバージョンです。
作り方です。
<第1号>
仕上り幅8.5cm、長さ180cmになるように、サテンを中表で袋状に縫ってひっくり返すだけ。
作り方は一番シンプルですが、ひっくり返した後、縫い目を開いてアイロンをかけるのが意外と大変でした。
<第2号>
着つけが簡単で形も決まり、ほどけるたびに結ぶ手間も省けます。
3つのパーツを作ります。
USAKOさんの洋裁工房「飾りリボンの作り方」(★)を参照してください。
①リボン横幅(A)24cm、縦幅(B)cm、リボン真ん中巻きつけるところの長さ(C)15cm、太さ(D)8cmに裁断。
USAKOさんの通りに作ります。リボンに張りを出すため、ハードチュールの代わりに、キッチンの三角コーナーに使用するネットを入れています。
②リボンをたらす部分は、20×80cmに裁断。
リボンと同様にアイロンをかけて縫います。
③ウエストベルト部分は、仕上がり幅6cmです。13×70cmに裁断。
中表で袋状に縫い、縫い目が内側にくるようにして固めの接着芯をリボンの長さに入れて閉じます。
子どものウエストに合わせて赤いマジックテープをつけます。
<第3号>
ウエストサイズがはっきりわからない場合や、何人かで着回す場合におすすめ。
作りたい幅×2+縫い代2cmで、長さ180cmにサテンを裁断。
縫い代1cm、真ん中辺りに40cmの長さに接着芯を入れ、USAKOさんリボンの作り方で縫います。
こちらの画像は仕上がり幅7.5cmで作りましたが、接着芯を入れる場合、身長100cmでは、仕上がり幅は第2号リボンの6cmがちょうど良いような気がします。
接着芯の長さは、リボンを結ぶ部分を避けるように注意して下さい。
カチューシャのリボンも、USAKOさんの作り方を参考にしました。
好みの大きさで。こちらにも三角コーナーネットを仕込んでいます。
本当はスパンコールを縫いつけたいところなのですが、手抜きをしてキラキラの布を使用しています。
「北の海女」の紙を切り抜き、フェルトに書き写すのが大変だったので、ボンドで軽く止めて直接切りました。
文字が読みやすい程度に数か所ずつ縫いつけます。
ユイちゃんの帽子は、ペットボトルを底から4cmの深さに切って底の方に一回り大きい厚紙(雨に耐えられるよう牛乳パックを使用)を貼り、伸縮性のあるキラキラの青い布を被せて内側に引っ張りながらホッチキスで止めています。
青い布とペットボトルと一緒にホッチキスで止め、サテンリボンで隠しています。
金の丸金具はハトメ、ツバは黒いクリアファイル、エンブレムは金の水引きを使用しています。
ミス北鉄のユイちゃんのエンブレムは「北」マークですが、こちらは三鉄の「三」。
今回、娘のリクエストにより手袋を作りました。
またまたUSAKOさんのお世話になります(★)
こちらの型紙を80%に縮小して伸縮性のある布で作りました。
指の間は縫ってから切るという手順に感動。
ちなみに、伸縮しないサテンで作ったら全然手が入りませんでした。
やや大きめ。75%でも良かったかも。
いかがでしたでしょうか。
潮騒のメモリーズの画像とにらめっこしたり、ネットで洋裁について調べたりしながら、自分流に作っています。
説明が分かりにくいところも多々あると思いますが、これが精一杯ですのでご了承ください。
ドラマが終わって1ヵ月経ちましたが、まだまだ年末の忘年会、紅白シーズンに向けてこれからも熱い潮騒のメモリーズが続くことを期待しています。
もし、衣装を「作ったよ!」という方がいらっしゃいましたらお知らせいただければとても嬉しいです。
今回作ったアキちゃんの衣装は、久慈市のあまちゃんハウスに12月まで展示しています。
試着もできますので、お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄り下さい。