幽霊・Q&A(1)-霊の出現目的・霊は危険か 【シルバーバーチ】 | 太平洋戦争史と心霊世界

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海軍を中心とした15年戦争史、自衛隊、霊界通信『シルバーバーチの霊訓』、
自身の病気(炎症性乳がん)について書いています。


雪うさぎ 


 これまでは幽霊とは一体何なのかを、高級霊の霊界通信を引用しながらご紹介してきました。こちらでは幽霊に関する細かい質問を扱っていくこととします。

 

 1回目は幽霊はなぜ出現するのかと、幽霊とは人間に危害を加える存在なのかという、地上の人間と高級霊との一問一答を掲載します。


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■霊はなぜ出現するのか

 

 

――(霊が)姿を見せる場合、その目的は何なのでしょうか

 

「それはその霊によって違ってきます。正当な目的の場合と、良からぬ目的の場合とがあります」

 

――え? 良からぬ目的の場合でも許されることがあるとおっしゃるのですか。

 

「その通りです。その場合は“幽霊”に出られた人間にとっての試練として出現が許されています。霊の意図は良くなくても結果として当人にはプラスになります」

 

――良からぬ意図とはどんなことでしょう?

 

「怖がらせてやろうとか、時には復讐の場合もあるでしょう」

 

 

 

【解説】高級霊は質問者の「霊の出現目的」について、全てのケースを説明しているわけではありませんが、その一つとして良くない目的でも霊は出現すると言います。

 

 つまり霊を目撃した人間にとっては、普通なら見えないはずの霊が見えてしまうという、試練となるわけです。

 

 「時には復讐の場合もある」と高級霊は語っていますが、これはシルバーバーチによると死刑宣告され、処刑された霊が復讐心に燃え、誰かれ構わず地上の人間を苦しめたいと出現する場合もあるそうです。

 

 こうなると試練ではなく、カルマと言った方がよいのかもしれません。憑かれるのは全くの落ち度のない無辜の人物というより、もともと何か憑かれる原因があって、その結果必然的にその人物が選ばれたと考える方が適当ではないかと思います。


飴 

 

 

■霊は危険な存在なのか

 

 

――いわゆる幽霊を見て人間が怖がることをそちらから見てどう思われますか。

 

「霊がいかなるものであれ、生身の人間より危険性が少ないことは、少し考えれば分かりそうなものです。霊はどこにでもいます。あなたのすぐそばにもいます。見える見えないには関係ないのです。

 

何か悪さをしようと思えば、別に姿を見せなくても出来ますし、むしろ見られない方が確実性があるくらいです。

 

霊だから危険性があるのではありません。危険性があるとすれば、それは人間の考えに働きかけて密かに影響力を行使し、正しい道を踏みはずさせて悪の道に誘い込むことができることです」

 

 

 

【解説】以前も何度か解説しましたが、幽霊が地上の人間に物理的に働きかけるのは、大変難しいことです。霊は人間を殴ったり蹴ったりできませんから、その意味では地上の人間同士の方がよほど危険性は大きいでしょう。

 

 霊が危険というのは、物理的にではなく、メンタル面で人間に働きかけができる点です。霊の声はインスピレーションとして、人間の脳内でキャッチされるのですが、人間の方はそのささやきを自分の声と疑わず、そのまま従って悪への道へと誘い込まれることもあります。

 

 実は霊界通信、いわゆるスピリチュアリズムの分野では、統合失調症も霊の憑依現象が原因であるとされています。

 

現代医学では荒唐無稽な話と一蹴されますが、実際に憑依霊との対話により霊を罹患者から引き離し、統合失調症を30年間治療していた医師が存在していました。

 

 『迷える霊(スピリット)との対話』という、以下がその医師の著書になります。 

 

 

迷える霊(スピリット)との対話―スピリチュアル・カウンセリングによる精神病治療の30年/カール・A. ウィックランド
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『霊媒の書』、第2部 本論、6章 物質化現象