キーワードは 『 為替操作 』 です。

 

 

米国は、TPPとTTIPで、シナの人民元問題を筆頭とした自由貿易を阻害するモノを排除させ、グローバリズムが席巻する共通ルールを作る事を意図していました。日本も同じです。TPP、日欧EPAとで、シナの為替操作などをやめさせる意図が、少なからずあったと思います。ドイツもメルケルがTTIPに必死になってます。

 

 

 

交渉の頓挫を避けたいEU 

機逃さず日欧EPAの妥結を 

http://www.sankei.com/column/news/161004/clm1610040004-n1.html

 

 

 

中国の FTA 戦略の行方

http://www.iti.or.jp/kikan97/97ehara.pdf

 

 

3.対米、対欧投資協定締結に対 する中国の積極的姿勢

 

中国にとって、RCEP を TPP 対応 の『盾』とすれば、『矛』は、中米投 資協定の締結であろう。現在、中国 は中国企業の対外展開を(走出去) 国家戦略として積極推進しており、 対外直接投資が対内(中)投資を上 回るのは時間の問題とされる。

 

( 略 )

 

中国とすれば、 中米投資協定を早期締結し、対米投 資の拡大に向けた環境を整えたいと ころである注 8 。TPP 加入が先か投資 協定締結が先か、兔と亀の競争はま だ決着を見ていない。

 

なお、同経済対話での主要議題は、 投資協定のほか、人民元為替レート、 中国(上海)FTZ、知的財産権,経 済活動における透明・公平な競争環 境等と、TPP 加入交渉で想定される 内容となっている。

 

( 以上抜粋 )

 

 

 

 

 

 

 

当然、シナの人民元問題はシナが判断すべきであり、他国が内政干渉するような代物ではありません。しかしトランプはシナの為替操作をやめさせたいと主張。そのトランプがTPPを離脱するのが解せないので、少し調べました。

 

 

 

 

【米大統領 トランプ氏】中国 米との貿易摩擦警戒 トランプ氏のTPP対応注視

http://xn--tck7crbj.com/comments.html/20161111-00000097-mai-cn

 

2016-11-11 21:31:00

 

 

中国国営新華社通信は9日、トランプ氏の通商政策に対し、「濃厚な保護主義は世界的な貿易戦争を引き起こす可能性がある」と警告した。

 

 

トランプ氏は選挙中、中国の人民元安政策や輸出補助金で不当に安くなった中国製品が米国に流入し、国内製造業を衰退させたと主張。中国を「為替操作国」と認定し、中国製品に45%の関税を課す公約を掲げていた。

 


最大の輸出先である米国が高率関税を課せば、中国経済への打撃は大きい。大和証券キャピタル・マーケッツは、米国が45%の関税を課した場合、中国の対米輸出は現在の1割強に激減、15%でも7割程度に減少すると試算する。中国も対抗措置に出るのは必至で、両国の貿易摩擦は一気に深刻化する。影響は、中国の生産拠点から米国に輸出している日本企業にも波及する。

 

( 以上抜粋 )

 

 

 

夜神月

 

『  成る程・・・!  』

 

 

 

トランプはあくまでも二国間、バイで交渉し、シナへの攻勢をかけるつもりのようです。

 

 

 

安倍やメルケルのようなグロ莫迦と違い、

他国を巻き添えにしないで一騎打ちを仕掛けるとは、男が惚れる男と言えましょう。

 

 

これならTPPを離脱することと整合性が取れます。

 

 

 

 

 

 

 

 

関税自主権を行使し、関税を引き上げると言ってるのだから、それを撤廃するTPP協定は、トランプ政策と相反します。

 

 

TPP、日欧EPA、TTIPを推進したいグローバリストにとって、

トランプは最大の岩盤になり得るかもしれません。

 

しかし、冒頭のシナの発言。

 

 

『  濃厚な保護主義は世界的な貿易戦争を引き起こす可能性がある  』

 

 

 

安倍カルト

 

 

どうも最近 『 ホゴシュギをケイカイ 』 とか、シナと同じセリフを耳にしたことがあるような気が・・・。

 

 

 

 

 

 

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