キャリアフォーラム まとめ | No Border 生きる。ベトナムで。

No Border 生きる。ベトナムで。

自分は自分でしかない。 I'll be there.

昨日、@yokichiさんとテラモーターズの徳重社長が講演する
キャリアフォーラムに約4倍の倍率をくぐり抜けて参加してきたので
忘れないうちにまとめておきます。

お二方の印象としては、@yokichiさんはぶっ飛んでいて、徳重社長は堅実だけど
非常にアツイハートを持っている人だなと感じました。
タイプの異なるお二人の話を聞けたので非常に勉強になりました。

共通してもっていた考えとしては
「日本は今後益々ヤバクなる(衰退、世界との競争に負ける)。一人一人が外部環境に
依存しない頼れる自分自身をつくりあげる意思が必要」とのこと。

つまり、今後「グローバル」という言葉をいちいち使うのが面倒くさいくらい当たり前に
世界との競争を強いられる世の中になっていく中で組織内で安住しようなどという考え
はもはや(特に若い人は)自らの死を意味する。
己の能力(スキル、メンタル含め)を磨きあげ、ひとりの人間としてサバイブしていく気概が
必要であると。


特に@yokichiさんは常に世界で仕事をされている方なのでそうゆう方から
世界とサバイブしていかなくてはならないという話を聞くと身が引き締まる思いです。

他、印象に残っていることを書きなぐります。

・本当にやりたいことなんてロジカルに説明できるはずがない。
 →人生を大きく左右する決断はノリできめたほうがいい場合もある。
  論理的にこれがいいなどと説明できないのだから。

・自分がそれまでの人生で「楽しい」「これいいな」と思う瞬間はどんな時か。
 そこが人生の上で大切にしていくべきこと。

・仕事を己の人生の何%を占めるのか。一部と考えるのか、生きがいと考えるのか
 人それぞれだが位置づけをはっきりさせることは必要。

・自分の人生をマネジメントできるのは、会社でも親でもない。自分自身だけ。

。最低限失敗した際の準備は必要。だが最悪食っていければいいので
 挑戦しないことの方がリスク。楽観さと「オレはできる」という自信も必要。

・世界にでていくことは多様な価値観に触れ自分自身を見つめ直す上でも
 有効。自分を知るには他者の考え方を知ることが必要。他人の相談や
 意見をしっかりと聞き「ああ、自分はこんな考えを持っているのか」と
 気づくことができる。

・自分が納得できない人生を送ることはしない。※何を重視するかによる。

・若い人は”時間軸”を意識しろ。1,2年で世界(特にアジアなど新興国)は
 大きく変わる。2011年は何を考えたかではなく”なにを行動したか”が問われる。

・今までは、「世界かローカルか」だったが今後は世界で「勝つか死ぬか」。

・当たり前に英語や数か国語話せて人件費やすい人材が世界にはゴロゴロいる。
 日本人は取って代わられる。

・就職したいランキングの上位の会社は今後10年で間違いなく衰退か、死亡か、
 合併などが起きる。組織に自分の未来を預けてはならない。

・小さい会社だと社長の会社になっていることが多い。

・腕一本で生きていけるようにスキルを磨け。ただし会社内では身につかないことも
 多いので会社外で得る努力を。

・他者を大事にしよう。自分が困ったとき誰かが助けてくれる。

・語学は20代前半までに身に付けておく。それ以降は身につくのが遅くなる。
 脳の機能上の問題。

・実際に世界にでてみる。考えているだけでは実感値を得られない。
 世界にでて空気に触れ、琴線に触れる経験をする。

・自分らしさとは人生において何を重視するかによる。
 ただ、人とは違う自分を目指し、そのために何が必要なのかを考える。



などなど。バ~っと書いてみました。
時間軸を意識するというのは、「ハッとさせられるものがありました」
一年間で日本はさほど変わっていなくても世界では大きな変化が起きていて
当たり前ですが自分は1歳年を取る。これが何を意味するか。
悠長に考えている暇はないんですね。

あと、まだまだ自分は会社や親に甘えている部分が多々あるので
”個”としてどう己の人生をハンドリングしているのかを強く意識する
必要があります。

2011年は「行動する」年にしたいと思います。