自らにまた自分の子に輸血を施した場合、以前は審理委員会にかけられ排斥処分になっていた。

しかし、現在は自動的に断絶したとみなされる。

これは、輸血禁止教義に反した信者を破門にすることが、諸政府によりカルトと認定されてしまう根拠となっており、それをかわす為の卑怯な手法である。その実質においては何も変わってないのだ。

よく考えていただきたい。

我が子に輸血を施したJW親の多くは、極限まで信仰か目の前の我が子の命かでもがき、苦悩し、我が子を今死なせたくないという親としての想いがわずかでも上回り、結果として苦しみ泣きながら輸血を受け入れたのではなかろうか。

その後はエホバに罪を犯したとの悔恨の気持ちと共に、今ここに我が子が生きているという喜びに苦しむという、表現しようのない葛藤があるだろう。審理委員会にかけられ、場合によっては排斥されることも覚悟の上だろう。

そのような親を、冷酷にも白か黒かでわけ、勝手に断絶したことにすると言うのだ。当人にはエホバとの関係を断絶する気など毛頭ないのにである。

そして、JW組織は輸血すれば自動的に断絶扱いとなるという現在の指針を一般信者にはきちんと知らせていないのである。

統治体よ、一日でも一時間でも早く輸血禁止撤回という英断をくだしていただきたい。

エホバよ、あなたのみ名の為にも、早くこの組織を成長させてください。







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