時折、ネット上でJWの聖書の解釈を糾弾するものが見受けられる。



その多くが、かつてJWであり、今では別のキリスト教に属している者たちによるものが多い。


いかにJWの教理や新世界訳そのものが間違っているかをたいへん丁寧に別訳の聖書を用いて指摘してくる。



エホバの名を用いることから家から家に宣教することまで様々な点を挙げ、いかにJW組織が信者をマインドコントロールし聖書の間違った解釈でそめてしまっているかを実に解りやすく興味深く書いている。


彼らの言うことには同調できるものもあるが全てではない。もし彼らの解釈が正しいのであれば、JWは世界一のペテン集団、世界一成功している詐欺集団と言えるであろう。



JWは日本の新興宗教ではない。世界中で230カ国以上で活動している。信者数は毎年着実に増加している。


例えば日本では583人に1人がJW信者だ。アメリカでは261人に1人がJW信者で合計は115万人。イタリアでは国内第2位の信者数を誇る。W杯の南アフリカでは561人に1人もいる。ブラジルやメキシコには約70万人の信者が活動している。キューバのような国でも123人に1人の割合でJW信者がいる。モンゴルでは25%も増加している。ナイジェリアには日本より10万人も多い30万人の信者がいる。



まさに、世界の到る所で、あらゆる文化や宗教や価値観を持つ国で、肌の色も洋の東西も問わずあらゆる人間がJWのマインドコントロールの餌食にあっているというのだ。

決して貧しい者や女子供ばかりが入信しているのではない。IQの高い科学者もいれば世界的に著名なアーティストや経営者もいる。億万長者もいる。



名うてのオレオレ詐欺集団もビックリである。JWを異端だと非難するキリスト教も「真理をもっていながら」も信者を世界的に増やすと言う点ではJWの足元にも及ばない。




これほど多くの人間の心を打ち、時に命をかけても信仰を守り通す「信仰」というマインドコントロールに成功しているJW。


確かに真のキリスト教である可能性もあるし、天才的な史上最強のペテン集団である可能性もあろう。



信じるも信じないも自由である。