最近めっきり聴かなくなった長渕剛。
かつて10代~20代の頃はよくLIVEに
通ったものです。乾杯以前からレコードを
買って聴いていたけど、最新号のAERAの
インタビューを見たら、もう52歳とのこと。
アエラの語録。
「日本の中年層は自己管理ができずに
いつも誰かによっかかって生きている。」
「人生はメリハリが大事。メリハリのない
人生を送る事は精神的な死だ。」
「40~50代に歌が響くのは、そいつらの
中に10代の魂があるから。」
「本当の連帯とは同じゴールを目指して
肉体の苦痛を共有して初めて生まれる
ものだ。」
「何が一等賞かは自分が感じる事。富や
名声や何とかじゃなくて、要するにやり
続けること。」
「自分が10代のときに握り締めたギターを
放すってことが俺は負けだと思っている。」
本当のコミュニケーションは言葉ではなく、
肉体と肉体で苦しみを味わい、共に苦痛を
味わうことで連帯が生まれる。
長渕の師匠は仏師の故西村公朝さん。
自分の父のように慕っていた方で、
AERAでは‘先生は俺に88歳まで歌え
って言った。それで「あんたいつもハーモニカ
投げるやろ、あのなぁ、88になって、若い
やつの前で、わしみたいに入れ歯を持って
投げるんや」って(笑)。≪それがロック≫
だって’と長渕は言う。
彼の心の根底にあるのは10代の魂。
長渕が30年以上経って、88になったとしても
それは変わらないのでしょうね。いつまでも
長渕は10代の長渕のままであり続けることが
彼にとって誇りを持って生きる道そのもの
なのだろうか。
いつかの少年 ~今聴いても魂に響いてきます。