嗚呼、堂々の納税拒否宣言! | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 





「夕刻の備忘録」 様のブログより。




日本は一昨年夏より左翼政権が牛耳る国家と成り果てた。そして今、独裁者が権力の頂点にいる。「独裁者」という言葉から、映画に登場するような、歪んではいるものの他を圧する知性の持ち主や、カリスマを連想してはならない。見るも無惨な風体のカルト教祖が存在するが如く、「独裁者」にも知性の欠片も無く、大衆煽動の能力も無い者もいる。

むしろ、そうした資質が無いことを利用して、巧みに頂きに昇り、瞬く間に圧政を強いる無様な馬鹿面の「独裁者」もいる。全ての独裁者に共通していることは、異常なまでの権力欲、ただそれだけである。

大衆の油断に付け込んだ民主党が、二代に渡ってキ印をトップに据えた。現職は「民主主義とは期限を区切った独裁だ」とかねてより豪語する本物である。国民は今や奴隷である。「あんな奴の奴隷になんかなるもんか」と足掻いても、現実に国民は単なる「納税装置」と見倣されている。次の事実に怒りを覚えない人は、既に一個の「装置」である。

首相「ODA削減分は再建されたら何倍にも増やす」
駐日大使招いた震災支援「感謝の集い」で明言
 菅直人首相は11日夜、東日本大震災復興向けの平成23年度第1次予算の財源として政府開発援助(ODA)の1割に相当する約500億円を削減したことについて「わが国が元気に再建されたとき、削った金額を何倍にも増やして多くの国の応援にあてる決意だ」と述べた。 首相の発言は、都内の外務省飯倉公館に駐日大使らを招いた震災支援に対する同省主催の「感謝の集い」で飛び出した。首相は「補正予算で1つだけ多くの人に『まずい』と言われていることがある」と述べ、ODA削減を指摘。その上で将来的な増額を「約束する」と明言した。ODA削減に対する各国の不安を払拭したかったようだ。
 首相は会場で販売された被災地や風評被害を受けている地域の農産品について「ぜひ買って味わってほしい。それが今のわが国に対する最大の皆さんの応援だ」と呼びかけたが、自らは購入することなく10分程度で会場を後にした。


http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110511/plc11051119510022-n1.htm

動画はコチラ:
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14431045

この男は一体、国税を何と心得ているのか。首相が外国要人に向けて、「何倍にも増やす」と明言したODAは、言うまでもなく我々の税金である。この不況下に他国への援助を何倍にも増やすということは、国税を何倍にも増やすと言っているのと「体感的には同じ」意味を持つ。

何を根拠にこうした暴言が吐けるのか。駐日大使達も、キ印の言うことなど相手にしていない。単なる「社交辞令」と受け取っていると考えるのは甘い。世界中の善意に溢れた大使達が、ただのジョークと捉えても、決してそれを許さない国が、隣に二ヶ国も存在しているからである。

何故、我々は税金を納める必要があるのか。納税が国民の義務であるなら、それは「国家」に対して収めるべきものであり、「中間搾取組織」に過ぎない民主党が介在している今、我々の税金は国庫に入らず、キ印の自己満足のために、海外へと消えていくだけではないか。消費税の引き上げを含む増税論議が喧しい中で、さらにこうしたデタラメを国内だけに留まらず、海外に向けてまで垂れ流されては、誰が「義務」など果たすものか。


東電の解体を叫ぶ政府のプロパガンダに乗せられ、拳を突き上げている人も多い現状であるが、東電の資産売却が進むと、その43%を所有している「尾瀬」も当然その候補地に入ってくる。国立公園であるとはいえ、東電が手を引いて、他に売却するということになると、必ず外国資本が狙ってくる。

それと報せず、それと分からない状況を作って入札に入り込んでくるに違いない。富士山の絶景ポイントを買い占めて、日本人観光客から金を毟り取ろうなどと考える連中である。尾瀬を見逃すはずがない。原資には事欠かない。倍増されたODAで充分におつりがくるのである。

「独裁者」はこれにも加担するであろう。いや先導するに違いない。「そちらの希望の面積の何倍にも増やして献上する決意だ」と言うに違いないのである。税金を払い、その税金を海外に流され、その金で国立公園を買い占められて、入ることはおろか、見ることさえ出来なくされる。もはや「危機的状況」ではない、紛れもない「危機」である。

多くの方が同感されると思う。人間の我慢には限界がある、という当り前のことを。今ほどこの事実を眼前に突き付けられている瞬間はない。独裁者を気取り、実際に独裁者として振る舞っている以上は、独裁者らしい最期を迎えてもらおうではないか。