『修羅の門第弐門』第6話感想(ネタバレ有) | ~ Literacy Bar ~

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※基本、ネタバレ有となっていますので、ご注意下さい。

月刊少年マガジン2011年4月号分の感想です。


陸奥九十九「おまえは不破じゃない……」


当たりましたぁ!


不破の残党とも、ケンシン・マエダの息子とも、グラシエーロ柔術からの刺客とも予想されていた謎のマスクマン『オン』の正体は第一話の感想 でも、第二話の感想 でも、第三話の感想 でも予想していたように、


毅波秀明でした!


イヤッホゥッ! どーですか、お客さん!

いやぁね、私は端緒から毅波秀明だと思っていたんですよぉ。だいたい、九十九と因縁のある相手で同じくらいの体格で総合格闘技の使い手で反則も平気でやる奴なんて、毅波しかいませんからねぇ。『オン』が陸奥VS不破戦の再現を狙っているという先回の予想 も当りましたし、まぁ、この辺りは二十年来の『修羅の門』ファンの面目躍如といいますか、なんt(以下、小一時間ほど省略)


……はい、ウソをつきました。先回の予想はマジでしたが、毅波秀明という予想は完璧にネタとして書いていました。少し、調子こきました。サーセン。しかし、そのネタじみたキャラをマジで投入してきた川原センセも大概ですよ。九十九の最初の対戦相手であった毅波とのリターンマッチを描くということは、

「再度、ゼロから紡がれる陸奥伝説」

という山田さん(仮名)の言葉は川原センセの本音なのかも知れません。


今回は『オン』の正体という謎が解けたものの、新しい謎が次々と生まれた回でもありました。

毅波は誰に圓明流の技を習ったのか? 見よう見まねの独学なのか? 山田さん(仮名)から教わったのか? 山田さん(仮名)だとしたら、毅波の存在を如何にして知ったのか? 毅波を九十九にぶつける狙いは何か? そもそも、毅波秀明はそんなに強かったのか?


残りは雑感。


バッティングで崩れる九十九。

陣雷とかが心配していましたが、多分、コレは九十九の誘いじゃないかと思う。本物の不破なら、あの隙を見逃すわけがありませんから、この反応に対する『オン』のリアクションで、九十九は相手が不破か否かを試したんじゃないかと考えます。


そして、蛇破山、旋などの陸奥圓明流の技を使う九十九。第四回の感想 で九十九は陸奥の技を封印していると予想しましたが、バリバリに使っていました。やっぱり、予想は外れることのほうが多いです。或いは封印しているのは虎砲や龍破といった奥義なのか? それとも、毅波秀明の誘いに乗って、一時解禁したのか? この辺も今後の見所です。


今回のベストシーン。


毅波秀明「久しぶり……」

陸奥九十九「……誰?


シリアスな場面なのにクソワロタ。

そりゃあ、そうやんなぁ。覚えている道理がないわ。


この記事の続編にあたる『修羅の門 第弐門』~毅波秀明の衝撃~ はこちらです。