~ Literacy Bar ~

ここはイマイチ社会性のない自称・のんぽりマスターの管理人が、
時事、徒然、歴史、ドラマ、アニメ、映画、小説、漫画の感想などをスナック感覚の気軽さで書き綴るブログです。
※基本、ネタバレ有となっていますので、ご注意下さい。


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江戸川コナン工藤新一(偽)「蘭(ねーちゃん)! 力を貸してくれ!」
毛利蘭パ━━(☆`・Θ・)=O━━ンチ!!&キック!! ヽ( ・∀・)ノ┌┛


ヒロインがそれでいいのか。

蘭ねーちゃんの壁ドン(?)が最も印象に残った劇場版最新作。劇場版では対人戦績の芳しくない蘭ねーちゃんも、流石に動かない相手には強かった。蘭ねーちゃんがコンクリを砕くのを久々に見ましたよ。しかし、解体工具としてしか活躍できないというのは、ヒロインとしてはどうなんでしょう。オマケに後半は例年通りに気絶してしまった所為で、コナンやキッドの足手まといになっていました。まさにバールのようなものとして扱われた蘭ねーちゃん。今回は意外にも園子が何時ものオチャラケっぷりを封印した、鈴木財閥の御令嬢としての側面がクローズアップされていただけに、余計に蘭ねーちゃんの残念っぷりが際立っていたように思います。来年こそは汚名返上をと望む声もあるでしょうが、これも残念なことに予告ではアカラサマに黒の組織絡みの内容臭いので、劇場版では概ね役立たずな蘭ねーちゃんの名誉挽回の機会は遠のいたようです。来年も昨年のように原作連動型の可能性大。沖矢さんの正体バレやらかした昨年のは内容は兎も角、衝撃度では劇場版『相棒Ⅱ』に匹敵したからなぁ。
今回のポイントは4つ。

1.タイトルに偽りあり

『業火の向日葵』というサブタイも結構な詐欺っぽかった(そんなに業火でもなかった)ですが、それ以前に『劇場版名探偵コナン』というタイトルがそもそも違和感ありまくり。完全に怪盗キッドが主人公でした。今回のコナンは本ッ当に活躍していないからね。真犯人と間接的に接触したアドバンテージがあったとはいえ、キッドのほうが先に真相に到達していたからね。そのうえ、メインストーリーもキッド陣営の物語だからね。まさか、物語の核心にいたのが『じい』とは思わなかったよ。

2.ノーマーダーでフィニッシュです

コナンの活躍が少なかった原因の一つは殺人事件が発生していなかったことでしょう。本編もそうですが、劇場版でも希少な展開。基本、キッドの登場する劇場版では人死にが出にくい傾向にあるようです。最多でも『世紀末の魔術師』なのか? それは兎も角、コナンは殺人推理という得意フィールドを封じられると、意外と役立たずで終わってしまう展開が多い。如何なる状況でもコンスタントに活躍の場がある光彦のほうが将来性高いといわれる所以です。アイツ、ホンマに小学生か? 流石に黒の組織のボス候補の一人。

3.犯人

『実在する専門家機関が下した真贋鑑定の結果が信じられない! あれは贋作だ! あんなものは燃やしてしまえばいいんだ!』という理由で飛行機に爆弾を仕掛ける&展示会場に放火するという、歴代の劇場作の中でも屈指のクソ動機で動いていた今回の犯人。綾瀬さんと松坂君が出演した某絵画映画と微妙に被るんですけれども。先代の次郎吉が演じた『富士山見せろ!』の画家のほうがナンボかマシに思える動機でした。しかも、自分の犯行計画の概要をパソコンに残しているって……いやぁ、マニュアル君は怖いもの知らずで助かるね。俺でもそんなヘマせんわ。キッドが共犯者の可能性を示唆していたので、榊原さんが演じていた女性がそれだと思っていたのですが、全くそんなことはなかった。まぁ、榊原さんも一度劇場版で真犯人やっておられるから、流石に二度目はないか。

4.毒

今回の劇場版はミステリは二の次、三の次。只管にキッド様のカッコよさを追求したアクションメインの内容になっていますが、脚本が『相棒』常連の櫻井さんということで、色々とよからぬ邪推をするのも一興。キッドの本意を知らず、知ろうともせずに犯罪者&〒□リスト呼ばわりするチャーリーさんは、彼の母国の隠喩かもですし、鉄壁のセキュリティーを誇る筈の鈴木財閥の施設が善意の内通者の手でボロボロにされてゆく様子は、安全神話の崩壊の象徴と思えなくもありません。3億ドルという大枚でゴッホの作品を買い叩いた次郎吉さんも、決して悪いことをしているワケではないのですが、バブル期の日本の成金連中の言動と被ります。最近、隣国の観光客による爆買いを面白おかしく書きたてる傾向がありますが、少しは自分たちの言動も顧みましょうというメッセージかも知れません。まぁ、次郎吉さんは買い取った絵画を自分が死ぬ時に一緒に燃やせといったワケでもなく、希望者の目に触れる場所に展示していたので、彼らよりは遥かにマシなんですが。
恐らくは上記の想像は確実に邪推の域を出ていないと思いますが、別に当たっていたとしても別にトヤカクいわれるスジアイはないでしょう。物語はプロパガンダであろうと情報操作であろうと面白ければそれでいいんです。その点、本作はミステリとしては失格でも、キッド様のカッコよさを愛でるという点で突出していたので、まぁ、合格点といえるのではないでしょうか。

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先日、某まとめサイトに『平清盛』を再評価する旨の記事がありました。あの作品は成功か失敗かといわれると総評記事でも述べたように確実に成功作ではないのですが、それでも、視聴者の記憶に残る作品であったのは間違いないようです。悪い点ばかりを取りあげられるのではなく、いい点を評価されるようになったのは嬉しいかぎり。これを契機にウチの当時の感想記事にもアクセス増えないかなぁと甘い期待を抱いております。
世間的に『平清盛』が失敗作と呼ばれる主要因は視聴率でしょうね。最低視聴率が7.3%でしたか。確かに低いわ。まぁ、このブログで何度も述べているように、私個人は視聴率で作品の善し悪しを図るつもりはありません。数字が高いほうがいい作品という理屈に乗っ取ると『GO』は『坂の上の雲』よりも優れた作品ということになってしまいます。視聴率とは作品の商品価値を示す指標であって、クオリティを保障する数値ではないというのが私の持論。そんなワケで今週の放送で遂に視聴率一桁台に突入した『花燃ゆ』も、それを理由に批判するつもりはありません。実際、ここ数回の松下村塾編はそこそこ見られたんですよ。特に松陰と久坂のハイテンション文通劇場は普通に楽しめました。しかし、歴史&思想背景の描写が必須のシーンになると、途端に物語が停滞してしまうのは如何ともし難い。それが先回&今回の放送では顕著でした。ここ数回の内容を簡単にまとめると、

吉田松陰「老中の間部詮勝を暗殺しろ! 我が藩は幕府にヘーコラすんな!」
周布政之助小田村伊之助「おまえは何を言っているんだ?」
高杉晋作久坂玄瑞「流石の俺らも、それはヒくわ。先生、もっと空気嫁」
久坂文「弟子を殺した責任を取れといった私が間違っていました。兄上、生きてつかぁさい」
吉田松陰「知るかボケェ! 人生狂ってナンボじゃーい!」


という感じになりますか。もうね、本作の松陰が何を考えているのかサッパリ判らないんですよ。その辺、もうちょっとしっかり描いて貰わないと、主人公サイドに感情移入できないんですよね。
この場面、一番重要なのは何で松陰が間部を暗殺しなけりゃイカンと考えたかという背景。このブログで何度も述べてきましたが、当時の知識人は隣国のが西欧列強の食いものにされている事実を認識していました。武力で開国を強いられて、不平等条約を結ばされて、領土を植民地化される恐ろしさをキチンと理解していたんですね。それで、多くの知識人が『ヤバイよヤバイよ、外国ヤバイよ、アイツらの技術力半端ないよ、こっちも海外の技術を学ばないと国が亡ぶよ』と進言してきたのですが、当の幕府は『知るかボケェ! 鎖国は幕府の国是じゃーい! 幕府の政治に異論を唱えるオマエらは〒□リストだ! 幕府は〒□には屈しない!(キリッ』とかいって、徹底的に弾圧してきた歴史がある。
それでも、幕府が国是の鎖国を貫き通せているうちはマシなんですが、ペリーの来航に度肝を抜かれた幕府は、米国主導の開国条約に唯々諾々とサインしちゃったワケですよ。そして、それに対する批判が噴出すると『知るかボケェ! 開国は幕府の国是じゃーい! 幕府の政治に異論を唱えるオマエらは〒□リストだ! 幕府は〒□には屈しない!(キリッ』とかいって、更なる弾圧に狂奔する始末。この壮大なる掌返しに松陰はキレたんですね。

吉田松陰「見やがれ! 俺らが警告してきた通りになったじゃねーか! 俺たちをさんざッぱら弾圧してきた幕府が今更どのツラさげて開国とか抜かしやがるんだ! こんな定見も先見性もない連中に政権を任せておいたら、日本は西欧列強の食いものにされるぞ! ツブせツブせ! 幕府をツブせ!」

これが松陰による老中暗殺計画の動機の一つなんですが、本作では清々しいまでにスルーされているので、松陰が単なる〒□リストにしか見えないし、杉家の描写も吉田松陰の家族というよりは赤パを身内に持ってしまった一家の悲哀にしか見えないんですよね。幕末史には飯のために人を斬って回った職業的〒□リストがごまんといたのは事実ですが、それと松陰の言動を同一視されてしまうような描き方は如何なものでしょう。少なくとも、主人公サイドの人間なのですから、同意は出来なくとも理解はできる動機を持っていないと、視聴者は離れてゆく一方ではないでしょうか。冒頭で触れた『平清盛』でも同様の欠点があって、主人公が何かにつけて口にした『武士の世を作る!(キリッ』という宣言の内容がまるで描かれなかったのが、物語が判りにくい要因の一つであったのを思い出します。幕末の情勢も武士の世も非常に複雑怪奇なのは判りますが、視聴者には難しい点を敢えて避けたことで、逆に視聴者の共感を得にくくなったのは否めません。美点に学ぶのは難しいですが、欠点から教訓を抽出するのは極めて有効な手段。視聴率の低迷という同じ問題を抱えている作品としては『平清盛』に学ぶべき点は結構多いと思いますよ。

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先週、放送が開始された荒川弘版『アルスラーン戦記』のアニメを見ました。取り敢えずは『まぁまぁ』の出来。概ね漫画版通りなんですが、アニメにして動きをつけると、逆に漫画版を読んだ時ほどの躍動感が感じられなかったですね。アニメで三段ブチ抜きの表現とか難しいからなぁ。一番気になっていて、一番驚いたのはルシタニア少年兵のキャスティング。何処かで聴いた……でも、思い出せないとウンウン唸りながら、EDテロップを見て驚いた。ドキプリのダビィじゃん。内山さんはアルスラーンの声も充分イケるんじゃないでしょうか。アニメは感想は書きませんが、毎週見続けようと思います。今回のポイントは5つ。

1.お喋り

アルスラーン「ナルサスの悪口をおぬしは言いたてる! だけどナルサスは! 私に一夜の宿を与えておいて、だまし討ちになどしなかったぞ!」

滔々とまくしたてたダリューンたちへの中傷を一言で否定されてしまうホディール。全く、今回の3~5頁にかけてのネームの多さは異常。『名探偵コナン』の解決回も各やという台詞の嵐でした。画よりも台詞の吹き出しの割合のほうが多いんじゃないのか。いや、悪いワケではありませんよ。ホディールという人物が如何に胡散臭いかを表現する方法としては正しいですからね。その証拠に後半でホディールの部下が松明の灯りを消す流れに結構なコマ数が費やされていました。全体のバランスを考えたら、上記のネームももっと適当に配分できた筈なので、敢えて前半に集中させたのは演出と見るべきでしょう。正しいといえば、アルスラーンに完全論破されたとはいえ、

ホディール「ファランギースやギーヴも何を考えているやら、信用がおけませぬ!」

この一言だけは正しかった。ファランギースは兎も角、ギーヴは現時点ではアルスラーンの元に留まらない選択肢のほうに進む可能性のほうが大きかったでしょうからね。愚者も千慮の一得。

2.鎧デザイン協力:新妻大輔

アニメ版のコンセプトデザインを手掛ける新妻さんが今回の鎧のデザインを担当……ですが、アルスラーンを除いた一行の出で立ちには然程、変化がないように見えました。一見して変わっていると判ったのはホディールの外見のほう。アニメと漫画のメディアミックス企画の第一弾に選ばれる辺り、何気にホディールは優遇されています。出番もそれなりに多かったしね。ギーヴの次に優遇されたキャラといえるでしょう。まぁ、今回で死ぬんですが。それとも、企画段階から参加していて、アニメの放送開始にあわせて発表するという企画であったのかも知れません。

3.改変

ダリューン「このような場所に長居は無用と存じます」
ギーヴ「いい女もあんまりいないしね」


原作では『いい女もいないしね』というギーヴの台詞ですが、キチンと改変されていました。女性を騙して、金蔓にして、飽きたら躊躇いもなく捨てるギーヴですが、女性を傷つける言動を善しとする男ではありません。漫画版オリジナル展開で、自分をもてなし、労ってくれた女性たちの存在を忘れてはいませんでした。流石はホル・ホースと並ぶ世界一女性に優しい男(自称)です……というか、最近、ギーヴを通じて、ホル・ホースの魅力がジワジワと判り始めています。これもアニメ版の活躍の賜でしょうね。まぁ、こっちも今週でリタイアするんですが。

4.黒捷とか黒王号とか

ホディール「ひっ……ひぃっ!」アタフタアタフタ
ダリューンシャブラング「」ズシズシズシスジ


逃げ惑うホディールを追う黒衣の騎士と黒影号。どう見てもリンの中に巣食うグリードの表現と一致です&包囲網を突破する姿は『蒼天航路』の張遼です。本当にありがとうございました。味方サイドの描き方とも思えんな、これ。アトロパテネでの脱出行の描写といい、荒川センセによるダリューンの武勇の表現には何らかのトゲを感じてしまいます。まぁ、ゲスの勘繰りかも知れませんが。
しかも、ダリューンに追い詰められたホディールの、剣を抜く姿が結構カッコいいんですよ。やっぱり、優遇されています。ひょっとするとアニメ版のラスボスはホディールなのかも知れません。『お父さま』のように全ての戦乱を影で操っていたのは実はホディールというオチ。或いは魔導師一味のボスがホディールという設定。いや、冗談ですけれども、どう考えてもトクトミシュはおろか、ラジェンドラまでも出てこないうちにアニメ版は終わるんじゃないかと思えるので、そういうオチにするしか、決着つけられないんじゃないかと。
そんなアニメ版ラスボス候補筆頭(当社調査)のホディールですが、ここは原作通りにダリューンの刃の贄となって敢えなく落命。原作では『高く掲げられた』と書かれたのみでしたが、漫画版では首級を槍の穂先に突き刺されて晒されるという結構ムゴい仕打ち。これも禿頭という漫画版オリジナル設定の所為でしょう。『男の価値は死ぬ時に何本髪の毛が残っているかで決まる』というジェシーおいたんの言葉もマト外れではないと思いました。髪の毛あったら、こんな仕打ちに遭わなかったからね。哀しいね。

5.主のために

奴隷A「御主人様の仇だ、逃がすんじゃねぇぞ!」
アルスラーン「」


随分と皮肉の効いたサブタイトル。表面上はアルスラーンのために戦うダリューンやナルサスたちのことに見えますが、実はホディールという慈悲深い主を喪った奴隷たちがアルスラーンに向ける敵意を示すものでしょう。哀しいね。
この奴隷解放は原作では結構唐突な流れなんですが、漫画版だとエトワールとの交流を通じて、人間は平等であるという概念がアルスラーンの中で育まれているので、自然に受け入れられました。勿論、単純に解放するだけではダメというのは道理で、その辺は今後も描かれていくでしょうけれども、これも原作だとナルサスの構想に頼りっきりなので、漫画版では是非、荒川センセのオリジナル展開に期待したい。まぁ、そちらに力を入れ過ぎるとアニメ版に簡単に追いつかれてしまうという事情もあるのですが。

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