子供らが安心できる世の中を |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

今朝、新聞を読んでいると、私の地元の倉敷でも、女児が行方不明になる事件についての報道がなされていました。

全国区のTVでも番組の中で、報道されていました。
どんな情報でも良いから、倉敷警察署にお知らせくださいとのこと。

お子さんと連絡がつかなくなってしまった親御さんがどれほど心配されているか……思うと、同じ親として胸が痛みます。

女の子が無事に見つかること、親御さんもとに帰られること、祈らずにはおれません。


今でこそ、我が家の二人の子供は車の運転をしていますが、うちも子供の通学に関しては、本当に多大な労力と時間を費やしてきました。

というのは、我が家が交通機関が何もないような辺鄙(へんぴ)な山の中にあるため、「送り迎え」が必要だったのです。

行きは自転車でも、帰りはえんえんと何時間もかけて山道を登らないといけない。

とくに娘に関しては、足(膝)が弱かったこと、それに何よりも女の子を夕方、たった一人で帰宅させるということには、かなりの不安を抱いていました。

冬など暮れるのも早い。
人通りがないような道もある。

そのため自転車が何とか積めるような車で、帰りは迎えに行っていましたし、行きも人口の多いところまでは送っていました。

私など仕事の合間を抜けて迎えに行くなど、かなりアクロバットなことをした時期もありましたし、この頃はまだ比較的元気だった私の父、おじいちゃんが軽のワンボックスカーで協力もしてくれました。


私が子供のころは、ここまでのことは必要とされませんでした。

男の子も女の子も、自転車で自宅まで帰ってきていました(帰宅だけでへとへとになるような道のりですが)。

それができていた世の中と、子供を安心して通学もさせられない今の世の中。

どっちが幸せなのか、言うまでもないと思います。

いったい、何が違ってしまったのでしょうか。




今年は行方不明の子供に関するニュースが非常に多い。

年の初めからそんな事件が相次いでいましたし、長く未解明だった女子殺害事件の容疑者も逮捕されたり……

通学中の列に車が突っ込むなどの事件もありました。


子供たちが安心して生きて行ける社会を、私たちが作って行かなければ……

そのためにできること、考えてみたいと思います。




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