順番から言うと、アメリカよりも日本を優先したいところなのですが、世界経済に非常に大きな影響を与える国家であること、日本に対してもっとも大きな影響力を有する国であることなどの理由で、先にアメリカ合衆国を解読しました。
今日は日本バージョン

今年の春分図で、日本のアセンダントは「広い公共の公園」というサビアンシンボルに当たっています。
MCは「神秘劇で儀式的な行為を演じる仮面をかぶった人物」
まず「公共の公園」は、その意味のまま、個人よりも全体のことを考える傾向が強まります。
全体的な統一性、カラーを尊ぶ傾向が世の中に生じるかも知れません。
もともと日本人は「和をもって貴しとなす」精神が強く、このサビアンシンボルには馴染みやすいと思われます。
個性を打ち出すよりも、自分の所属している組織や地域、あるいは家族や血統を大事にする風潮が生まれ、その中で「仮面をつけて」生きようとする人も増えるかも知れません。
「神秘劇と仮面」のシンボルは、世の中の中で自分に与えられた役割を割り切って演じようとする傾向です。
MCは国家の顔、政府でもあるので、今年、民主党政権は本音はさておき、自分たちの役割を果たそうという動きを強めるでしょう。
国際的な視野に立てば、なにかの話し合いで調停の役割を演じるとか、今の世界の中での日本の役目というものを自覚し、それに沿った行動を取る……そういったものでしょうか。
今年の日本のMCは損なわれておらず、少なくともアスペクト上は天王星などとも関係がよいので、良い意味でのチェンジが可能なはずです。
問題は日本の政治家たちが、その運気を生かすかどうか、なのですが。
アセンダントは金星とスクエアになっており、経済・金融の良さは個人レベルでは、まだあまり回復の実感が得にくいのだろうと思われますが、金星のコンディションは決して悪くなく、やはり景気は回復して行くと思われます。
日本のチャートを見て、一番強く感じるのは、「議会は大変」ということです。
民主党はよほどうまくやらないと、様々な法案や予算といったものを可決させるのが難しい。
また議員そのものも分裂傾向が強まり、言ってみれば戦国時代の群雄割拠みたいな状態になりかねません。
これはもちろん天王星の効果によるもので、天王星はたいていの場合、「自我」を強化します。
世の中全体と同じじゃ嫌だという変人の星が天王星なので、他者との間に溝やしきりが生じてしまう。
つまるところこれが天王星効果の「離反」にもつながるのですが、これは今年のアセンダントやMCのサビアンシンボルとはほぼ真逆の性質を持っています。
つまり、いろんな分裂や対立を抱えながら、全体として国家としてまとめ上げていくことも可能という解読になります。
現実に菅総理や民主党政府が、これをうまく成し遂げられるかどうかは別問題ですが、可能性としてはある。
失敗すれば、バラバラの戦国時代。
他、いくつか気になる点があります。
それを含めて、今年の日本の傾向をまとめてみます。
①離反の危険性を秘めながら、全体のことを考える人が増える。
②経済は回復傾向に向かう。個人レベルでは実感しにくいが、確実に良くなる。
③雇用の問題は非常に根深くあり、なかなか楽観できない。
④国民の健康面での不安。インフルエンザの流行や健康保険制度の問題かも知れない。
⑤野禽やペットなどの問題。鳥インフルエンザ。
⑥レジャー地や施設での事故。火災や爆発。
⑦大規模な火災。爆発事故。
⑧河川にかけられた古い橋梁などでの事故や事件。
⑨河川の氾濫や海難事故。河川の氾濫がよく見られるかも知れない(←逆算的に降雨が多いのではないかと考えられる)
⑩恋愛では目立った人物の不倫や破局が報道される。
⑪母親や家庭が関連した事件が目立って見られる。
⑫天王星の意味する航空機や宇宙に関する事故や、なんらかの大きな成果。
気になるところを列挙したので、大変そうだなと思われるかも知れませんが、全体としてはそうでもないと思います。
少なくとも昨年の韓国のように、北朝鮮からいきなり砲撃されるような運気ではありません。
ということは、昨年の朝鮮半島にはそのようなものがあったことになるのですが。
それはまた次回(2011年の朝鮮半島)。
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