秋から来年春への流れ |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

この頃、「人」に関する夢を見ることがよくあります。

私は大変に夢をよく見る人間で、その大半は忘れてしまうのですが、見たこと自体は何となく覚えていたりします。
ちなみに奥さんなどは「夢を見ない」とよく言うのですが、覚えていないだけで実際には見ています(だって、寝言を言うことあるもん)。

近頃見る夢の中に、ある人が苦境に立っているような夢があり、土地とか居場所とか、なんかそういうものに絡んでいる印象が残っていました。
先日、お会いすると「年内で仕事を辞めることになった」とのこと。
身体が続かないんだそうな。

聞いた後、しばらくして「そういえば」と夢のことを思い出したのです。
このことを告げていたんだな、と。

たぶんその人が調子を崩していたときにか、あるいはその後でやめる決断をしたときにか分かりませんが、そういうのをどこかで「受信」していたんでしょうね。


「辞める」という現象も、最近私の身辺で非常に多く起こっています。
これまでの未曾有の大不況の中では、まったく身動きが取れなかった人たちが、少しずつ状況を変えようとしているのを感じます。

「こんな条件では働けない」
「こんな人間関係ではやっていけない」

我慢が限界を超えてくる時期になってきたようです。

じつは今年の秋、9月23日の秋分図にもそれは表れています。

春分図は一年間の傾向を表示しますが、秋分図も補佐的に年の後半から次の春分までの傾向を表します。

春分図では太陽は牡羊座0度。
秋分図では太陽は天秤座0度。

これは決まっています。だからこそ、春分秋分なので。

こういった図では、私はアスペクトを非常に重視します。
とくに太陽が取っているアスペクト。

春分図、秋分図などが重視できるのは、その太陽度数が「次なる創造」のプロセスを表示するからだと私は考えています。
カーディナル・サインは「創造」で、もっとも顕著なのが牡羊座0度の始まり、次に重視できるのが天秤座0度のターニングポイントという捉え方です。

今年の春分図よりも、秋分図の方が、太陽と冥王星のスクエアが誤差が少ない。
「次なる創造」のプロセスとして、冥王星が力を発揮するわけですから、それは破壊→再生ということになります。
この傾向は昨年から生じてはいるのですが、今年の秋以降はこれが強まってくると感じられます。

今年の秋の秋分図では、太陽は天秤座6度の土星と合になっており、これは昨年の秋分図からあるアスペクトです。
しかし、来年はありません。

つまり土星という自己制御、抑圧から脱していく過程にあるわけで、これも流れを読むとそれまではうかつな行動を控えていた人たちが、じわっと動き出す印象を持ちます。

こうして来年の春分につながっていくのですが、そこでは太陽は天王星と誤差のほとんどない合。

来年には一斉に大きな変化の波となりそうです。


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