運命は自らが決める・1 |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

「本当に自分の人生の計画を、自分で立てているんでしょうか?」

「なら、今こんな状態になっているのも、もう決まっていたことなんでしょうか?」

「そんなばかげた計画を私自身が立てるんですか?」

ある女性がこんなことを仰いました。

そのときから、私は近いうちにこの記事は絶対に書かなければならないと考えていました。



最初、私はその女性とご主人のチャートを読みながら、二人の性格、そして持ち合わせている運気などからどのようなことが考えられるか、解読しました。

彼女は思い当たることがあるようでした。

互いに理解し合おうとせず、すれ違いが生じやすい。

結婚生活、あるいは結婚相手との関係の中で困難な出来事が生じやすく、それを克服するためには絶対に努力が必要になる。

無努力で幸福になるというのは考えられない。

けれど。

「このホロスコープ・チャートは別に神様や天が、あなたに強制的に与えた運命ではありません」

「あなた自身が生まれてくる前に立てた魂の計画が反映されているはずです」

解読を終えた後(実際にはもっと深いこと、幅広いことをたくさん指摘しています)、私はいつものように生まれ変わりの研究報告が教えてくれる真実についてお話させて頂きました。

そう。
いつものように終わらないことを予感しながら。

彼女の様子から、彼女とご主人の状態が普通ではないことを直感していたからです。

そして、彼女は、冒頭の言葉を口にしました。

「本当に今のようなことになっているのも、自分で決めたことなのか」と。


その女性は、ご主人が今、所在不明になっています。

携帯電話などで連絡は取れるそうですが、世間から身を隠さなければならなくなってしまった。

まだ告訴とか被害届というような段階ではないそうなので、いわゆる「立件」された状態ではないのですが、一般的には犯罪に該当する行為に手を染めてしまったのです。

ご主人は12ハウス(隠れた部屋)に、水星、金星、天王星、冥王星を持ち、土星とのハードアスペクトが強い。

以前、ご主人の浮気が発覚し、「それなら自分も勝手にする」と彼女自身、別な男性との関係を続けたそうです。

互いに向かい合うこともなく、許し合うこともなく。

そして今ご主人は、世間から逃げ隠れしなければならないようなことになってしまった。

「こんなことになるのも、自分で決めるのか」


皆さんは、どう思われますか?

ナンセンスですよね。

このテーマは非常に大きく、重いものなので、何度か連続記事にしてUPすることにします。


が。

私は彼女にこう答えました。

「ご主人が犯罪に手を染めること、あるいは過去に浮気をすること、あなた自身、ご主人と理解し合うこともなく、別に浮気をする。こんなことは、何も決まっていませんよ」


続く。

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