
本文はここから
前にもブログに書いたことがあるのですが。
じつは私の前世のことを言及した霊能力者が二人います。
「あなたの前世は江戸初期、大火によって孤児となった少年。
文学者に拾われ、その人に養われ、やがてその人の(今で言う)ゴーストライターとなる。
あなたの書いたものは、今はこんな世の中だが、未来はやがてこんなふうになるという予言小説だった。
それが幕府の目にとまり、表向きの作者だった師匠は死罪、あなたも隠岐の島へ流刑となる。
隠岐で子孫を残す。
それは「嘉」という文字が名字に入った氏族。
隠岐を脱出しようとして、船が難破。死亡」
これが私の前世その1です。
これを聞いたとき、「いかにもありそうな前世だ」と思いました。
なんだかよくわからないのですが、私は潜在的に
「自分が迫害に遭う」
といった感覚を、それ以前から持っていました。
また。
高校時代に書いた処女作は、未来を予言する小説でした。
だから、そのように感じられたのかも知れません。
「あなたの前世は、千年近く前の大地震で亡くなっている。
亡くなったのは、たぶん今の三重県。
お歯黒の女性が見える。それがあなたの前世。
あなたによく似ている。
夫は今の奥さんだった人(つまり性別を入れ替えて、今は夫婦になっている)。
子供がいて、男の子だった。
その子は今の長女。
その子は予知ができた。
だから地震が来ることを予言していたが、親として何も対処ができず、子供もろとも亡くなってしまった」
前世が女性だったというのは、ありそうに思えます。
これはなんとなくですが。
お歯黒の女性ということは、貴族階級だったか、それに準ずる階級だったか。
地震というキイワードを含め、調べてみると、
887年
1099年
1361年
などに、近畿で大きな地震が起こっています。
このうち1361年のそれは四天王寺金堂が転倒するなど、各地で大きな被害をもたらしたようです。
該当するのは、これかな、という気が。
南北朝時代。
戦乱が続いていた世の中。
武士階級でもお歯黒文化が広がっていました。
地震。
占星術で地震を予知しようという私の試みの根っこは、こんなところにあるのかも。
娘とはとりわけ四柱推命上、私とは深いつながりを感じます。
普通の親子ではないだろうなと思っていました。
チャートでももちろん、興味深い関連があります。
これらはどれもありそうに思える前世です。
どちらの霊能者も、ある意味、別々の前世を教えてくれたのかも知れません。
それが正解であろうとなかろうと、今ある自分は自分なのだから。
今できることをする。
それだけです。
しかし、これら以外に自分が確信している別な前世があります。
それは占星術師であった前世がどこかにかならずあるはずだという確信です。
これはほとんど絶対の確信で、もう一つ、自分が使っているマルセイユタロット。
これともどこかで接点があるのではないかという気がするのです。
だとすれば過去の南フランス。
このどこかで生きた前世があるはずです。
でないと説明のつかないこともあります。
私は高校時代から占星術にはまったのですが、当時はまだ本格的な占星術は広まっておらず、イギリスのエフェメリス(天文暦)まで取り寄せて購入し、ホロスコープ・チャートを作成しようなどという高校生は、本当にごくまれな存在だったはずです。
このやむにやまれぬ衝動は、なんだったのか?
そして誰に教えを受けたわけでもないのに、ここまで来てしまった。
それはもちろん多くの書物から刺激や知識は吸収してきました。
しかし、解読の仕方など、多くは実践の中から見出してきたもので、自分がこうだろうと思っていたことが、後で書物によって裏書きされることなどよくありました。
占星術に関しては、一を知って、五も六も知っていたような気がします。
それは身につける作業ではなく、「思い出す作業」だったのかも知れません。
そのような前世でも想定しない限り、占星術師としての自分の存在は説明できないように思えます。
二人の霊能力者が指摘しなかったどこかの時代。
私はヨーロッパの、たぶんフランスで生きたことがある。
マルセイユとかプロヴァンスとか、ああいった地方ではないか。
そこで占星術に通じて生きた人生が、きっとある。
だから、私が今行きたい海外は、この南フランスなのです。
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