菅直人新総理の未来は? |  ZEPHYR

 ZEPHYR

ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

菅直人さんの二つのホロスコープ・チャートが、今私の目の前にある。
一つは首相指名時のもの。
もう一つは菅さん自身の出生図(出生時間は不明)。

この二つのものから見えてくる未来は、もう一つ喜ばしくないんですが、あくまでも一占星術研究家が試験的に行った解読だと思って読んでくださいね。

首相指名時のチャート、すなわち菅直人首相誕生のチャートですが、これは前総理の鳩山さんに比べると、比較的穏やかです。
ただ、以下の二つの点は見過ごせません。

土星、木星と天王星の合、冥王星で構成されるTスクエア。
水星、火星、海王星(+月)によるTスクエア。

非常に有り難いのは、土星、天王星のオポジションですね、これはここのところの日本の総理大臣の、まるで学級当番みたいな交代劇に深く関わっているんですが、これが少しばかりゆるいことです。
オポジション(180度)の誤差は、たったの2度ちょっとしかないんですか、天王星は星座を牡羊座に移していて、双子座27度の土星とは対向星座ではなくなっています。

これ、結構意味があると思っています。

しかも土星、天王星が入っているハウスはそれぞれ12ハウスと6ハウス。
6ハウスの意味するところは、国家的スケールでは「軍隊」(とくに陸軍)、「労働」「食料生産」などです。
菅さんの首相任期は秋までのはずですが、この短い間にこうした問題が発生してくる可能性があります。
ただ、このチャートを一目見て、私がすぐに感じ取ったのは12ハウス土星の示す、「潜在敵」の存在です。

うーん。
危ういなあ。

この隠れ潜んでいる敵が誰なのかは、皆さんが勝手に憶測してくださいね。
私は何も申しません。

しかし、すでに火種がある。

ただこの菅さんの指名時チャートには、「お、意外に指導力を発揮しそうだ」という部分も感じ取れます。
MCなどのサビアンシンボルなど、とくに。
加護があるようなサビアンです。
3ハウスの冥王星も指導者っぽく思えます。

論客。
それ故の論争。

水星、火星、海王星のTスクエアはそれも示しているように思えます。

自分なりの体制作りをして、自分なりの路線を行こうとしそうですが、内外に障害が多い。
そんなチャートに思えます。

鳩山さんのときはあまりに露骨だったので、あえて取り上げなかったのですが(鳩山首相の予測は指名時のチャートだけで行った)、今回は菅さんの出生図も使用しました。

じつは鳩山さんの出生チャートには、首相就任時からすでに出生太陽に進行天王星がオポジションになるという、「破綻」「破局」「分離」「離別」に関するアスペクトが存在していました。
これが結局、普天間問題の処理の失敗、社民党の離脱、総理辞任といったことにつながっているように思えます。

同様な観点でいうと、菅さんの出生チャートでもすでに同様のアスペクトが発生しているか、もうすぐ発生するところなのです。
これは出生時間によって変わってきます。
出生時間が遅い時間であれば、すでに発生しているかも知れません。

これは進行太陽が、出生天王星にオポジションになるというものですが、組み合わせは同じ。
このアスペクトが強化される来年、再来年。

この人がまだ総理大臣をしているかどうか。

やや疑問です。

突っ込んだ見方をすれば、さらなる分離を生み出し、結果的に民主党自体が割れてしまう可能性も秘めています。

ほかにも出生太陽に、進行の冥王星が現在、合です。

ひえー叫び

破壊と創造の星。
すべてをゼロに戻しかねない星です。

この合はすでにピークは過ぎていると考えられますが、すでに危うい地雷原の上に彼はいるように思えます。

大丈夫なのか……。

単純に任期までの総理なら、それはそれでよいのですが、問題はその後です。

潜在敵。
分離。
リセット(ゼロになるため)。

こうした運気にどこまで彼が政治家としての手腕をふるえるか、見定めたいと思うzephyrです。

人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへにほんブログ村 その他趣味ブログ 占いへ
にほんブログ村