ようやく長い「冬」が過ぎようとしています。
え? 冬はとっくに終わった? いえ、私が申し上げる「冬」は土星・天王星のハードアスペクトがもたらす冬の時期です。
このごろになって、じわじわと、あるときは急反発するように、株価などが上昇を見せています。
土星・天王星ハードが消滅に向かっていくのと呼応しているように思えます。やはり何らかの因果関係があると考えた方が良いのでしょうし、また占星術的知識を背景に投機を行う大物投資家などが実在し、実際にこのアスペクトを指針と考えているから、そのような結果を招くということもあるのかも知れません。
いずれにせよ、昨年秋から始まったこの厳しい時期が、ここへ来てようやく第一回目の終息を迎えようとしています。
土星・天王星のオポジション(180度)は、4月の上旬に一度、力を消滅させます。
これが消えてもなおひと月ほどは、金星・天王星のハードアスペクトが残存するため、様々な企業の不調や失速、経営破綻などが伝えられる可能性はあります。依然として諸外国では通貨危機などの爆弾も抱えています。
しかし、本体となる親玉が消えるのですから、これらは現象として後から起こってくる「結果」に過ぎなくなってきます。
これからしばらくは経済的には比較的穏やかな時期が過ごせそうだという予測を皆様にお知らせできるのは、私にとってもほっとするものがあります。
むろん今年全般にわたって残るダメージはありますし、土星・天王星コンビはやがてまた(戻ってこなけりゃいいのに)7月下旬にはじわじわ効力を発揮し始め、9月頃には非常に強く機能する時期が来ます。4月上旬の消滅から7月下旬の復活まで、三ヶ月ちょっと。経済が持ち直すにはあまりにもみじかい時間です。
とはいえ、しばらくはこれまでのような危機に次ぐ危機という事態はないと思われます。
そんな4月を迎えることができます。
4月はいったいどのような出来事が私たちを待っているのでしょうか。
まず、事件や事故、そして地震が多い月だということが申し上げられます。
目についたものから順を追って行きましょう。
1日ごろ(前後1日程度) 火災や事故。政治的な問題や紛争。軍が動く場合も。
1日~10日 女性が被害に遭うような犯罪や女性そのものが深く関与した事件。暗い森や山などがサビアンシンボルに表示。性的な問題もクローズアップされるが、性犯罪そのものを示している可能性も。同種の危険は、月の終わりから来月にかけても確認できる。
8~13日 事故やアクシデント。航空機も海上での事故も要注意。とりわけ9、10、11ごろが顕著。
12、13日 ハリケーンなどの風水害。このアスペクトが上記の事故やアクシデントの運気に重なって、乱気流による航空機事故などを引き起こす可能性も考えられる。
同じころ、国会や国政、あるいは国家そのものになんらかの異常事態が起きる可能性。これは22日ごろまで続く。
16日ごろ 日本の政局に一つのポイントが。麻生総理に動きがあるかも知れません(総選挙関連)。
17日ごろ 経済や労働環境に関して朗報。
18日ごろ 国会や議会での混乱。
24日ごろ 議会に調和的な動きも。地震や火山活動に関しては心配がありますが、ここで今年前半期の日本は一つの折り返し地点を迎える。また世界的にも、この前半期の節目がこのあたりになる(ここで起きる出来事には、個人的にどんな形で起きるか注目しています)。
4月は12日を中心にしてかなりの期間、火星が非常に活性化され、世界的にもテロや紛争の発生、戦争の火種となるような出来事が起きやすくなると考えられます。
北朝鮮のミサイルがいつ発射されるかという問題も、今現在(3/26)言われているあらゆる情報を度外視して考えると、8、9、10あたりがもっとも濃厚、次は15日前後となりますが、北朝鮮側から言われている4~8日の間も、火星と土星のハードアスペクトが確認できますから、圧力(土星)への逆切れ(火星)としての行為なら、これで発射される可能性はあります。
参考までに、2006年7月のテポドン発射時の状態を確認すると、火星が木星・海王星と複合アスペクトを形成しており、あきらかに軍事(火星)の暴走(木星・海王星的な効果)を見つけることができます。
もし、4~8でミサイルが発射された場合、その後の火星が活発化する危険な星位は、ミサイルを迎撃するかどうか、それが成功するかどうかに関わらず、日本と北朝鮮との間の軍事緊張と対立という見方も、最悪できます。
9日以降24日まで、土星・木星・エリスなどの間で、ヨッド(Y字型星位)が形成されるのも非常に気になるところです。これは北朝鮮の暴挙と、その深刻な影響が下旬まで続くことを意味しているとも読み取れますが……世界の他の国々の間でも、今月は非常に危険な事件が増加すると考えられます。
上記の危険な時期には、銃器を用いた犯罪なども考えられます(乱射事件のような)。
さて、地震に関してですが、結構目につきます。
1日ごろ(前後1日程度)。
5日ごろ(4~9日)。
9日ごろ。
12~18日ごろ もっとも強く働きそうなポイントは、12、13と15、16。
19日~25日 24、25がもっとも危険。
となります。
このうち、もっとも大きな地震が予測されるのが、9日~13日です。
今回はやり方を少し変えており、できるだけ大きなものを捉えようということで予測を行いました。これら以外にも、従来方式では震度3程度の地震は、ほかに起きる星位があります。
地震に関しては、また観測を行い、補填しようと思っております。
人の心に愛が、世界に調和が満たされますように。

ルーコさん、藍さん。いつもキュウちゃんを愛でて下さってありがとうございます。
pyonchanzさん。それこそが占星術師の矛盾と内的葛藤ですね。もっとも予言が当たって、「当たった当たった」と言って騒いで喜ぶ人もいますけど。
しかし、本当は占星術は「当てもの」ではないのです。