先日、異様な雲が空の全面に広がっていた。写真はそのごく一部で、「これはどこかで大きな地震があるかもしれないな」と感じていた。
そして6日。スマトラでまた地震が起こってしまった。
M6.3。
2004年のスマトラ沖地震のような大被害はなかったものの、亡くなられた方には心からご冥福をお祈りしたい。このようなことがないことを願っていたのだが……。
2007年大予言の記事に書いたとき、インドでの地震、あるいは海を震源とする地震ということに触れていたのだが、当然このとき2004年のスマトラのことも頭にあった。今回は震源は海ではなかったようだが、80%程度は的中してしまったようだ。しかし、地震はこれで終わったわけではない。
まだ危険はある。
日本でも起こりうるかもしれない。みなさん、ご注意を。
予言記事で「権威の失墜」ということも書いた。
このことに関わる出来事が、美智子妃殿下の3月下旬からのご静養である。腸から数度のご出血があらせられたとのこと。原因は「精神的なお疲れ」、つまりストレスである。
このところ皇室バッシング記事が多く、そのこともお心を痛める原因となっていたようだ。
日本における最大の権威は「皇室」である。
この権威に今回、占星術上、喧嘩を売っているのは海王星である。
この海王星の意味から、地震では「海」あるいは「島国」などということも出てくるので、スマトラも日本も該当してしまうのだが、この海王星にはほかに「血液」「薬物」「酒」「液体」「石油」「医療」などの意味もある。
皇室。出血。
これらのキイワードが結びついていることがわかるだろう。
また薬害ということから推理すると、最近、話題になっている「タミフル」。
一概に騒ぎ立てるのは、タミフルで救える命や健康があることを考慮すると、マイナスもあり、慎重になるべきかもしれないが、やはり因果関係の調査はもっと詳しく行われるべきだろう。
この延長で、もう少し予測される出来事を述べておくと、鎮静化に向かっている飲酒運転による交通事故が今後も反発したように増えるかもしれないし、「酒」に関わる大きなトラブルがあるかもしれない。
たとえばヨーロッパで、異常気象が原因でワインが大減産されるとか。
ブランド品であればあるほど、この危険が高い。
「酒」程度ならあまり問題はないが、もっと重大なのは石油である。
もしかすると産油国が大減産し、石油が高騰する可能性がある。あるいはまた戦争などの影響で、そうした結果につながるのかもしれない。いずれにせよホルムズ海峡付近は、今年も目が離せない。
また医者の権威が失墜する事件が起きる可能性がある。これは起きるとすれば、医療全体に関わる問題だろう。
そして今度の都知事選。
おそらく石原都知事の再選はないであろう。「権威」は「失墜」するからである。
「権威」であったものの崩落はすでに始まっている。
党公認であるほうが選挙で不利にはたらく。このような事態は、数年前には想像できなかったことだ。
しかし、すでに国民は現行の政治体制にはうんざりしている。現行の政党は与党も野党も含めて、この旧態依然とした「権威」構造の中に存在している。こういう認識だ。
この「権威の失墜」は社会のあらゆる断面で発生する可能性がある。
それまで威張り散らしていた人間は注意すべきだろう。またある特定ジャンルの大家、大御所、伝統や格式を誇る家、流派。これらの中でスキャンダルや不正が発覚したり、またそういう大家の他界といった出来事が起こりやすい。
では、今年、なにが勝利するのか?
権力を持った個人ではない。
ましてや組織でもない。
国でもない。
人の集合無意識(海王星)が現実を浸食する年なのだ。
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