人それぞれの登山 | あなた たすいち

人それぞれの登山

生きるとは命を燃やすこと


冒険の共有



登山はよく
観客なきスポーツ



そういわれる



だからこそ


この感動を
多くの人と共有したい



栗城史多

そう言い続けたら


現れた支援者


「インターネットの動画配信しませんか」
テレビ局が応援してくれた



一人で登る登山は持てる荷物が限られる


グラム単位で荷物を削る


カメラなど、インターネット配信機材を持っていくことは
命取りとなる


でも、
伝えたい感動が有った




番組のタイトル


「ニートのアルピニスト・はじめてのヒマラヤ」



全国のニートや引きこもりの注目となった



すると、


そんなニートの方々から


嬉しいメッセージ?を沢山いただいた


「お前には出来ない」

「しんじゃえ!」


だからこそ、
やってやりたかった

その時の挑戦は
8000メートル級の山

一か月かけて登って頂上付近まで行った


しかし、8000メートル級になると
山の天気は荒れやすい

ずっと嵐が吹いてたり、雪崩が起きたり


判断をあやまると命取り…


自分では何ともできない、
天気との戦いもある


天候が良くなるのを待ちたいが
7000メートルの高地に
何日も居ると

人の体は
凍傷になっていく…



今回は
天候悪く断念


5000メートルまで降りることにした



「やっぱりダメだったんだ」


「夢って叶わないんですね」


ニートからの注目されてただけに

叱咤、中傷の嵐



どうしても登りたい!


三日休養したのち


5日かけて
頂上へ


今度は、登頂した!!


すると

「僕も夢が有って諦めかけていたけど
もう一回やろうと思いました」

「私も何か始めようと思いました」

そう、
自分のことをニートが語り始めた


『自分だけが山に登っているんじゃない
皆それぞれ、見えない山を登っているんだな』



彼が、
弱さも、汚らしさも見せながら

単独無酸素登山に
挑戦し続けてきた理由がそこにある




『自分にできないという壁を取っ払うものが
私の目指す登山です』


栗城史多


:::::::::::::::::::

あなたの挑戦は

周りをも

輝かす



自分には出来ないを
取っ払う旅

僕も

始めます



::::::::::::::::::::


いつも読んでいただいて

ありがとうございます


今日が人生最後の一日だったら
今日やろうとしていることをやりたいか?


力はすでに持っている
今日はどう、引き出していく?


「『Stay hungry!Stay foolish!』
仲間と、
挑戦と感動を謳歌し
次の世代に繋いだ漢
ここに眠る」


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