2016年に映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
 ■ 映 画 化 作 品(12月3日全国公開)

映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!

映画公開前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。

合わせて原作本・コミックを楽しんでください!



ジャンル:ドラマ/青春/ミステリー
 アズミ・ハルコは行方不明    【11月3日公開】

アズミ・ハルコは行方不明 (幻冬舎文庫)/幻冬舎

¥583
Amazon.co.jp

■内容紹介
地方のキャバクラで働く愛菜は、同級生のユキオと再会。ユキオは意気投合した学と共にストリートアートに夢中だ。三人は、一ヶ月前から行方不明になっている安曇春子を、グラフィティを使って遊び半分で捜し始める。男性を襲う謎のグループ、通称“少女ギャング団”も横行する街で、彼女はどこに消えたのか?現代女性の心を勇気づける快作。

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1若者たちが抱えてる痛みや辛さ、悲しさなんかをひっくるめたような作品
女子あるあるで、共感もできる作品。わかりやすく、女たちの逆襲。"女子高生"という価値を自ら理解して、女子高生は跳ね躍る。女としての価値は余りにも陳腐で、それでもその価値を使って自分を肯定したくて、しょうもないとわかっている男に依存する。依存していた。愛奈がユキオを殺すようなバカじゃなくて良かったよ。初ジャンルな本だったが、割とスムーズに読めた。重たそうかなと思ったけど、苦しくなくゆるめ。意味ありげだけど自分に読み取る能力が足りてないのか、正直そんな深い意味なんて無いのかわかんないけど普通に嫌いではないなと思った。なんだか若いなーという印象。女性の感じることは常に真理を突き止めやすい。だから矛盾と閉塞感にまみれた田舎に耐えきれない瞬間があるのだと思う。田舎の人間関係が生み出す「グループ」からの仲間外れに鬱屈してしまう愛菜や経験や成長が出来ていない自分が時間とともに置いてけぼりにされていることに気づく春子など登場人物それぞれのキャラクターと心理描写の緻密さ、そしてロケーションのリアリティ。閉塞的な田舎の町で鬱屈した若者たちによる、すがったり夢見たり期待したり、やっぱり裏切られたりな日々。夢は覚めるけれど、苦しい時もいつかは終わるというような、明るいラストがよかった。正直、終わりのエピローグの部分が1番おもしろかった。 大人になってしまった女の子向け少女小説(青春)という感じ。 私には若い作品だったかもと思う。可もなく不可もなく…映画に期待!!




■映画ストーリー
地方都市在住で27歳独身の会社員安曇春子(蒼井優)は、実家で両親と高齢の祖母と猫のみーちゃんと共に暮らしている。祖母の介護でイライラしがちな母親のまき散らす険悪な雰囲気が漂う家は、彼女にとって安らげる場所ではなかった。一方、成人式で中学時代の友人ユキオ(太賀)と再会した20歳の愛菜(高畑充希)は、流れでつい体の関係を持つ。

★映画チェック★
蒼井優が『百万円と苦虫女』以来の単独主演を果たし、山内マリコの小説を映画化した異色ガールズムービー。郊外の街で起きた独身OLの行方不明事件をきっかけにアラサー、ハタチ、女子高生の3世代にわたる現代女子の生き方を浮き彫りにする。メガホンを取るのは『男子高校生の日常』『私たちのハァハァ』などの松居大悟監督。笑いと泣きのツボを押さえた、テンポのいいストーリーが展開する。


■スタッフ
監督: 松居大悟
原作: 山内マリコ
主題歌: チャットモンチー
劇中アニメーション: ひらのりょう
音楽: 環ROY
脚本: 瀬戸山美咲
プロデューサー: 枝見洋子
製作年:2016年
製作国:日本
日本公開:2016年12月3日 (新宿武蔵野館ほか)
上映時間:1時間40分
配給・「アズミ・ハルコは行方不明」
製作委員会:ファントム・フィルム 「アズミ・ハルコは行方不明」製作委員会:福岡放送 / クロックワークス / イトー・カンパニー / プラスディー

■キャスト(役柄:俳優)
安曇春子: 蒼井優
木南愛菜: 高畑充希
富樫ユキオ: 太賀
三橋学: 葉山奨之
曽我雄二: 石崎ひゅーい
今井えり: 菊池亜希子
吉澤ひろ子: 山田真歩
川本: 落合モトキ
杉崎ひとみ: 芹那
少女ギャング団リーダー: 花影香音
津川ジロー: 柳憂怜
社長: 国広富之
警官・沢井: 加瀬亮






ジャンル:スポーツ/青春
 黒子のバスケ ウインターカップ総集編 ~扉の向こう~   【11月3日公開】

黒子のバスケ ウインターカップ総集編~扉の向こう~ (JUMP j BOOKS)/誉司 アンリ

¥756
Amazon.co.jp

■内容紹介
「キセキの世代」対決となった秀徳高校VS洛山高校の準決勝。相手の動きを見通す赤司の「天帝の眼(エンペラーアイ)」の絶対的な力に苦しむ緑間たち。そんな中、高尾との驚異的な連携プレイで、一筋の光を見つけた秀徳は、チーム一丸となって反撃に出る! 決勝戦で黒子たち誠凛高校とぶつかるのは!? 特製しおり&藤巻先生描きおろしイラスト付き!!

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1藤巻忠俊原作の人気TVアニメ「黒子のバスケ」の
“ウインターカップ編”の総集編ノベライズとなる3部作の第3弾  

ついに誠凛の決勝戦の相手が洛徳に決まり、火神は試合開始直後から“ゾーン”に入るも、赤司の牙城は揺るがない。心が折れかける誠凛にあって、黒子だけは諦めることなく赤司に向かっていく…。いち小説として読んで面白いか?というと、失礼ですがそうではない。だが、映画が大変面白くて、ノベライズを読みながら頭の中で映像をキャラを感動を再現したい方、また映像の描写を小説家が文章でどう表現をするのか楽しみたい方には読んでみては!?




■映画ストーリー
ウインターカップ準決勝第1試合、かつて帝光中バスケ部の主将を務めた赤司征十郎率いる洛山高校と、「キセキの世代」の一人・緑間真太郎を擁する秀徳高校が対戦。秀徳は絶対王者・洛山と互角に戦うも、赤司が相手の動きを見通す「天帝の眼(エンペラーアイ)」を駆使し始めると、苦しい展開を強いられる。決勝進出を目指す秀徳メンバーは、一丸となって洛山に立ち向かうが……。

★映画チェック★
「週刊少年ジャンプ」で連載された藤巻忠俊による人気バスケットボール漫画のテレビアニメ「黒子のバスケ」総集編3部作の第3部。誠凛高校対海常高校戦の一方で行われたウインターカップのもう一つの準決勝・秀徳高校対洛山高校戦と、対照的なコンビ、黒子テツヤと火神大我を中心にした誠凛と強豪・洛山が激闘を繰り広げる決勝戦を描く。監督を務めるのは、テレビシリーズ同様多田俊介。バスケットボールに打ち込む高校生たちの戦いに胸が熱くなる。


■スタッフ
原作: 藤巻忠俊
監督: 多田俊介
シリーズ構成: 高木登
キャラクターデザイン: 菊地洋子
音楽: 池頼広
音響監督: 三間雅文
美術監督: 鈴木路恵
色彩設計: 佐藤真由美 / 竹田由香
撮影監督: 荒井栄児
CGIディレクター: 磯部兼士
編集: 植松淳一
主題歌: OLDCODEX
製作年:2016年
製作国:日本
日本公開:2016年12月3日
上映時間:1時間30分
配給:松竹
アニメーション制作:プロダクションI.G
製作:黒子のバスケ製作委員会

■キャスト(役柄:声の出演)
黒子テツヤ: 小野賢章
火神大我: 小野友樹
相田リコ: 斎藤千和
日向順平: 細谷佳正
木吉鉄平: 浜田賢二
伊月俊: 野島裕史
緑間真太郎: 小野大輔
高尾和成: 鈴木達央
赤司征十郎: 神谷浩史
実渕玲央: 羽多野渉
黄瀬涼太: 木村良平
青峰大輝: 諏訪部順一
紫原敦: 鈴村健一





ジャンル:ドラマ/文芸
 古都   【11月3日公開】

古都 (新潮文庫)/川端 康成

¥562
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■内容紹介
捨子ではあったが京の商家の一人娘として美しく成長した千重子は、祇園祭の夜、自分に瓜二つの村娘苗子に出逢い、胸が騒いだ。二人はふたごだった。互いにひかれあい、懐かしみあいながらも永すぎた環境の違いから一緒には暮すことができない…。古都の深い面影、移ろう四季の景物の中に由緒ある史蹟のかずかずを織り込み、流麗な筆致で描く美しい長編小説。

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1ざわめく血、ほどける絆。すみずみまで美しい、川端文学不朽の名作 
久しぶりに読む川端康成作品。近代文学は少し苦手意識があるが読みやすい。そこに暮らす人々とそのなりわいに濃厚に影響を及ぼす京都という土地とその土地に纏わる行事が描かれていた。昭和の京都が濃密にそこにあった。京都を描いた小説として絶対に外せない川端文学不朽の名作。中京の問屋の娘として育った千恵子とその出生の秘密。 京の町の趣や美しさがありありと浮かんでくるような語り口。双子の異なる境遇からくる切なさや、千重子周辺の男たちの持つ恋心が、京都というまさしく「古都」の風景と絡んで絶妙に描かれている。 思いやりがあり、芯の強い、凛とした姉妹の姿から、温かく受け入れつつも何者にも媚びない京都の街を連想させる。決して心情ありきでなく、圧倒的な自然美があってこそ人が活きるということを、読む都度思い起こさせてくれる作家のひとりで、最初から最後まで静かに進むこの物語は、文字の美しさを堪能できる作品でした。静かゆえに、寂寥感を抑えているのかしら…。 千重子と苗子がとても心の綺麗な人で、互いを思いあう二人の心情を考えると切なくなる… 。





■映画ストーリー
京都、室町。家業の呉服店を継いでおよそ20年にわたって切り盛りするも、職人の相次ぐ廃業などに時代の変化を感じる佐田千重子(松雪泰子)。彼女は、そうした状況下で大学生の娘・舞(橋本愛)に店を継がせてよいものかと思い悩む。一方、千重子と生き別れた双子の妹で林業を営む中田苗子(松雪泰子)も経営難に苦しんでいた。さらにパリで美術を学ぶ娘・結衣(成海璃子)が自分には才能がないと感じ落ち込んでいるのを知り、苗子はパリへ飛ぶ。また、舞も日本文化を紹介するイベントに参加しようとパリに向かっていた。

★映画チェック★
「伊豆の踊子」「雪国」などで知られる文豪・川端康成の小説を実写化したヒューマンドラマ。京都とパリを舞台に、生き別れた双子の姉妹とそれぞれの娘の人生が交差するさまを追い掛ける。メガホンを取るのは、『リプレイガールズ』などのYuki Saito。『フラガール』などの松雪泰子、『バースデーカード』などの橋本愛、『無伴奏』などの成海璃子らが顔をそろえる。京都の四季を捉えた美しい映像や、さまざまなシーンに登場する着物・茶道・書道などの日本文化も見どころ。


■スタッフ
原作: 川端康成
監督・脚本: Yuki Saito
脚本: 眞武泰徳 / 梶本惠美
題字: 小林芙蓉
エンディング曲: 新山詩織
製作年:2016年
製作国:日本
日本公開:2016年12月3日
上映時間:1時間57分
製作幹事・配給:DLE
企画・制作:and pictures
特別制作協力:beachwalkers.
後援:京都府 / 京都市 / 一般社団法人 京都経済同友会 / 京都商工会議所
支援:裏千家今日庵 / 一般財団法人 池坊華道会
協力:公益財団法人 川端康成記念會 / 特定非営利活動法人 遊悠舎京すずめ

■キャスト(役柄:俳優)
佐田千重子/中田苗子: 松雪泰子
佐田舞: 橋本愛
中田結衣: 成海璃子
千重子【回想】: 蒼れいな
苗子【回想】: 蒼あんな
水木真太郎: 葉山奨之
水木: 栗塚旭
中田正: 迫田孝也
佐田竜助: 伊原剛志
佐田太吉郎: 奥田瑛二






ジャンル:ファンタジー
 チェインクロニクル ~ヘクセイタスの閃(ひかり)~ 第1章   【10月1日公開】

CHAIN CHRONICLE CRIMSON(1) (講談社コミックス)/講談社

¥497
Amazon.co.jp

■内容紹介
英雄を目指す、魔導師の少年キャス。義勇軍のリーダー・ユーリと出会い、夢への第一歩を踏み出す。だが「戦い」をあまく見ていたキャスは、兵士達に相手にされず戦場にも出られない! そんなとき、キャスの目に飛び込んできたのは‥‥!? 戦という厳しい現実のなかで、少年は何を学ぶのか━━。剣と魔法の王道ファンタジー第1巻!

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1人間は、信頼が大事と痛感させられるお話  
今時こんなド直球な主人公、珍しい。 最初から結構熱い展開で、ツカム君が本当に隊長してる(笑) ツカムが最初までしゃべらなくてずっと無口なのかと思ったら途中から話し始める。ツカムが前面に出てくるんじゃなくて、無口ながらも動いたり支えたりしつつ大事なところではちゃんと言葉にして伝えるっていうキャラの特性を掴みつつ原作主人公をやってたのが凄いよかった。 話も義勇軍の活動全般に焦点が当たってて原作を大事にしてる感じがあってよかった。 最初、絵がちょっとなあ、と思ってたけど、読んでみるとストーリーがうまくてけっこう引き込まれた。ちょっとベタだけど、そこは王道と読みかえてもらって。ゲームやってる人は読んでみて損はしないと思う。




■映画ストーリー
最果ての大陸ユグドでは、複数の領地に分かれ、各領地の王から選ばれた盟王によって均衡が保たれていた。ところが、暗黒の魔物「黒の軍勢」が出現。ユーリが立ち上げた義勇軍が戦いを挑むも、黒の王に世界の全てが記された本「チェインクロニクル」の半分を奪われ、王都を占領されてしまう。ユーリたちは王都から撤退する道中、一人で黒の軍勢と戦う少年に出会う。

★映画チェック★
スマートフォン向け人気RPGを基に、世界の全てを記した本「チェインクロニクル」をめぐり繰り広げられるバトルを全3章で描くファンタジーアニメ。敵である「黒の軍勢」が現れたことにより均衡を失った最果ての大陸で、敵を倒すべく義勇軍を結成した主人公たちの戦いと絆を活写する。監督は、『BLEACH ブリーチ』シリーズのキャラクターデザインなどを担当してきた工藤昌史。主人公の声を石田彰が担当。多くのキャラクターが織り成す壮大なストーリーや世界観を堪能できる。


■スタッフ
監督・キャラクターデザイン: 工藤昌史
副監督: 花井宏和
シリーズ構成: 待田堂子
美術監督: 陳場大輔
色彩設計: 大塚眞純
撮影監督: 荻原猛夫
CG監督: 篠原章郎
編集: 齋藤朱里
音響監督: はたしょう二
音楽: 甲田雅人
エンディングテーマ: nano
製作年:2016年
製作国:日本
日本公開:2016年12月3日
上映時間:1時間30分
原作:セガ
音響制作:サウンドチーム・ドンファン
アニメーション制作:テレコム・アニメーションフィルム×グラフィニカ
配給:ショウゲート

■キャスト(役柄:声の出演)
ユーリ: 石田彰
――:山下大輝
フィーナ: 佐倉綾音
ピリカ: 内田真礼
カイン: 豊永利行
マリナ: 内田彩
ミシディア: 今井麻美
シュザ: 緑川光
ユリアナ: 小岩井ことり
ヴェルナー: 柳田淳一
――:川原慶久
ファティマ: 佐藤美由希
ラファーガ: 日野聡
リリス: 伊藤美来
キキ: 村川梨衣
ロロ: 大坪由佳
――:沼倉愛美
――:大塚明夫





ジャンル:コメディ/ミステリー
 RANMARU 神の舌を持つ男 
 酒蔵若旦那怪死事件の影に潜むテキサス男とボヘミアン女将、
 そして美人村医者を追い詰める謎のかごめかごめ老婆軍団と三賢者の村の呪いに
 2サスマニアwithミヤケンとゴッドタン、ベロンチョアドベンチャー!
 略して…蘭丸は二度死ぬ。鬼灯デスロード編

 【11月3日公開】


RANMARU 神の舌を持つ男 ~鬼灯デスロード編 (角川文庫)/KADOKAWA

¥864
Amazon.co.jp

■内容紹介
失恋の傷を抱え旅する蘭丸は、山中で倒れたところを近くの鬼灯村の人々に助けられた。村の女医・りんが人工呼吸をしたが、絶対舌感を持つ蘭丸は相手の口内細菌で吐き気をもよおす…はずが全く平気。りんに運命を感じ、蘭丸は自分を追ってきた光や寛治と村に留まることに。しかし村には不気味な伝説があり、案の定3人は殺人事件に巻き込まれる。老婆、黒い水、ほおずき―謎がさらなる謎と笑いを呼ぶ温泉ギャグミステリー。

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1まさかの映画化、蘭丸が帰ってきた! 温泉ギャグミステリー、完全小説化!  
映画のノベライズ。なんとなく読んだけど..まぁまぁ面白かった。ノベライズなので少々読みにくく感じる言葉回しもあったけど…キャラ設定が独特なので…続きが気になると言えば気になるかな?!ほとんど映画と同じだろうけど、ところどころ補足している説明もあるみたいなので、さらに深く理解するためのリファレンスとして読めばいいと思います。




■映画ストーリー
“絶対舌感”を持つ朝永蘭丸(向井理)は、口内細菌が気にならない女性との恋に破れてしまう。傷心旅行で訪れた鬼灯村で蘭丸に人工呼吸をした医者のりん(木村多江)の口内細菌に不快感を覚えなかったことから、村の温泉で働くことに。そこへ甕棺墓光(木村文乃)と宮沢寛治(佐藤二朗)が合流。しかし、次第に村が不穏な雰囲気になり、さらにりんの恋人といわれていた男の遺体が発見される。蘭丸は絶対舌感で村の秘密を暴こうとするが……。

★映画チェック★
舌でなめたものの全成分を分析できる能力“絶対舌感”を持つ主人公を向井理が演じ、『トリック』『20世紀少年』シリーズなどの堤幸彦が演出したテレビドラマの劇場版。温泉の沸く村で口内細菌に不快感を覚えない“口に合う”新たな女性と出会った主人公だったが、村で殺人事件が発生し、彼は舌を使って事件解決に挑む。ドラマ版に続き木村文乃や佐藤二朗が出演するほか、木村多江や市原隼人らが集結。エロスやラブ、サスペンスなどのテイストを盛り込んだ、独特の世界観を存分に楽しめる。


■スタッフ
原案・監督: 堤幸彦
脚本: 櫻井武晴
音楽: 荻野清子
主題歌: 坂本冬美
製作総指揮: 大角正
製作: 高橋敏弘 / 木下直哉
エグゼクティブプロデューサー: 武田功
プロデューサー: 福島大輔 / 植田博樹 / 楠千亜紀
撮影: 小林純一
照明: 大金康介
録音: 小高康太郎
美術: 永田周太郎
VFXスーパーバイザー: 定岡雅人
編集: 大野昌寛
記録: 井手希美
現場編集: 似内千晶
サウンドデザイン: 石井和之
音響効果: 壁谷貴弘
アクションコーディネーター: 諸鍛冶裕太
操演: 羽鳥博幸
装飾: 上原一晃
衣装: 早船光則
ヘアメイク: 村田美代子
アソシエイトプロデューサー: 稲垣竜一郎 / 秋吉朝子 / 市山竜次
助監督: 白石達也
制作担当: 篠宮隆浩
製作年:2016年
製作国:日本
日本公開:2016年12月3日
上映時間:1時間45分
原作:TBSテレビドラマ「神の舌を持つ男」
配給・製作:松竹
製作:木下グループ
制作プロダクション:オフィスクレッシェンド

■キャスト(役柄:俳優)
朝永蘭丸: 向井理
甕棺墓光: 木村文乃
宮沢寛治: 佐藤二朗
――:岡本信人
――:渡辺哲
――:矢島健一
――:春海四方
ワカ: 落合モトキ
卜真: 永瀬匡
――:中野英雄
野々村龍之介: 市原隼人
湯川麗子: 黒谷友香
野々村花乃: 財前直見
武田竜胆: 木村多江