2016年に映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
 ■4月木曜日スタート!春ドラマ化される原作&コミック


ドラマを見る前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。

合わせて原作本・コミックを楽しんでください!





【4月2日(土)放送】
 火の粉/雫井脩介 (著)

火の粉 (幻冬舎文庫)/雫井 脩介

¥823
Amazon.co.jp

■ドラマタイトル:「火の粉」

■放送日:4月2日スタート フジテレビ系 土曜 午後11:40~深夜0:35 

■原作/原案…原作:雫井脩介「火の粉」(幻冬舎文庫)

■スタッフ
脚本:香坂隆史/脚本:高橋悠也/演出:森雅弘/演出:竹村謙太郎/プロデューサー:市野直親/プロデューサー:高橋史典

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■キャラクター紹介(キャスト)
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武内真伍(ユースケ・サンタマリア)
3年前に起きた的場一家殺害事件の被疑者として起訴され、死刑を求刑された過去を持つ。ある日、その裁判で無罪判決を下した裁判長・梶間勲の家族の隣に引っ越してくる。人生をやり直したいと願い、梶間家と良好な関係を築こうとする。

梶間雪見(優香)
主婦。経済的な理由で義父の勲たちと同居している。隣家に引っ越してきた武内の言動を真っ先に怪しみ、梶間家で孤立しながらもその正体を暴こうとする。

梶間尋恵(朝加真由美)
俊郎の母で専業主婦。家族への愛情に満ち、皆に優しく接する良き母。家族のために自分の時間を犠牲にしてきた。それが生きがいではあったが、特に感謝されることもない主婦業と義母の介護に、知らぬ間にストレスを溜めてきた。

梶間俊郎(大倉孝二)
雪見の夫で、勲の一人息子。楽天的な性格で軽口をたたいてばかりのお坊ちゃん。これまで職を転々とし、現在は就職活動中。勉強はできたが、自分のしたいことが分からず、根気もないまま30歳を超えた。とことん武内を信用してしまう。

佐々木琴音(木南晴夏)
2歳の息子を育てるシングルマザーで、雪見の友人。梶間家がよく行く和食店の娘で、武内と出会い好意を持つようになる。明るい性格で、思ったことをすぐ口にしてしまう。

池本亨(佐藤隆太)
3年前に殺害された的場久美子の兄。雪見に接触し、武内は危険だと警告する。怒りから精神を病み、武内の化けの皮をはぐことにすべてを懸けている。

梶間勲(伊武雅刀)
梶間家の大黒柱。元裁判官で、現在は大学の教員。裁判官の仕事には誇りを持っていたが、死刑判決を下したことへの後悔から定年を前に早期退官した。

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■ドラマ内容紹介…ユースケ・サンタマリアが9年ぶりの連ドラ主演。雫井脩介原作の心理サスペンス 
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「昼ドラ」でおなじみの東海テレビが「オトナの土ドラ」枠と銘打って送る第1作目で、作家・雫井脩介の同名小説を連続ドラマ化。元裁判官とその家族の住む梶間家の隣に、かつて無罪判決を下した男が引っ越してきたことから始まる恐怖の日々を描く。あふれんばかりの善意で人々の心をつかむが、周辺で次々と不可解な事件が起こる謎の隣人・武内真伍役を、「今週、妻が浮気します」(同系)以来約9年ぶりの連ドラ主演をユースケ・サンタマリアが務める。武内を怪しむ、梶間家の嫁・雪見役に扮する優香がユースケとドラマで初共演する。

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■原作の感想
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≪原作内容紹介≫
元裁判官で、現在は大学教授を務める梶間勲の隣家に、かつて無罪判決を下した男・武内真伍が越してきた。愛嬌ある笑顔、気の利いた贈り物、老人介護の手伝い…武内は溢れんばかりの善意で梶間家の人々の心を掴んでいく。手に汗握る犯罪小説の最高傑作。

雫井脩介をベストセラー作家にしたのはこの本!
この恐怖、この不気味さ!必読ミステリー

Arikaアイコン(小)1主人公・竹内は、こんな人がホントにいたら怖いっ!!と思わせるような人でした。でも、ホントにいたら、というだけではなく彼はホントにいそうな…そんなリアルさも相まってより一層不気味な作品でした。しかし、不気味なだけではなく『信じる』ということの難しさ、『家族』の大切さなど沢山の事を考えさせられる作品でもあります。ラストにも驚愕しました。こんな落ちがありなのかと・・・・|д゚)詳しく書くとネタバレになってしまうので書けませんが、勲がした初めての本気の決断というものがあの行動だったのではないかと思います。雫井さんの作品を読んだことがある方にもない方にも是非読んでもらいたい一冊です。「限りなく怪しい。しかし、証拠はないのだ!!」 常に先が気になる展開で、面白かったです。バームクーヘン美味そう。主人公の得体の知れない怖さにユースケサンタマリアは度ハマりすると思うので、ドラマの方も要チェック!!





【4月9日(土)放送】
 昼のセント酒/作・久住昌之 画・和泉晴紀

昼のセント酒/カンゼン

¥1,404
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■ドラマタイトル:土曜ドラマ24「昼のセント酒」

■放送日:4月9日スタート テレビ東京系 土曜 深夜0:20~深夜0:50 

■原作/原案…原案:作・久住昌之 画・和泉晴紀「昼のセント酒」(カンゼン)

■スタッフ脚本:田口佳宏/監督:Yuki Saito/監督:井川尊史/プロデューサー:浅野太/プロデューサー:渡邉一仁/プロデューサー:吉見健士

■ 主題歌:高橋優「WEEKEND JOURNEY」

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■キャラクター紹介(キャスト)
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内海孝之(戸次重幸)
銭湯をこよなく愛する、広告代理店「日の出広告」企画営業部2課の営業マン。1年前に内勤から異動してきたが、気弱で要領が悪い性格のために営業成績はいつも最下位。仕事をさぼっては銭湯に入り、湯上りにビールを飲むことを道楽にしている。

堂園翔子(八木亜希子)
「日の出広告」企画営業部2課の課長。部下の内海の成績に頭を悩ませ、彼を叱咤激励している。

大西大輔(柄本時生)
「日の出広告」企画営業部2課のエース。営業成績ナンバーワンで、内海から尊敬されているが、大西は若干内海を見下している。

遠藤早苗(廣田あいか)
「日の出広告」の庶務。従業員全般をサポートする。

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■ドラマ内容紹介…昼間の銭湯と酒。「孤独のグルメ」制作スタッフが贈る戸次重幸主演の大人の道楽ドラマ 
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土曜深夜に新設される連続ドラマ枠「土曜ドラマ24」の第1弾。人気漫画「孤独のグルメ」の原作者・久住昌之のエッセーを原案に、背徳感を覚えながらも平日の昼間に銭湯と酒を楽しむ大人を描く異色のエンターテインメント。人気劇団ユニット・TEAM NACSのメンバーである戸次重幸が主人公の内海孝之に扮し、原案同様、実在する銭湯と居酒屋が舞台となってドラマが展開する。制作は、同系のヒットドラマ「孤独のグルメ」シリーズを手掛けたスタッフが担当。八木亜希子、柄本時生、廣田あいからが共演し、更に毎回豪華ゲストが登場する。

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■原作の感想
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≪原作内容紹介≫
ノスタルジックな銭湯×酒エッセイが全10話。『孤独のグルメ』『花のズボラ飯』の久住昌之が描く、楽酔エッセイ。

第1話 おだやかな町、浜田山―「浜の湯」~居酒屋「かのう」
第2話 銭湯の親玉参り、北千住―「大黒湯」~居酒屋「ほり川」
第3話 生まれ育った土地、三鷹―「千代乃湯」~焼鳥「万平」
第4話 ひと風呂浴びに、銀座―「金春湯」~蕎麦「よし田」
第5話 盗人、寅さん、立会川―「日の出湯」~もつ焼き「鳥勝」
第6話 注文多いよ、北海道―「山鼻温泉屯田湯」~ラーメン居酒屋「勝」
第7話 仕事場の町、吉祥寺―「弁天湯」~ビアホール「キリンシティ」
第8話 ブルースだぜ、寛政町―「安善湯」~焼鳥「一休」
第9話 雨に降られても、浅草―「蛇骨湯」~ダイニングバー「神谷バー」
第10話 思い出溢れる神保町―「梅の湯」~居酒屋「兵六」

真っ昼間の、銭湯上がりの生ビール。
日常風景に溶け込んでゆく、至福の一杯、ここに!!

Arikaアイコン(小)1「昼の明るいうちから入る銭湯と上がった後のビールは最高にして最強」というコンセプト?から、ほぼ都内の銭湯の入湯記と湯あがりに入った居酒屋や焼き鳥屋・そば屋での昼酒の素晴らしさ賞賛エッセイ作品。全編が様々な銭湯で出会う不思議な人々を観察し、今に残る銭湯のたたずまいや、忘れ物?のエロDVDに出会うハプニングなどの銭湯レポートとその後に立ち寄る店でのビールののど越しとつまみ、またその「飲み屋」の雰囲気、ご主人や客達の様子・・・で占められている。特に印象深かったのは最終章「思い出あふれる、神保町」です。この章はそれまでの軽妙なタッチから、がらっと趣が変わって、今や皇居ランナーの聖地となった梅の湯と、名店、兵六へ足を運びます。久住がようやくガロに原稿を描き始めた頃に名物編集長だった故長井勝一さんに連れられていった梅の湯。その思い出が語られており、稀有な空間に著者の足跡が見えてきます。気取らない中に著者のエゴというか美学というか、ゆるくも強いこだわりを感じれて楽しいです。




【4月16日(土)放送】
 お迎えです。/田中メカ (著)

お迎えです。 (花とゆめCOMICS)/田中 メカ

¥463
Amazon.co.jp

■ドラマタイトル:「お迎えデス。」

■放送日:4月16日スタート 日本テレビ系 土曜 午後9:00~午後9:54 

■原作/原案…原作:田中メカ「お迎えです。」(白泉社)

■スタッフ
脚本:尾崎将也/演出:南雲聖一/演出:塚本連平/プロデューサー:高明希/プロデューサー:大塚英治

■主題歌:家入レオ「僕たちの未来」

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■キャラクター紹介(キャスト)
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堤円(福士蒼汰)
理系大学生。非現実的なことは信じないタイプだったが、体に幽霊を憑依させる特殊能力の持ち主であることが分かり、死者の未練を解決するアルバイトをすることに。感情表現が下手で、周囲から「とっつきにくい」と言われていたが、幽霊の願いをかなえていくうちに生きることは何かを学び、人間として成長していく。

阿熊幸(土屋太鳳)
円と同じ大学に通う猪突猛進な女子。常に感情むき出しで、思ったままを口にする。円のアルバイトの先輩で、死神にかわいがられる彼をライバル視するが、やがて円の心の優しさに気付いていく。

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■ドラマ内容紹介…福士蒼汰と土屋太鳳がタッグ! 幽霊の未練を解決する異色のラブコメディー 
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田中メカの漫画「お迎えです。」を映像化。主演を福士蒼汰が、またヒロイン役を土屋太鳳が務め、NHK連続テレビ小説出演をきっかけに注目された2人がタッグを組む。ドラマは、「死んでも死にきれるか!」と、この世に未練を残したエネルギッシュな死者と、そんな死者に憑依される主人公や死神たちが繰り広げる異色のラブコメディー。自分の体に幽霊を憑依させられる不思議な能力を持つ大学生・堤円(福士)が、ひょんなことから不思議なアルバイトを始め、先輩アルバイトで真逆の性格の阿熊幸(土屋)と共に、死者たちがこの世に残した問題を解決しながら成長していく姿を描く。

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■原作の感想
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≪原作内容紹介≫
あの世に存在する会社GSG(極楽送迎)のお仕事は、この世にさ迷う魂を導くこと。 ひょんな事から「あの世」の会社・GSG(極楽送迎)のナベシマとゆずこに出会った堤円(つつみまどか)。 迷った霊をあの世に送り届けるバイトをするはめに!? 霊の願いを叶えるために、自分の身体を霊に貸してしまった円は…! ?

軽いタッチだからこそ心にまっすぐ響き、思わずほろり。
Arikaアイコン(小)1ファンシーな姿の死神のお手伝いをする高校生の話。成仏できない人の願いをかなえる手伝いをする円をはじめ、ウサギの着ぐるみを着ているナベシマさんなど個性的なキャラクターが多くて、とても面白かったです。 相手が納得するまで徹底的に付き合うのか、それとも「つべこべ言わずにルールは守れ」と主張するのか、そこは読者の価値観によって大きく好みの分かれるだろう。1巻では、初孫を見られずに亡くなった老人、男子中学生の淡い恋、野球少年との真剣勝負、の3話に加えて、読み切り2編を収録。個人的には、読み切り「ときわ2本松」の最後の渋い終わり方がツボにハマった。 一見、軽い作品ですが、死ぬということがどういうことなのか、今生きているということがどういうことなのか、毎回ほのかにせつない気持ちとともに考えさせられます。ギャグタッチだからこそ、余計私たちの心にまっすぐに、人の想いが届いてくるのかもしれません。 やわらかいタッチの絵柄とあわせて、読んでいるとやさしい気持ちにさせられる作品です。