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きげんよう、雑画家*ARIKAのArika リス です。

「東京にもあったんだ」は、福山雅治さんの2007年4月11日発売22枚目のシングル。

映画「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」の原作者リリー・フランキー氏から直接依頼を受けて作られた、「東京」「BEAUTIFUL DAY」に続く“東京3部作”の完結篇!

ジャケットのイラストは、リリー・フランキー氏による“東京タワー”のイラスト。

東京にもあったんだ / 無敵のキミ(通常盤)/福山雅治

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Aメロの“♪東京にもあったんだ”のフレーズは2005年の「東京」を作っていた頃、ビルの窓に夕焼けが反射しているのを見て、メロディーと歌詞が同時に浮かんできたという…。

もともと次に発表するアルバムのための曲だったが、タイアップの依頼があり、断片的にしかできていなかったものを完成させ、シングルとして発表することになったものである。




ビデオクリップに映し出される東京タワーは、アタシのような田舎者には都会のシンボルで、とても切なく見えてしまう。

心の琴線をはじくようなピュアで強いアコースティックギターで始まり、耳の奥までズッシリとくる福山雅治さんの低音の声が響き始める。

福山雅治さんのもつ「音」の魅力があふれた一曲であり、彼の中にある何かせつな的ものが静かな涙を誘うのだ!!

福山雅治さんの持ち味である一発で頭に焼きつくメロディの魅力はもちろんですが、その詞の世界は、シングルコレクション「5年モノ」の中にある「THE EDGE OF CHAOS ~愛の一撃~」で ガツガツと生きていた過去をみつめ、真実の自分を探すような姿が描かれるていたのに対し、こちらでは何かゆったりとした世界で自分を見つめ直したようなそんなオトナのゆとりにも似た深さと落ち着きを感じさせてくれる。

ギターも低音の声も非常に深く、一見派手でもなく飾らない曲調でありながら聞く人をその世界に引き込むんでいく魅力がある。

「東京」という街で第一線を走り続けてきた中には、様々な辛いこと嫌なこともあったはずだろう、それを臆面にも出さず、17年間(2007年当時)を乗り越えてきた裏にある彼自身の奥深いせつなさや悲しみ、そして強さ、その全てを隠されず音に、声に、歌詞にして表している。


「お願いだ 心はなくさないでくれ~♪」

彼自身、そしてつらい日常を生きるすべての現代人に投げかけるようなメッセージは、心をうってやまない・・・

「東京にもあったんだ」は、とても切なく心地いい。

そして、長い曲なので、寝る前に聴くと途中で寝てしまいそう…すやすや…になる。



★文/Arika リス印鑑 
★挿絵/雑画家*ARIKA♪ むぅリス印鑑


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