No・313
*1
こんにちは、雑画家*Arikaです。
本日2曲目『RING』は、11thアルバム『ELEVEN』の先行シングルでありB'zの30作目のシングルにあたる。
この曲で松田聖子さんのオリコン首位獲得数25作を抜いて、約4年6ヶ月振りに首位獲得数26作による新記録を達成した。
「RING」は、 日本独特の音階を用いた旋律が特徴的で、ギターとボーカルのみの演奏から徐々に展開し、第二Aメロセクションからはストリングスとバンド全体が入り、エンディングに向けて転調、クレッシェンド的に盛り上がるバラード。
たとえばそれが、一番大切なものだとしても、
それを知るためには、失わなければいけないものがあるとする。
「欲しい」なんて言葉、軽く使いますけど
心から欲しいなんて思えるものは、人生の中でそう簡単には見つかるものではない。
そんなものに出会ったとき、
何も考えないで口を開いた時に、本当に欲しい物だと分かる。
どんなに思っても…… 何度も繰り返しても……。
それでも欲しいと思いつづけられるもの、それこそが本当の宝物なのかもしれません。
*2
イントロのギターの淋しげな音は、琴の如く。
サビのギターの感情は、降り注ぐ雷雨の如く。
ストリングスの鎮めるような音は、雷雨の中思いつづける心。
稲葉さんの歌声は、まるで恋文のように、
そして何も飾らない心の叫びのように全てが心の中になだれ込んでくるのです。
始まりはいつなのか。 終る事の無い、途切れる事の無い永遠。
幻想的空間で理想的現実を想う。
*3
前頁同様、切なくも静かな青い炎の様な路線まっしぐらのB'zの楽曲♪
稲葉さん、素直に君が欲しい、って書くのかと思いきや、
「僕のためのものが君の中にあるから欲しい~♪」って、述語を言うまでのプロセスが何とも言えない。
そして、比喩もニクい♪
歌の最後まで、歌の中の『あなた』を想う気持ちをメラメラ感じました。
RING/B’z
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ジャケット写真は能古島で撮影されたもの。
※楽曲誕生の経緯
タイトルのRINGは、「(鈴などが)鳴る」という意味で使われている。もともとはTBS系ドラマ「ビューティフルライフ」のために書き下ろされたが、曲の雰囲気がドラマに合わない(松本によるとドラマサイドから「曲が重すぎる」と言われたとのこと)ということでボツになった曲。その後改めて「今夜月の見える丘に」が作られ、そちらがドラマに使われることになった。曲自体も1999年のBrotherhoodツアーの福岡ドーム公演の楽屋で書かれたものであり、その模様はDVD『The true meaning of Brotherhood?』の特典映像として収録されている。発売時には稲葉・松本ともに満足度が高いと発言した。
挿絵/風
文/Arika
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