No・300
*1
ついに、本日 300曲目を無事達成することができました。
2010年4月にアメブロを開設してまだ5ヶ月のヨチヨチ歩きのブログですがこれからも宜しくネ
今回、2人が300曲目に際して選んだのは・・・
2001年10月17日発売、L'Arc~en~Cielのボーカリスト・HYDEのソロデビューシングル『evergreen』
L'Arc~en~Cielが、同年の9月5日に「Spirit dreams inside -another dream-」をリリースした後、事実上の活動休止状態に入った時期にリリースされた、ソロとしての1stシングル!
hydeさまは、この際「HYDE」と名義を変え、楽曲は、ラルクでのバンドサウンドから脱却、アコースティック・ギターがメインとなったアンプラグド的な作品で売り出して行った(後に、方向性は変わることになる)。
また、このソロ活動を行うにあたり、キューンレコード内に個人レーベル「HAUNTED RECORDS」を立ち上げました。
ラルクの顔とも言えるボーカルのhydeさまがソロデビューという事で話題性も高く、決して楽曲そのものはいわゆる「売れ線」系統なものでは無かったが、オリコンシングルチャートで1位を獲得するなどの結果に至った。
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初回限定盤仕様は8cmシングル、棺桶型の特別ケース。
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ジャケットは、1本のバラが釘で打ち付けられたものになっている。
楽曲製作中の出来事である友人の死をテーマに作られたバラードで、メイン楽器になっているアコースティック・ギターは、GibsonのStyle-01であり、アルバム『ROENTGEN』に至る全楽曲で使用されている。
ピアノ、オーケストラ、ハープ、サックス、パーカッションなどが、進行していくに連れて重なっていく静かで壮大な感じのバラードです。
上記でも触れた様に突然の友人の死を切っ掛けに、残された人の思いを木漏れ日の様な静かな音色にのせてHYDEさまが歌い上げています。
この時がずっと続けば良いのにという願いの裏には、必然的な別れが物悲しく描かれるものです。
This scene is evergreen♪
という歌詞が出てきますが、ここにも永遠への憧れと、無常への儚みという表裏一体の関係が見て取れます。
ジャケットの花は1輪の首を垂れた赤い薔薇ですが、花言葉は「愛情・儚さ」。
そして薔薇は天国で愛され咲いている花とも言われています。
*2
衰えゆく自分の身をさめざめと嘆きながら、愛する人に優しく向き合い、過ぎゆく季節とともに、消えてゆく・・・ 脆い人生が、綺麗な一枚の絵となって、浮かび上がってくる。
聴いていると、とても心地良くなる曲です。
メロディ、歌詞がとても心に響いて、深く暖かいものに包まれるような感じがします。
切なさの中の優しさが心に響く、とても優しい曲です。
*3
愛する人を亡くしてしまって、想い出を胸に秘めながら、大好きな人と過ごした「おかしな君との日々♪」(歌詞参照)を懐かしんでいる歌の主人公。
悲しみに沈んでいた心に、「夏の気配」のする木洩れ日が差し込んできて・・・と愛する人を、残して死に行く気持ちを、初夏~秋へと季節が移り変わる情景と共に、自分を窓際の花に喩えて、詠っているストーリー性のある切ない歌詞がとっても素敵です。
こんなに、切なく、優しく、悲しく、暖かい曲・詩が描けるのは、HYDEさまならではの才能だと思っています。
多くを語るより、1度聴いてみて欲しいという事で、この曲を 300曲目として選んでみました。
それに、これはHYDEさまなりの亡き友人の死への「レクイエム」(鎮魂歌)ではないかなぁと解釈しています。
*4
今回、額の中に入れるイラストを5枚描かせていただきましたケロリス!!
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