楊令伝3 盤紆の章 | 雑読日記

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読んだ本の感想など

この記事の続きです。
→ 楊令伝2 辺烽の章

いよいよもって盛り上がってまいりました、
北方謙三「楊令伝」の最新刊第三巻です。

今回の特色はなんといっても、対立関係の複雑さ。
「宋」対「梁山泊」という軸に、「金」「遼」「江南の宗教反乱」が加わり、
今巻からはさらにもうひとつの勢力が蠢きだします。

新しい梁山泊の英雄たちが、それぞれにどう関わり、
出来事がどう収束していくのか。見所が尽きません。

そしてまた、前作「水滸伝」のときから私の好きなキャラである
王進先生のゆくえにも注目です。

王母は次巻あたりで死んでしまうんだろうなぁ。
哀しい。

この記事へ続きます。
→ 楊令伝4 雷霆の章

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