先週の話になりますが、職場の女の子に勧められて見てきました。
通称「キンプリ」。
プリティーリズム・レインボーライブ(以降「プリリズ」)のスピンオフ作品ということで、本編も知らない、プリティーリズムとか何それ初めて聞いたみたいな感じだったんですけど、とにかく
「うたプリとテニプリが楽しめるなら大丈夫。予備知識なんて役に立たないし、3回見たけど私もよくわからないから」
とのことでした。
(正直何言ってるのか全く理解出来なかったけど)ひとまず検索かけて動画を見てみたら、たった3分で「これは...やばいヤツだ...」と一瞬で理解できるようなものでした。
ここでドン引きしたらきっと正常な人間なんですよね。たぶん。おそらく。
爆笑してそのまま映画に行けてしまう私のようなヤツはもうダメな人です。手遅れです。
映画の内容ですが、ベースは王道な流れです。プリティーリズムを知らない主人公がライブを見てアイドルに憧れ、その憧れのアイドルが所属する学校に入学し、そこで出会った先輩達と楽しく交流しながら徐々に才能を開花させていくような、そんな感じです。
その流れを骨組みに、これでもかというくらい肉と脂肪をつけまくり、原型なんだっかなと思わせる様な映画がキンプリです。
うたプリわかる方いればですが、2000%の先輩のライブでみんながY字型になってクルクルまわるシーンがありますよね。
あんな感じのが1時間ずっと続きます。
つまりは、予備知識なんて何の役にも立たないくらいわけのわからない映画です。
死ぬほど笑えますが、2時間半のミステリー映画見た後のような疲労感に襲われます。
そして何よりその映画で得られるものは何も無い。何も無いんです。
映画気になる人はひとまず3分程の動画を見てみてください。
あれが1時間続いても耐えられる方のみ、見る事をお勧めします。
制作側は本当によく考えてるなと感心する作品でもあります。
ここまでわけのわからない、ただ笑うしかない映画はなかなかないです。