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最近

仕事の関係で

ある、"支援 & 援助団体"の運営する

"グループ活動"へ参加してきました。

 

 

 

豪州に慣れ親しんでいる方には承知の事だと思いますが

豪州は多種の国籍、人種で作られている国で

プラス、

ちょっと歴史に詳しい人なら

豪州人(WASP)が持つ

"人種差別"の歴史を

ご存じなのではないかと思います。

 

 

 

まぁ

そういった背景がある国なので

国籍や人種による差別が起こらない様、

ここにもやはりクリアーな『法律」が設けられました。このとおりです

 

 

 

その為

こういった支援 & 援助団体は、

どこの国籍、人種の人達にも門が開かれていて、

明快な理由なく(注1※)

人種、国籍を理由に

団体として、支援 & 援助を断ることができなくなっています。

 

 

 

なので

こういった支援 & 援助団体へお手伝いに伺うと

"国籍、人種のミックス・サラダ・ボール"って感じで、かお

その色とりどりさに

大概

楽しく過ごさせて頂くんですが

残念ながら今回は

そのうちの一つには入りませんでした。む

 

 

で、

今回、お互い、

このグループで会うのが四回目だったんですね。

 

 

まぁ、人種、国籍が違うと言っても

四回くらい同じメンバーで会って活動していると

初めの頃の緊張感も溶けて来て

会が徐々にリラックスして来る時期で…

 

 

特に今回のグループは偶然

女性だけで構成されたグループだったので

(今回も楽しい会になりそ~音譜アップ爆  笑)

って思ったわけです。

 

 

本来、

元々決められていたプログラムを続行する筈でしたが…

 

きっかけがあり、

そこに居た

ある個人が勇気を持って

自己の個人的なヒストリーを

私達全員の前で語り始めたので

全体で彼女の話を聞くことになり_______

 

 

 

このイニシエイターの彼女の勇気に触発されて

他の数名の女性達も自分達に起きたヒストリーを

勇気を持って発言し始めました…

 

 

 

心理関係従事者はお分かりだと思うんですが

トラウマを抱えている方には

公衆の前で話をする事も

リカバリーへの道のりの一つになることがあり、

参加者の誰かがそういう話を話し始めた場合は

場の状況にもよりますが

ヘルパーや専門家、スーパーバイザーの監視の基、

お話を進めてもらいます______

 

 

今回はたまたま女性だけ、

私達福祉関係の関係者も含め15名そこそこの少人数、

プラス、

リラックスしたムードがそこにあったから

こういう事(お話をすると言う事)が

起こったのだと思うのですが_________

 

 

 

実際

彼女らの様な経験をした人達が

公衆の前で

"トラウマの箱"を開けることは

非常に難しいんです。

 

 

 

何故なら、

人間としての尊厳を剥ぎ取られた彼女達にしてみれば

『話さない』

という決断は

 

自己の安全を確保する行為に繋がるからです。

 

 

 

もう

傷付くことは沢山なんです。

 

 

 

『箱を開けない』=『話さない』で

自分を守っているのです。

 

 

 

そして

『話す』という行動に移せる様になるまでは

壮絶なまでの自己内葛藤を通過しなければならず、

激しい自傷と共に

生き抜くことをゴールとして毎日を暮らしています…

 

これに失敗すると

命を落とす人もいます…

 

 

ヒストリーを話し始めた彼女達の殆どは

戦争、政治的な問題から

豪州へ逃れて来た難民、避難者でした。

 

 

 

彼女達が受けた仕打ちは

当たり前の権利に守られて住んでいる私達には

到底理解する事ができない

『生き地獄』。

 

 

 

残虐非道、鬼畜の所業で埋め尽くされていました…

 

 

 

だからね…

 

 

人前で話せる様になったと言う事は

相当努力を重ねて来たということで______

 

 

 

並大抵の

本人の努力無しではここまでには辿り着かないのです________

 

 

 

 

それでも…

彼女達に待っているものは

まだまだ続く長い長いリカバリーへの旅…

 

 

 

難民として体は豪州に受け入れられても

鬼畜の所業を何年も何十年も受けた彼女らの

心や精神に受けた傷はそう簡単には癒えません…

 

 

 

私らの様なヘルパーやカウンセラー、

専門家、医療従事者達のサポートを受けながら

自分の足で一歩、一歩、リカバリーへの道へ自分をガイドするしかないのです…

 

 

 

 

そして彼女らはそれを十分に理解しています。

 

 

 

だから泣きわめく事はあっても

ヒーリングがうまく行っていないことを

絶対、他人のせいにすることはしないのです。

 

 

 

そんな彼女達の努力に胸を打たれ________

 

 

 

私はこの活動を細々ではありますが続けられています。

 

 

 

 

しかし!

 

 

 

 

この勇気ある美しい場を

一瞬にして汚した者が2名。

 

 

 

 

純WASP。

 

 

 

 

「なんでアンタたちだけが辛い思いをしてると思ってるの?」

「英語が喋れないから?」

「難民だから?」

「難民だから皆に、国に、優しくしてもらってるじゃない」

「そうそう、私達WASPだって辛い思いしてるっていうのにさ」

「アンタたちばっかり優遇されてさ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

え?

 

 

誰も

貴方達 「純WASPが苦労してない」なんて

誰も発言してないけど?

 

「難民の自分達だけが苦労している」なんて

誰も発言してないけど?

 

 

 

勘違い、

間違った決め付け、

間違った思い込み、

自己中心的な先入観もいいところ。

 

 

 

こういう考え方をした人間がまだこの界隈に存在している事に

吐き気がした。

 

 

 

嫌気がさしたので

私はこの純WASP2名の発言には

一切コメントしなかった。

 

 

 

そして

私の純WASPの同僚(!)も

私と同じ気持ちだったようで(同じWASPでもこんなに違う!)

彼女達のコメントに際しては一切意見しなかった。

 

 

 

人種差別がされない様に

いろいろな法律が整ってるけど

彼女らの様な自己中心者は

こうやって社会から見放されて行く。

 

 

 

当然だ。

 

 

 

これからの未来は

こういう愚か者が

もっと躊躇にクリアーにあからさまに

社会から浮き彫りになってくるだろう。

 

 

 

私が彼女ら2人に言えることはただ一つ。

 

 

 

「Good luck with your life」。

 

 

 

Selfish-ness と Self-knowing の違いが判っていない。

だから発言を間違える。

一生そうやってなさい。

 

 

帰り際は勝ち組とカフェで

テーブルを囲んでカフェ・ラテ飲んで気分をリフレッシュ音譜爆  笑

 

 

あぁ~~楽しかった~~♥akn♥heat+kira*

 

 

これからも私は勝ち組と進んで行くぞぉ~!!!!!!腕。ちぃちゃん蝶々

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

 

 

りば☆^^

 

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注1※

明快にその理由を述べられている場合は、

特定の人種、国籍者がメインで集まってしまう事を

許容されています。

例えば:

『会は、英語に馴染みのない日本人達の為に開かれている会なので、進行は

全部日本語で行なわれております。なので、会への出席は、"日本語のスキルを有している方"

という規定を設けさせて頂くことをご了承下さい』 など。

これは、

日本語が分かり、

日本語で意思疎通ができる者であれば誰でも参加OKということです。

ですが、

"日本語習得"が会へ入会できる事への条件となっているので、

必然的に

"日本人"という人種、

国籍保持者が多くなったり、

殆どの人口を占めることにはなります。

でもこれは人種差別には当たりません。